DOG DAYS 勇者の親友は銃戦士   作:孤独な白狼

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あ~基本原作に沿って書いてると他の方とどうしても最初の方は表現が被ってしまう事もあって違う表現で合うのを探すのがとても大変ですね。
オリジナルの展開?が交ざるのはおそらく4話位になるでしょうかね…。
絵がメインでこっちは息抜きのつもりだったのに…今じゃ優先順位が五分五分になってる
気がする…。まぁ気分転換にはちょうどいいか。
では、どうぞごゆっくりしていって下さい。



第2話 出会い

ユウトside

 

「ハァ…ハァ…」

 

俺はやっと学校の門にたどり着いていた。

終業式には間に合わなかったけど、走って来たから何とかホームルームには間に合いそうだ…眠い…教室着いたら…速攻寝よう。

ホームルームの内容は…後でベッキーに聞けばいいし、俺…帰ったら早速ヘカートⅡの試射するんだ…そうしよう。

…んあ?あれは…シンクか?

何であんな所に……あ~そう言えば今日からか、イギリスに行くの。

一応声かけとこう暫く会えないだろうし。

 

「お~い、シンク~今から行くのか~?」

「そうだよ~今から空港に向かうんだ~」

 

やっぱりか、ならあそこにいるのは何時ものようにショートカットの為か、少し離れとこ…。

そだ、あいつ降りてきたら春休みの旅行の件行くって伝えとかないと。

 

「そっか~気をつけろよ~」

「うん、ありがと!」

 

予想通りシンクはバックを投げてバク転宙返りをしながら飛び降りて、いつものように見事に着地………する前に着地地点にワンコが来て短剣刺したぞ?って何か魔方陣みたいなのが出た!?

(なんだあれ!?すげぇ~~~~!!どういう原理なんだ!?)

とか内心思ってたら魔方陣の中心の穴にシンクが見事に吸い込まれていった…。

 

「えっ……?えっ!?えぇ~~~~~~~!?!?」

「……はっ!?あ、シンク~~~!!」

 

するとあのワンコもシンクと一緒に穴に入っていった。

考えてる暇はねぇー!シンクが穴に落ちたんだやる事は1つしかない!!

俺は魔法陣の穴に向かって走った。

そして、穴に身を乗り出し…シンクに向かって…。

 

「シンク~~~!!!何1人だけ面白そうな摩訶不思議現象に巻き込まれてんだよ!!俺もまぜろや~~~~!!!!」

 

そう叫びながら今にも閉じようとしている魔方陣に俺は嬉々として飛び込んだ。

 

「えぇ~~~~~~~!?!?」

「ヒャッホ~~~~イ!!!!」

 

そして2人と1匹を吸い込んだ魔方陣は何事も無かったかのように消えてしまった。

 

とても面白そうな摩訶不思議現象に巻き込まれたシンクの後を追うように俺も魔方陣のような物に飛び込んでみたけど……暗いな…それにどこまで落ちるんだ?

あ、視界が晴れてきた……ここは…なんだ空か…って空!?

 

「はぁ!?♪……………なんじゃこりゃ~~~!?!?♪」

「えぇ~~~~~~~!?!?」

 

シンク何時まで同じ事言ってんだよ…じゃなくて!ここ上空何メートルだよ!?

え、何あの島々♪浮いてんだけど♪超行きて~~~~♪…じゃなくて!このままだともしかして地面に激突してゲームオーバーか!?…ヤバイ!それだけは嫌だ!何か方法が…。

 

「うおぉぉぉぉぉーーー!?!?えっ!?えぇ~~~~!!!」

「ってもう地面が!もう間に合わねぇ~~~!!!」

 

シンクはまだ地面が近いという状況が分かってないようだ…防御体勢もとっていない…南無…。

俺は焼け石に水程度だろうけど防御体勢をとり、目を瞑り必ず来るだろう衝撃を待った。

そして、俺とシンクはズドォーン!!!と大きな音を立てながら地面に落下した…筈だった…。

 

「痛く………無い?」

 

あれ程の音がした筈なのに一切の衝撃も無く、その上何処も痛い箇所は無かった為、俺は試しに目を開けてみた。

 

そこは何かの祭壇のような場所になっており俺たちはそこの中心に座っていた。

 

「ここ……何処だ?」

「………」

「おい、シンク無事か?」

「………」

 

俺と反対向きで隣に座っていたシンクから反応が何も無かった為、俺は僅かに(←ここ重要)心配になったのでシンクの方を振り向くと本人は視線を前方に向けたまま固まっていた。

シンクの方も大丈夫そうだな、良かった…あれ?なら何で返事しなかったんだ?気絶してるわけでもないのに…そういや、何見て…。

 

「シンクお前…何見て……っ!?」

 

俺はシンクが見ている物を見ようとシンクの視線を辿りながら後ろに振り返ると…そこには…。

獣耳と尻尾のあるめっちゃ可愛いピンク髪の女の子がいた…え?……獣耳と尻尾…だと…。

あ、尻尾がパタパタ揺れてる…何か子犬みたいな子だな~、あの耳も尻尾も本物か?出来ればちょっとだけ触ってみたいな♪…じゃなくて!この状況どうすっか…シンクは何時まで固まってんだよ…あの子に説明頼みたいし一先ずこの空気変えようか…。

 

「おい!お二人さん何時まで見つめ合ってる?それ以上イチャイチャするなら他所でやってくれよ?」

「え、いやいやいや!イチャイチャなんてしてないよ!?ユウト!!」

「あう!ご、ごめんなさい!……あれ?お二人?」

 

ん?あの子何で俺見てびっくりしてんだ?……お二人って?…あ、なるほど…シンクだけの筈だからか、俺…面白そうって理由で自分から魔方陣に飛び込んだしな。

でも何で今度はこっちをじっくり見てくるんだ?一先ずここが何処かあの子に聞いてみよう。

 

「すみません…その耳と尻尾触ってもいいですか?……じゃなくて!ここって何処ですか?」

「………」

 

つい本音が出ちまった……止めろシンクそんなジト目で俺を見るな。

 

「あ、あの、初めまして。召喚に答えて下さった勇者様でいらっしゃいますね!」

 

勇者?……俺じゃないのは明白…なら誰か…それはこいつの事だろうな。

 

「おい、シンクお前勇者らしいぞ?」

「勇者?…えっ!?僕!?いやいや、ユウトじゃないの?」

「そんなわけあるかよ…最初に落ちたの誰だよ」

「それは……僕だけど、ユウトも一緒じゃん」

「何言ってんだか…俺は自分から飛び込んだの」

「え…自分から?」

「おう!」

「何で!?」

「だってその方が面白そうだったし…こいつが勇者なんでしょ?違う?」

 

俺は蚊帳の外になっていた女の子に話を振ってみた。

 

「あ、はいそうです。そちらの方です」

 

女の子は急に話を振られてびっくりしながらも答えてくれた。尻尾が一瞬ビクッ!ってなってた…いちいち可愛い反応するなぁ~♪。

 

「ほらな?シンク」

「ホントに?」

「はい。私、勇者様を召喚させていただきました。ここビスコッティ共和国フィリアンノ領の領主を務めさせていただいております、ミルヒオーレ・F(フィリアンノ)・ビスコッティと申します」

 

えっ…ってことはお姫様って事か…ヤベェ~さっきお姫様相手にタメ口で言っちまったぞ…俺テンション上がると性格と口調が少し変わるからな~…。

 

「あ、はい。シンク・イズミと言います」

「じゃあ俺も…ユウト・クロバと言います」

「勇者シンク様ですよね…存じ上げております!」

 

やっぱり、シンクの事は知ってるみたいだな。当たり前だけど俺の事は知らないと…まぁ俺は向こうにすればイレギュラーなんだろうしな。

 

「あ、あの…」

「……ん?俺?」

「はい」

 

何だ?考え事してて反応が遅れちまったな。

 

「勇者シンク様のご友人の方ですよね?」

「え?そうだけど?」

「もしかして……ユウト様の本名は……ロウ様……では?…ないですか?」

「っ!?」

「え?ロウって…確かユウトのアバターも…」

 

何でそっちを知ってる!?本名ではないがISOでは確かにRou(ロウ)と名乗っていたが…ここは正直に答えておこうかな。

 

「はい、本名ではないですが…確かにISOではRou(ロウ)と名乗っています」

「やっぱり!お顔を見た時から似ていらっしゃるな~と思っていましたので」

 

それでさっきこっちをじっくり見てたのか…おそらく友人か?と聞いてきたのはどうやってかは分からんがシンクの事を調べた際に俺の事も知ったんだろうな。

トスッ…あ、短剣咥えたワンコが落ちてきた…俺より先に落ちなかったか?ワンコよ。

そんな事を考えてる内にワンコはお姫様に抱きついていた。

あ~よく見るといいなぁ~♪あのワンコめっちゃ毛並みが綺麗でちょっと固めの毛質っぽいけど触ったら気持ち良さそうだなぁ~、後で触りたいな~♪

 

「タツマキ!勇者様のお出迎え、大義でした!」

「え、あの、えっと……」

「クゥーン」

 

あのワンコはタツマキっていうのか…ご主人様に撫でられて嬉しいんだろうな~尻尾がブンブンと揺れてるよ、あ~可愛いなぁ~触りて~♪。

 

「勇者様に置かれましては召喚に答えていただき、ここフロニャルドにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。私たちの話を聞いていただき、その上でお力を貸していただく事は可能でしょうか?もちろんユウト様もです」

 

力を貸す…ねぇ~お姫様は俺とシンクを見ながら心配そうに聞いてくる。

まず、これからどうするかはお姫様の話を先に聞いてから決めようか。

 

「えーと…とりあえず話を聞かせてくれたら嬉しいです…」

「そうだな、その話…俺も聞きたいな」

「はい」

 

その時ヒューーードン!!と何かの音が数発聞こえた為、俺はISOの癖で足にレッグホルスターを着けているつもりでつい拳銃を抜こうとした…がそんな物はリアルで持っている筈もなく手は宙を彷徨っていた。

そんな事をしていると音の正体がISOの攻撃魔法などではなく、遠くで打ち上げられている花火の音だと分かった…ならお祭りでもやってんのかな?♪異世界に来てちょうどお祭りやってるとか運いいな…超行きてぇ~~~♪

 

「行けない!もう始まっちゃってる!」

「始まってる?」

「お祭り?♪」

「いえ、我がビスコッティは今、隣国と(いくさ)をしています」

 

隣国と戦か~……って戦!?そんな大事な時にお姫様は1人でこんな所にいていいのか!?危険じゃないか?

お姫様が説明は行きながらしてくれると言うので俺とシンクはお姫様の後をついて行く事になった。

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございました。
第3話も近いうちに投稿できると思います。

次回 勇者と銃戦士、戦を知る
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