DOG DAYS 勇者の親友は銃戦士   作:孤独な白狼

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ここまでは他の方との区別化が難しく似た表現が何処かで出てしまっているかもしれませんが予定通り一先ず4話はオリジナル展開に出来ると思います。あ~結局誰をユウトのヒロインにしようかな~。
では、どうぞごゆっくりしていって下さい。


第3話 勇者と銃戦士、戦を知る

 

シンクside

 

姫様が行きながら説明してくれるというので僕とユウトは祭壇のような場所を後にして階段を降りていったらそこには…ダチョウにも似た大きな鳥?のようなものがいた…。

 

「クェ~」

「えっ?」

「お?何だあの動物♪」

 

何だか~ユウトがここに来てからテンション凄く高いな~あ、ユウト確か動物大好きだもんね。

それにしてもこの生き物何なんだろ?

 

「鳥?」

「セルクルをご覧になるのは初めてですか?」

「セルクル?♪」

 

姫様が驚いていた…この鳥セルクルっていうのか…聞いた事ないなぁ。

 

「すみません、地元にはいなくって」

「私のセルクル、ハーランです。どうぞお乗り下さい」

「えっ?乗れるの♪乗りたい!♪」

 

わぁ~ユウト凄く生き生きしてるな…テンション高すぎて子供っぽくなってるよ。

セルクルは僕達3人と1匹を乗せても問題なく走り出した。

 

「隣国ガレットと我が国ビスコッティは度々戦を行っているのですが…ここのところは敗戦が続いていて、幾つものの砦と戦場を突破され、今日の戦では私たちの城を落とす勢いです…。ガレット獅子団領国の領主、百獣王の騎士レオンミシェリ様と渡り合える騎士も今は我が国にはいなく…。ですから…勇者様とユウト様に力を貸していただきたいんです!」

 

「つまり…戦に負けそうだからシンクを勇者として呼んだって事か?」

「はい…」

「なるほど、それで急いでたんだな」

 

それで…僕が…勇者…でも。

 

「あの~僕はその~戦士とか勇者じゃなくて…その辺の中学生なんですけど…何か役に立てる事あるのかなぁ?」

 

僕はアスレチックが好きなだけで、戦に出て役に立つような事は出来ないと思うんだけど…。

「そんなご謙遜を!勇者様のお力はよく存じ上げております!」

 

だから僕はただの中学生なんだけどな~…。

 

 

ユウトside

 

あ?セルクルが止まった?…あれ何だろ?アスレチックのような物が見えるけど…もしかして…あれが戦なのか?俺の想像と全然違うんだが…あれ、何か空中に映像が浮かんでる。

 

「さぁ!本日も絶好調で熱い戦が進行しております!実況はガレット獅子団領国より私フランボワーズ・シャルレーが、解説にはバナード将軍と~」

「どうも」

「レオンミシェリ姫のお側役ビオレさんに来ていただいております!」

「こんにちは」

「さぁ!いよいよガレット獅士団の進軍が始まっております!!ここの小砦を僅か20分で突破して獅士団戦士達が挑むのは?!ビスコッティ共和国が誇る不落の防壁!フィリアンノレイクフィールド!歴戦の獅子団戦士達もさすがに苦戦していますねぇ~」

「ビスコッティ側もここを抜けられると後がありませんからね」

「ビスコッティ側の脱落者救助も相変わらず迅速ですねぇ~………」

 

あれって…TV中継みたいな物かな?でも…。

 

「「これが………戦?」」

「はい。戦場(いくさば)をご覧になるのは初めてですか?」

「俺は戦っていうよりアスレチックの大会みたいに見えるんだが…」

「そうだよね、僕もそう見える…」

 

シンクも同じように見えるみたいだ。

 

「えーと…この戦で人が死んだり怪我したりは…?」

「とんでもない!戦は大陸全土にしかれたルールに則って、正々堂々と行うものですから。

怪我や事故がないように勤めるのは戦開催者の義務です。もちろん、国と国との交渉の一手段ではありますからくなってしまうことも…時にはありますが。だけど、フロニャルドの戦は国民が健康的に運動や競争を楽しむための行事でもあるんです」

 

なるほどな、確かにこういうのはシンクの得意分野だな。

お姫様はシンクの手を取り続きを話し始めた。

 

「敗戦が続いて、我々ビスコッティの国民や騎士達は寂しい思いをしています。何よりお城まで攻められてしまったとなれば、ずっと頑張ってきた皆はとてもションボリします…」

 

「「ションボリ?」」

「ションボリ…です……」

 

お姫様が悲しい顔をする…。

確かにずっと頑張ってきたのなら…それが無駄になるのは…嫌だな…。

…?シンク何か考えてんな~少し周りを見渡したとこ見ると、どうせ異世界の戦や勇者召喚とかがベッキーや俺の好きなファンタジーノベルの世界に似てるな~とか、でも普通に考えたら夢なんだろうけど~、とか考えてんだろうな。

俺はこんなに面白そうな世界が夢だとは考えてない。

 

「えっと…姫様」

「はい?」

 

お?何言うつもりだ?

 

「僕はこの国の勇者?」

 

なるほどね…お前はそうするのか。

 

「はい。私達が見つけて、私が迷う事なくこの方と決めた…この国の勇者様です!!」

 

即答か……お姫様は本当にこの国の事を想っているんだな…俺は好きだぜそういう考え方。

 

「うん!じゃあ姫様の召喚に応じて、みんなをションボリさせないように勇者シンク、頑張ります!」

 

シンクが召還に応じるなら俺がやる事も決まったな。

 

「よし!俺も微力ながら力を貸そうお姫様。みんなをションボリさせないようにな♪」

「わぁ~!!お二人ともありがとうございます!!!」

 

お姫様の尻尾がちぎれんばかりにフリフリと揺れてるな、よっぽど嬉しいんだろうな。

 

「こちらこそ!」

「では、急いで城に戻りましょう!装備も武器もみんな用意してありますから!」

「姫様、武器って銃もあるの?」

 

ん?武器?銃?シンク何言って…。

 

「ありますよ?他の武器ほど種類はありませんが…勇者様は銃がよろしいんですか?」

 

戦に使える武器に銃が…ある…だと…!?

 

「いえ、僕が使うんじゃなくて……ユウトもこの戦に参加できないしょうか?」

「それはもちろん!寧ろこちらからお願いしたい位です!ユウト様のご迷惑でなければ参加していただけないでしょうか?」

 

何!?俺も参加出来るのか!こんな面白そうな行事に!?参加出来るならそのチャンス逃せるか!

 

「…したい…参加したい!お姫様!迷惑何かじゃない!俺も喜んで参加させてもらう!」

「ありがとうございます!ユウト様」

 

あ~~~ワクワクする~~~異世界の戦!楽しみだぁ~~~!

 

「では、急いで城に戻りましょう!ハーラン!」

 

お姫様はハーランに手を向けると手の平に紋章のような物が浮かび上がった。

その紋章にハーランが触れると…光りだした!?って羽がでかくなった!?

さっきの紋章は実は魔法のようなものでハーランをお姫様が強化したって事か?

 

「では、勇者様。ユウト様!」

「はい!姫様!」

「了解!お姫様!」

「タツマキ!行きますよ」

 

俺達3人と1匹が乗るとハーランは助走をつけ…崖から…飛んだ…っていうかセルクルって飛べるのか!?♪

あ、シンクもさすがに予想外だったのか驚いてるな。

 

「うおぉー!飛んでるぅーー!!」

「風が気持ちいいなぁ~♪」

「飛びますよ~!ハーランは飛ぶの!上手なんです!」

「クェ~♪」

 

心なしかハーランが嬉しそうに見える、どうも飛べるのはハーランが特別だからみたいだ。

 

ふと下を見てみると、ちょうどフィリアンノレイクフィールドと呼ばれていた戦場の真上に来ていた…うぁ~みんな楽しそうに戦してんなぁ~。

シンクも楽しみなのか下を見て今にも遊びにいきそうな雰囲気だ…。

そんな事を考えている内に俺達はビスコッティのお城に到着した。

 

 

シンクside

 

お城に着くと僕とユウトは1つの部屋に案内され、そこには7人程のメイドさんが綺麗に並んで待っていた。

僕達が部屋に入ると突然メイドさん達が動き出し…。

 

「それでは勇者様のお着替え、開始!」

「え、ちょっ!?」

「ユウト様はこちらでお待ち下さい、現在防具の準備をしていますので。」

「分かりました」

「勇者様?ユウト様?改めてルールの説明と最終確認をさせていただきますね?」

「「あ、はい!お願いします!」」

「まず、襲ってくる相手選手はドンドン倒していっちゃましょう!」

「簡単で分かりやすいな♪」

「相手選手は武器で強打を与えられればノックアウト!ノックアウト判定をされた相手は、獣玉(けものだま)、獅子団の方たちは猫玉(ねこだま)に変化。一定時間、無力化します」

「なるほど~!」

 

それなら相手の怪我の心配がなくて思いっきり攻撃出来る!

 

「一定時間戦闘不能ねぇ~♪」

「後、相手の頭部か背中に手の平でタッチする事でもノックアウトです!!タッチアウトはちょっと危険が伴う分、タッチボーナスが入ります!」

「タッチボーナスねぇ~それはそれで危険でも達成してみたくなるな♪」

「戦場は平野や山の中もありますが…吊橋や移動する足場など不安定な場所もあります。でも、落ちても大丈夫ですからご安心を」

「へぇ~」

「これで最終確認は終了です。そして…これが勇者様の武器、ビスコッティの宝【神剣パラディオン】勇者様が望めばどんな形にでも変わりますよ」

 

この指輪が武器に?

 

「じゃあ!棒!」

 

すると、渡された指輪が光ったと思ったら…目の前にちょうどいい長さの棒が現れた。

うあ~すごい!

 

「ま、また漠然とした武器ですが…。それで…大丈夫ですか?」

 

姫様が不安そうに言う。

 

「平気です。長さもちょうどいいし!」

「大丈夫ですよお姫様、問題ないでしょう。シンクは棒術を習ってますし、慣れてない剣とか銃を使うより、使い慣れてる棒の方がいいでしょう」

「そうですか?では最後に紋章術(もんしょうじゅつ)のご説明です。紋章術とはこのフロニャルドの大地と空に眠るフロニャ(ちから)を集めて使う技術フロニャ力を自分の紋章に集めて、自分の命の力と混ぜ合わせることで…」

 

すると姫様の手の平に紋章が現れ、指先に線香花火のような小さな光が灯った。

凄い綺麗で温かい光だなぁ~あれが紋章術…。

 

「こんなふうに輝力(きりょく)というエネルギーに変換できるんです」

「なら、ハーランの羽が大きく強化された時のが紋章術ですか?」

「そうですよ。そして、この輝力を使えばいろんな事が出来るのですが…勇者様やユウト様が一番使うのはきっと紋章砲(もんしょうほう)

「「紋章砲?」何その!?素敵ネーミングの必殺技みたいなの!!!♪」

 

砲って名前に付いてるからユウトの反応が凄いな~。

 

「紋章砲の扱い方は前線にいるエクレールが一番上手だから、エクレールに教えてもらって下さい。」

「「分かりました!」」

「姫様!勇者様の準備整いました!」

 

う~やっと着替えが終わった…。

 

「では、勇者様頑張って下さい!応援していますね!」

「はい!ユウト先に行ってるね?」

「おう!ガレットの選手達を驚かしてやれ!!」

「分かった!じゃあ、シンク・イズミ!行ってきま~す!」

 

そう言うと僕は戦場へと向かった。

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございました。
第4話はなるべく早く投稿予定です。

次回 銃戦士、出陣

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