ミラー・アーカイブ 作:治療の神ディアンケト
俺こと鏡野メタモルの日常は平穏とは程遠い。
少し前迄は何だかんだ朝起きてゆっくりコーヒーの1つ嗜む時間があった…んだが最近は治安が悪くなるわ金が足り無くなるわで最近は出稼ぎと緊急出動の二重責めにあってる、何故子供に戻ったというのにこんな重労働せにゃならんのか、理解出来ぬ……
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-トリニティ自治区 カタコンベ-
「ここが噂のアリウス自治区前かぁ~!テンション上が……るような場所でもねぇな此処」
「まさかトリニティにこんなデカイ墓地が有るなんて思わなかったすねぇ副会長、と言うかアリウスって何ですトリニティ近くでそんな自治区聞いた事無いっすよ?」
「うーん、二言で言うならトリニティガチアンチ勢にして殺しの技術教え込まれてる物騒な学園だよ
「怖っ!?と言うか何でんな事知ってんです?」
「………俺の神秘がそう言ってるから?」
「副会長……誤魔化す時いっつもそれ言ってるっすよね……便利何すか?」
「うん、めちゃくちゃ便利」
「い、言い切ったった…」
「まぁ嘘ついてもしゃーないだろ?言及はしないでくれ、ほれ、みっともなく泣くぞ?」
「お、大人気な……と言うかそーんな物騒な所に来て何するんで?実は何も知らないまま着いてきたっすけど」
「いや何、宝探しでもと思ってな」
「宝探し……こんな寂れた墓地に?」
「おう、寂れてるって事は要はだーれも手をつけて無いって事だからな、目当ての宝が眠ってるかもしんねぇと踏んだ訳よ」
「……墓荒らしでもする気っすか?正直ドン引き何ですけど……」
「しねぇよ!流石の俺でも地獄だか天国だかでバカンスに行ってる奴らの墓掘り起こす程畜生道に落ちてねぇってんだ!!」
「じゃあ何やるンすか?」
「よく聞いてくれたな……ズバリ!」「ズバリ?」
「オーパーツ探しだぜ、鉄筒後輩」
「オーパーツ……?あーそう言えば副会長が時々持ち帰ってたあのよくわからん奴っすね、それすか?」
「それそれ」
「言っちゃアレですけどアレ売れるんです?どう見てもガラクタとか変な道具っすよね?」
「ふぅん…それは違うぞ鉄筒後輩、一見するとガラクタかもしれんがオーパーツに分類される物にゃ一部の研究家とかからしたらどえらい需要が有る、それこそ完全な物なら数十万以上の価値で取引される……かもしれない!」
「そこは言い切って欲しかったっすね……でも要は金になるって事っすよね?」「そゆこと~」
「ならとっとと探して持ち帰りましょう副会長、こんな薄暗い所、いつ幽霊だのさっきのアリウスだの出てもおかしくないんすから……あー怖怖」
「ま、アリウス自治区の奴らは普段自治区に籠ってるから出て来ねぇ筈だから安心しな、幽霊は知らん」
「ひー!幽霊だけは勘弁して欲しいっすねぇ~!」
「幽霊は苦手か?」「そりゃそうっすよ!だってアレ銃が効かないンs」
「お腹空いた……誰か…助けて……」
「「…………」」
「あー鉄筒後輩、俺の幻聴だったら良いんだが…今の声聞こえたか?」
「………きっっこえて欲しく無かったすけど聞いちゃったっすねぇ!!あー言わなきゃ良かった!!」
「ご愁傷さま……んでどうするよ、鉄筒後輩」
「とっとと声の所に行くっすよ副会長!これでも救護課の課長なンすから幽霊だろうと苦しんでる奴なら助けるに決まってるすよ!」
「流石救護課の課長、やる気は十分か……そいじゃ助けに行きますか、前は任せな、痛いのは余り好きじゃないけどケツ持ち位はしてやるぜ」
「さっすが副会長!こういう時はホントに頼りになるっすねぇ!!副会長万歳!」
「ほら行くぞ鉄筒後輩、幽霊がお腹空かしてるんだ、とっとと飯食わせてやらねぇとな」「はいっす!」
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「ごめんなさいマダム…もう弱音を吐きませんから自治区に返して下さいマダム……許して下さい…」
「見つけたっす!」
「よくやった鉄筒後輩!」
「それでこの子が声の出処……すけど」
「ははーん成程ね、幽霊の正体はアリウスの生徒だったって訳か……」
「この子が……?副会長、アリウスってのはトリニティガチアンチの殺し屋集団って話っすよね…?」
「おう、本来はその筈何だが……見事に倒れ込んでるな…生傷もひでぇ……」
「あれ…アナタ達は…ヒヨリ先輩が言ってた食の妖精さん……?」
「おーそうだ、俺たちは君を助けに来た妖精さんだ、砂糖水でも何でもあげるぞ~」「副会長…その子目の焦点が」
「やった……今夜は砂糖水にレーションのフルコース……だ……」
「おい、大丈夫か?おい?」
「副会長、その子極度の栄養失調っす…このままじゃあ……多分マジに死ぬっすよ……」
「そっか……」
「鉄筒後輩…今日は運が良かったな」
「はぁ??何処がっすか?この子が死にかけてるってのに良くそんな事言えたもんっすね…!?」
「だって俺らが今日来てなかったらこの子はそのままだったんだぜ、でも偶々とはいえ俺らが見つけたんだ」
「こいつにとってこれ以上の幸運が有るかよ」
「副会長…!」
「よぉし鉄筒後輩!これからディアンケト自治区まで引き上げる!帰るまでの間ビタミン剤と栄養剤を無理にでも…いや、無理させない程度に摂取頼む!点滴までの命を繋げるぞ!」
「了解…っ!!」
拝啓、未来の俺へ、原作……ブルーアーカイブ本編の流れを変えない為に余り変な事には介入してきませんでしたが死にかけてる女の子を見て我慢出来ませんでした、これで万が一変なバタフライエフェクトが起こって世界滅亡とかになったらその時は神様を一生恨むと思います、という訳で未来の俺、頑張って下さい、後、薄汚ぇアリウスの生徒会長のオバチャンはとっとと先生にしばかれろ!!
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-生徒会室-
「と、言う事が有りましてですねぇ…」
「成程………何そんな危ない所に首突っ込んでんですか?」
「お金が欲しくて行った、後悔はしてない、何なら人助けれたから達成感すらある」
「ほんっっっとうに反省の色を見せてないですねその顔……はぁ……」
「何時もなら説教1時間コースですけど……今回優先する事が有るので不問にします」
「良かったぁ…正座するのも疲れ「但し」はいなんでしょうかぁ!!」
「今後そのアリウス自治区?に行く場合は必ず4人編成で行く事、後万が一今日のような出来事に遭遇したら即刻作業を中断してこちらまで連れ帰って下さい」
「了解!」
「ほんっっとうに返事だけは良いですね……」
「こいつが俺の取り柄なもんで!」
「……その返事の良さを他にも活かしてくれれば文句無いのですが…」
「そりゃ無理じゃろ」「はぁ………」
ガチャン!
「メタモルちゃん!シラコちゃん!運び込んで来たあの子!目を覚ましたよ!」
「良し!、山場超えたか!」
「良かったです、目を覚ましましたか……」
「ほら!2人とも早く行こう!」
「了解!救護魂を見せてやる!」
「いえ、私はここにいm「海道後輩も行くんだよ!」ふぎゅ!?」
俺こと鏡野メタモルには夢が有る、それはこのキヴォトスで平穏に過ごす事だ…コーヒー片手にニュースを見ながら重役出勤、そんな毎日を送る為に日々努力している……のだが上手くいかないものである。
今日だって原作、特に先生がマジのマジにやばかったアリウスが絡む事件には影響しないだろうがどっち道アリウス絡みに首を突っ込んだのには変わりない、本当だったらオーパーツ漁ってウハウハする予定だったと言うのに踏んだり蹴ったりである。
でもまぁ目の前で人が死ぬのを見捨てるのは流石に目覚めが悪いので良かったのかもしれん……多分………。
キェー!!それはそれとしてただの女の子に酷な物を背負わせたがるキヴォトス君はカスや!!連邦生徒会は速やかにアリウス自治区に介入しろ!あの自治区生徒ですら無い悪い大人が生徒会長やってんぞ!はよどうにかせんかい!
主人公
オーパーツ収集と言う名の投資の為にわざわざトリニティのカタコンベまでやって来た、因みにわざわざカタコンベまで来た理由は何か古そうだしオーパーツとか眠ってるんじゃね?何てアホみたいな考えである、もうすっかり君も立派なキヴォトス人やね、結果的に人助け出来たのでヨシ!(金周りは全然ヨシじゃない)
救護課の課長、会長と副会長はここぞと言う時だけはマジで頼りになるから着いて行ってる、副会長鬼つえぇ!!このまま救護の邪魔する奴全員ぶっ倒して貰おうぜ!!!
アリウス生徒
口減らしにポイ捨て(推定)された子、発言からも察せられるようにめちゃくちゃ限界生活である、ファ〇チキとか食べたら感動の涙泣いちゃう位には限界である。
マジにピンチな所を偶々通りかかった2人組によって保護された、こんな子がアリウスにはまだ沢山いるんだぜ!地獄か?地獄だったわ……
現ディアンケト救護学校の生徒会長にして唯一今年で成人して酒が飲める年齢になる生徒。
本人自身の戦闘能力は余り無いので会長になるとは露にも思っていなかったようだが副会長である鏡野メタモルによって会長職を押し付けられ会長になってる、慈愛の会長と暴力の副会長で意外とバランスが取れており意外と評判が良い、実は訳あって現在偽名を名乗っており本名は梔子ユメ。