DOG DAYS 勇者の親友は銃戦士   作:孤独な白狼

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初めまして、孤独な白狼と申します。
今作が初投稿になります。
正直駄文ですが…よろしくお願いします。
絵を描く際の気分転換とはいえ、こちらの二次小説もやるからには一生懸命がんばっていきたいと思っていますので気に入ってもらえれば嬉しいです。
では、どうぞごゆっくりしていって下さい。


第1話 始まり

ユウトside

 

「ハァ…ハァ……やっと…クリアか…報酬は……入ってるな…よし!!」

 

このイベント後30分で終了なんだよな…危なかった。

俺は今 InfinitySkill・Online(インフィニティスキル・オンライン)(※今後ISOと表記)という剣・銃・魔法何でもありなVRMMOのゲームの世界にいて、今日の朝9時までの限定イベントクエストをやっていた。

 

「あ~こんなに時間のかかるクエストだったとは…まぁ目的の物はゲット出来たし…」

 

このイベントの報酬は銃器の中で最も手に入りにくい対物ライフルのPGMヘカートⅡだった、俺は地雷武器と言われている銃器だけを愛用していて戦闘によって使い分ける為に様々な銃器をコレクションしていた。

大まかに分けると、実弾銃・レーザー銃でそこから更に拳銃・小銃・騎兵銃・狙撃銃・対物ライフル・散弾銃・機関銃・擲弾銃と区別されており、ヘカートⅡなどの対物ライフルは最近のアップデートでやっと実装されたばかりだった為どうしても欲しかったのだ。

 

「ヘカートⅡも手に入れたし…もう寝落ちしそうだし街に戻ってログアウトするか…」

 

フィールドではログアウト出来ないんだよな………あれ?…そういえば……このイベント…朝9時までだった筈…後30分…って事は……。

 

「…………ッ!?」

 

8時30分!?…ヤバ……確か今日は…終業式があったはず…どう頑張ってももう間に合わないな…仕方ない終業式は諦めてホームルームには何とか出席出来るように急ごう。

勿体無いが街にいける転移アイテムで戻り宿屋でログアウトした。

ログアウト処理と同時に意識がリアルに戻り俺はVRゲーム用のヘッドギアを外しすぐに服を学生服に着替え今は亡き母さんに貰ったロザリオのネックレスを身に着け1階に降りた。

 

「もう、朝食とか時間ねぇし走りながらカロリー○イト食おう。母さん父さん行ってきます…」

 

そんな独り言を言いながら俺はバッグにカロリー○イトと携帯、MP3プレイヤー、ソーラの充電器を詰め、最後に二人の仏壇(母さんと父さん)に手を合わせてから自分の通う中高一貫校の【紀乃川インターナショナルスクール】へと急いだ。

 

 

 

シンクside

 

「シンクー起きてる~?」

 

あ、ベッキーが来たみたいだ。本名はレベッカ・アンダーソン僕の幼馴染。

 

「うん起きてるー」

 

早く着替えを終わらせてっと…うん、OK。

 

「だったら早く降りてきて~遅れそうなら置いてくわよ~」

「!?ちょっと待って~すぐ行くから~」

 

えっとバッグは…あった、後は携帯と懐中時計っとこれで準備完了。

そして2階のベランダに出て靴を履く。

 

「おはようベッキー」

「おはようシンク」

「あれ?ユウトは?」

「来てないわよ?」

 

何時もならベッキーと同じタイミングで来るのに…まぁ用事があって先に登校してる事もあるし、本人も「俺が来てない時は待たなくていいぞ」って言ってたからもう行くけどね。

僕はバックを空中に投げ、ちょうど下にあるベッキーのいる歩道目掛けてベランダからバク転宙返りをしながら飛び降り、落ちてきたバッグをキャッチする。

 

「はい、お見事~」

 

そして僕達は学校の方へ歩き出すと。

 

「そういえば、明日から春休みだけど、シンクは何処か行くの?」

 

あ~そういえば言ってなかったな~。

 

「う~ん、僕は里帰りでもしようかな?って」

「里帰り?ってイギリスの方?」

「そう、向こうは練習出来る場所もたくさんあるしね」

 

とか言いながら僕はガードレールに飛び乗って平均台に見立て歩く。

 

「ほんと、アスレチックが好きよねー」

「それは、まぁ、楽しいからね。今年も7月と9月に大会があるからガッツリ鍛えとかなくちゃだし」

「アイアンアスレチックよね」

「そ、7月が予選で9月が本戦」

「去年は惜しかったもんね…後1歩で優勝出来なくて…」

「だよね、ベッキーにも応援してもらったのになぁ…」

 

あの時は悔しかったなぁ~。

 

「でも、2位でも十分すごいと思うけどね~」

「でもやっぱ、今年こそは優勝したい!だから春休みはレッツ猛練習!」

「はいはい…頑張って~」

 

と苦笑するレベッカ、あれ?僕変な事言ったかな?

あ…まだ言ってない事あった。

 

「あ、そうだ忘れてた」

「何?」

「春休みの最後の3日間、ベッキーとお母さん、お父さん暇?」

「どうかな?何で?」

「うちの母さん父さん戻ってくるから、一緒に和歌山の別荘に行かないかって」

「うわぁ~本当~?」

「うん。七海も来るんだって~後、ユウトにも声かけてある」

 

ユウトはまだ来るか分からないけどね、メールの返信来てないし。

 

「いいわね。素敵。」

「丁度お花見の季節だし、お父さんとお母さんが忙しそうならベッキーだけでもって」

「そ、そう。でも、やぁ~よ何時かみたいに私達をほっぽって七海とアスレチック遊びとか、棒術ごっこばっかりとか…」

「平気!前日までにボロボロになるまで、特訓しとくから!」

 

あ~~そう考えただけでもワクワクする~~。

 

「あ、あんまり無茶苦茶しないようにね…」

 

とベッキーはまた苦笑い……あれ?僕また変な事言ったかな?

あ、着いた。

 

「それじゃベッキー予定確認しといてね~。」

 

と言いながら僕は自分の下駄箱に向かう。

 

「うん、メールする~」

 

よし、教室に向かおう。

僕はこの時後ろの生垣に隠れて視線を向けてくる、変わったデザインの()()()咥えた(・・・)()()()がいる事には気がつかなかった。

 

 

 

場所は変わって体育館

 

「あぁ~、今年1年間のスクールライフは充実していただろうか?皆、それぞれ生まれた国は違ってもこの日本で過ごす日々と仲間達との思い出は共通のものだ。明日からの春休みもそれぞれが……」

 

と校長が長々と演説しているのを後ろに聴きながら僕は廊下を走っていた。

そういえばユウトはどうしたんだろ?終業式にはいなかったけど…遅刻かな?

まぁユウトの事だしISOで徹夜でもしたんじゃないかな?最近確か…限定のイベントをやってるって言ってたし…昨日「予定無かったらイベント手伝ってくれないか?」って言われたけど…イギリスに里帰りする為の準備をしないといけなかったから断ったんだよね。

そんな事を考えながら前から来た担任の先生の横を通り過ぎた時、先生から声をかけられた。

 

「和泉、どうした?早退か?」

「すいません。飛行機の時間がありまして」

「そうか、気をつけてな」

「はぁ~い」

 

 

場所は変わって教室

 

僕は自分の席に置いてあるバッグを取って窓を開け、窓の縁に出る。

(日本は良い国だと思う、特に、この紀乃川市は平和だし便利だし……でも、体を動かして遊べる場所が少ないのは少しだけ…窮屈で退屈、どこか近場にあればいいのになぁ、ISOもいいけどゲームの中でステータスを強化した自分じゃなくて…リアルの自分の力でおもいっきり暴れられる場所…)

そんな事を考えながら僕は縁を伝って行きながら正面玄関の屋根に乗り移る。

あれ?あれって…今下にいるのユウト…じゃないかな?本名は黒葉 ユウト(くろば ゆうと)僕の1番の親友。

 

「お~い、シンク~今から行くのか~?」

 

あ、やっぱりユウトだ。

 

「そうだよ~今から空港に向かうんだ~」

「そっか~気をつけろよ~」

「うん、ありがと!」

 

そろそろ、行かないと飛行機に間に合わないし早く下に降りよう。

僕は家を出る時と同じようにバッグを空中に投げ、バク転宙返りをしながら飛び降りた。

でも、僕が空中で回転しながら落下している途中、突然生垣から()()()咥えた(・・・)()()()が僕の着地予測地点に現れた。

 

「え?」

「ワン!」

 

とそのワンコは鳴きながらその短剣を掲げた後その場に突き刺した。

すると突き刺した短剣を中心に巨大な魔方陣のようなものが現れ…その魔法陣の中心の部分は真っ黒な穴になっていた…。

 

「えっ……?えっ!?えぇ~~~~~~~!?!?」

「……はっ!?あ、シンク~~~!!」

 

僕は空中にいた為、方向転換出来ず親友の珍しく焦ったような声を聞きながら…その魔方陣の穴に吸い込まれてしまった…。

 




ここまで読んでいただきありがとうございました。
一応まだストックがあるため近いうちに第2話を投稿すると思います。

次回 出会い

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