今回からは主人公だけではなくヒロインたちの目線が入ります。
リナ目線。
私は家に帰り、風呂に入る。
遊びに来ていたリカ姉ちゃんと一緒だ。
リカ姉ちゃんは私の母親違いの従姉である。
湯に浸かる二人
リカ「たく~。リリカの奴~……。」
リリカとは私の姉である。
リカ姉ちゃんのことが大好きなシスコンなのである。
リカ「どうしたのだ?」
私が考え事しているとリカ姉ちゃんが話しかけてきた。
リナ「ちょっとね……。」
リカ「何があったか知らないがそんな顔をするな。辛い顔をすると幸せがこないぞ。」
リナ「……ありがとう……。」
確かにその通りだ。
唯のことが気になるが今は気にしたら駄目だ。
あいつは絶対に捕まえる!
そう、決心したじゃないか。
リカ「しかし、父上に会えると思って来たのに、肝心の父上がいないとは……。」
リナ「あははは。パパは出張中だから、明後日までいないよ。」
リカ「そうなのか? なら、仕方ないな。」
そして二人は風呂からあがり、寝間着を着てリビングへ向かった。
夢美姉ちゃんが台所で晩御飯の支度していた。
時刻は午後7時。
リカ「賑やかな家だな。」
リリカ姉ちゃんとアリルがゲームをしていた。
いつも、うるさい二人だ。
光「あいら、かわいいよ。」
あいら「抱きつくなー!!!」
光姉ちゃんはあいら姉ちゃんに抱きつこうとする。
あいら姉ちゃんは全力で逃げる。
光姉ちゃんもあいら姉ちゃんも母親違いの従姉妹である。
賑やかな家。
家族を守りたい。
そう、決心した私だった。
裕太目線
次の日の学校。
俺は教室にいると放送が流れる。
放送「高等科2年G組、東山裕太。中等科2年F組、中島リナ。至急、学園長室へ来てください。」
裕太「何の用だよ……。」
岳「俺も行くぜ。」
俺と岳は学園長室へ向かった。
学園長室。
リナがもぅいた。
速いな。
三人は学園長の前に左から岳、裕太、リナの順に立つ。
学園長「どうも♪ 学園長のフェリド・スクパレードです。宜しく♪」
裕太「っで、用は何ですか?」
フェリド「用とはこれだよ。」
フェリド学園長は一枚の手紙を見せた。
岳「それは?」
フェリド「唯ちゃんからの予告状だよ。」
裕太「予告状!? 唯からの!!?」
リナ「内容は?」
フェリド「えっとね……。」
手紙の内容は午後0時に、この学園にある秘宝エターナルエメラルドを手に入れる。それまでに対策考えといてねー♪♥と書かれてあった。
フェリド「君たち三人は怪盗唯ちゃんを捕まえて……。いや、止めてきて欲しい。」
リナ「分かりました。」
フェリド「頼んだよ~♪ あっそうそう、響ちゃんに頼んだら?」
三人は学園長室を後にした。
岳「しっかし、大変なことになったな。」
裕太「あぁ……。リナ、俺と戦友団(パーティー)組まねぇか?」
リナ「……考えとく。」
リナは急いで去っていった。
岳「何だ? あいつ。」
裕太「さぁー? 所で響って誰?」
岳「島風響。高等科1年で夜専門の武装。確か、怪盗専門でもあったな。」
そして、昼休み。
俺は岳と別れ、響の教室へ向かった。
高等科1-A。
一人の女子生徒に俺は話しかけた。
裕太「すみません。島風響ちゃんいる?」
女子生徒「その子ならあそこで寝ているよ。」
女子生徒が指した先に教室の真ん中の席で寝ている響がいた。
響を起こそうとしている女子生徒が隣にいた。
女子生徒「姉様、起きて! 客人です!」
響は目が覚める。
響「……うーん…。何? ことり」
そして、俺と響とことりは中庭の椅子に座る。
響とことりは帽子を被っていた。
黒髪のロングヘアーが響、白銀髪のロングヘアーがことりだ。
響「っで、何か用?」
裕太「先輩に対してその口の聞き方!?」
ことり「すみません!」
裕太「実はさ。」
俺は学園長室で話したことを話した。
響「……なるほど。奴がね……。」
ことり「どうする? 姉様」
響「これは腕が……。」
急に響は寝た。
って寝るのかよ!?
裕太「寝た!!?」
ことり「すみません! 姉様は夜型なもんで!」
何なんだ?
この姉妹は。
双子みたいやし。
調子くるうな~……。
響は起きたようだ。
響「………Buong iorno (おはよう)……。」
ことり「おはよう。」
響「私も手伝う。」
裕太「すまねぇ。ありがとう。」
響「prego(どういたしまして)」
裕太「何て?」
ことり「すみません! 帰国子女なので!」
裕太「じゃあ。」
俺は響とことりと別れた。
ことり「姉様! 日本語で話して!」
響「Mi dispiace,ma non capisco(ごめん、何言っているか分からない)」
ことり「姉様!!」
こうして島風姉妹とともに唯を捕まえることになった。
絶対に止めてやる!
イタリア語の()は意味です