初めましての方は初めまして、一応私の書いていた世界掲示板との繋がりもちょっぴりあります
人類は、古来より怪異のモノと戦い続けてきた。
それら怪異をウィッチと共に人類は退け、滅ぼし繁栄を遂げた。
1936年、それは何の前触れも無く現れた。
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1940年6月
帝政カールスラント
首都ベルリン
もともとは活気があったのだろう街の廃墟となってしまった建物の屋上に腰掛ける、装着されたストライカーユニットは煙を吐き、腹部からは血が滲んできた。
『ベルリン上空にて各防空任務に上がっているウィッチ!返答は不要!方位2-2-2から2-6-7から中型1小型12の敵集団が接近!対処を頼む!』
『くそ!上空援護のウィッチももう限界だ!まだ避難は終わらないのか!』
『第27砲兵中隊は前進し直接照準での対ネウロイ戦闘を敢行する!』
耳に付けたコムからは阿鼻叫喚の戦場の様子が窺い知れる
…まぁ当然だろう、既にネウロイがベルリンに攻撃を仕掛けてから7日。
各守備隊は市民を逃す為決死の防衛戦を仕掛けている、自国であるカールスラントを守る為に彼の国のウィッチ達は睡眠すら削りその数を擦り減らしつつも先程まで上空で防空任務に就いていた。
今まで交代でやってきたブリタニアのウィッチ隊がおそらく敵の居る方向へ飛び去っていった。
私の原隊は壊滅した、頼りになった隊長は度重なる攻撃によりシールドを破られ片足を失い墜落、僚機はストライカーユニットだけを残し戦死。
他の仲間達もどこへ行ったのかわからない。
先程撃墜した小型ネウロイにやられた腹の傷からの血の流出も緩やかになってきた…多分もうすぐ死ぬ
あぁ…ちくしょう
死にたくなかったな
普通に仕事して、普通に恋をして、普通に結婚して…
…こんな事考えてもしょうがないか、せめて死体くらいは回収して欲しいから緊急キットの中の発煙筒でも焚いておくか
ドックタグくらいは回収してくれるだろう
感覚があるんだかないんだかわからない腕を動かして緊急キットの中から発煙筒を取り出し点火する。
緑色の煙が焚かれ手元からこぼれ落ちる
死にかけだというのに不思議と綺麗だと思った
目を瞑ろうとした時、声が聞こえた
「おい!そこのウィッチ!…うわ!?死にかけじゃないか!クラウディア!治療!」
目を開けると、リベリオンのフライトジャケットを羽織ったウィッチが私の前でホバリングしていた、その背後にはロマーニャ空軍の制服を着たウィッチとオラーシャの国旗を肩に縫いつけたウィッチが同じ様にホバリングしている。
クラウディアと呼ばれたウィッチがゆっくりと私の前にホバリングし、腹部を診察する
「大丈夫ですからね」
無理だと言おうと口を開いたが、声が出なかった。こんな傷を治せる治癒魔法の使い手なんて聞いたことがない…というのに
「腹部貫通創…まずは止血を…よしよし」
彼女は汗を吹き出しながらも私の傷を止血してみせた
「…ふぅ…ふぅ…とりあえず止血完了」
息も荒く、汗も吹き出して今にも倒れそうだが…助けてくれた
「大丈夫か?」
「ええ、大丈夫です…ありがとうございますタチアナさん」
タチアナというオラーシャの国旗を縫いつけたジャケットを羽織っているウィッチは気遣わし気にクラウディアさんを見た後私に羽織っているジャケットを渡してくれた
「君、服がボロボロだ。そんな格好で味方陣地には戻せないからこれを貸してやる、戻ったら返してもらうぞ」
そんな!と声を上げたかったがやはり声は出ない、煙やそもそも体力が残っていない
「うん?…隊長、この子もう飛べなさそうだ」
隊長…リベリオンのフライトジャケットを羽織っているウィッチは少し悩んでからクラウディアさんに私を運ぶ様に命令し、私は抵抗出来ずに味方陣地へと後送された。
野戦病院で彼女達の噂を聞いた、
リベリオンウィッチの生き残りとロマーニャとオラーシャからの義勇兵の小隊の噂を
野戦病院で待っていたら彼女達にまた会えるかもしれないと毎日待ち続けたが、彼女達は戻らなかった。
戦死したとも聞かなかったが…あの状況だ、誰にも確認されなかったのだろう。
私は彼女達の仇を取る為にリハビリに励みアフリカ方面に配属されることになった。
地中海を船で揺られながら辿り着いたトブルク、そこで当然かの様に立っていたあの3人
私は泣いた
泣いた後に私は思いっきりタチアナさんに借りていたジャケットを叩きつけた
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54:イブリン
なぁんで俺ウィッチになってんのかなぁ!?
55:クラウディア
まぁ仕方ないですよ、とにかくやれるだけやらないと
56:タチアナ
なんでアイツらは変わらなかったんだよ!
57:スオムス
いやぁ、悪いね
58:扶桑
出来るだけはしてやる(やるとは言ってない)
59:ブリタニア
お前達は俺たちの手のひらで都合の良い駒として動くのだ
60:ロマーニャ
在らん限りの支援はしてやるからよ
61:オラーシャ
そんな事よりこの広大な土地にどうやって農地広げようかな
62:スオムス
無理だって…!こんな貧しい土地じゃ…!農業は…!
63:カールスラント
誰か俺の心配してくれよ
64:リベリオン
いやー、なんとかオストマルクで食い止めたかったんだけどネウロイ強えわ
65:ブリタニア
虎の子の陸戦ウィッチ全投入したのに食い破られたからな
66:扶桑
こっちも送れるだけの陸戦部隊送ったんだけどね…
67:ロマーニャ
数と特性が厄介すぎるわ
68:イブリン
倒しても倒しても奴等現れるからな
69:クラウディア
だんだんと見送る事に慣れてきました
70:扶桑
あー、キツそうだよな
71:タチアナ
ネウロイとの戦闘では怪我人の方が少ないしその怪我人もビームで焼かれてるから当たりどころによってはな
72:ブリタニア
今統合戦闘航空団の設立準備めっちゃ頑張ってるから!
73:リベリオン
俺も遣欧部隊の編成急がせてるから頑張ってくれ!
74:ロマーニャ
でもこれでベルリンに巣が出来るんだっけ?次は?
75:スオムス
ガリアだっけ?ロマーニャ方面だっけ?オラーシャ方面だっけ?
76:リベリオン
覚えてないな
77:オラーシャ
アフリカじゃなかったか?
78:扶桑
じゃ次の派遣先決まったな
79:イブリン
え、ベルリンで戦ってたのに今度はアフリカっすか?
80:カールスラント
行ってきてね
81:ブリタニア
準備が整うまでの間、君達には馬車馬の様に…いや整っても馬車馬の様に働いてもらう
82:タチアナ
超ブラック!
83:クラウディア
転職って可能ですか?
84:オラーシャ
そこに無ければないですね…
85:スオムス
本当に頑張ってくれ
86:イブリン
吐きそう
タチアナ・ユーリエヴナ・レベデワ
神と名乗る存在によってストライクウィッチーズ世界は転生させられた可哀想な人1
今世ではオラーシャにて生まれ、ウィッチとして責務を果たす
使い魔はフィニッシュラップフンドで能力は怪力(弱)
本人曰く便利な力らしい
イブリン・フォスター
神と名乗る存在によってストライクウィッチーズ世界へ転生させられた可哀想な人2
今世ではリベリオンに渡ったブリタニア貴族の娘として生を受ける。
使い魔はカラスで能力は風を操る能力
本人曰くできる事は多いけど弱い
クラウディア・フェッラーロ
神と名乗る存在によってストライクウィッチーズ世界へ転生させられた可哀想な人3
今世ではロマーニャの地主の娘として生を受ける
使い魔はタヌキで能力は集中治癒
本人曰く凄い疲れるし対して傷も治せないがやらないよりマシ
次回から時系列を最初にします