だめだめな私はだめ?   作:ボブっていいよな

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だめ×3ですか?
タイトルに深い意味はないですしただ遊びたかっただけです



掃除しない彼はだめですか?

「ねぇ隼也(しゅんや)君、一つ聞いても良いかな?」

 

「なんすか先輩」

 

「この部屋、何かな?」

 

「俺の部屋っすね」

 

「そうじゃなくて、この部屋の散らかり具合を聞いてるの!4日前に掃除したばかりだよね!?」

 

 私は目の前に広がる汚部屋を指さして問いただす。

 

 そう、私はこの部屋を掃除したばかりなのだ。

 

 しかも4日前と、そこまで日も遠くはない。

 

 なのに現状では、衣類は散乱していたり、小物は至るところに散らかっていたりと、まるで空き巣にでも入られたのかってくらい酷い有様だった。

 

 幸いなことに、ゴミの分別はしっかりしていたためゴミ袋の中を漁ってわざわざ分別する羽目にならなかったのはまだ良かったのかもしれない

 

 もし、本当に空き巣などが入ったのであれば心配になる。

 

 だけど、隼也君の怠惰でこうなったのであれば話はまた別。

 

 少しばかり、お説教をしなければいけない

 

「なんででしょうね?俺もびっくりっす。なんか、気づいたらこうなってました、ははは」

 

「隼也君、正座!!」

 

 お説教確定です!!

 

「まぁ待とうよ先輩。一旦落ち着きましょうよ」

 

「隼也君、正座」

 

「そうだ、先輩が前に食べたいって言ってたスイーツ買ってたんすよ」

 

「隼也君、正座……!!」

 

「あ、そういえば前モカっちから先輩の寝顔写真をもらったんすけど、めちゃくちゃ可愛かったすね」

 

「隼也君!!早く正座して!!あと写真って何!?」

 

「いやー怒ってる先輩も可愛いな」

 

「か、かわッ!もうっ!!粘らないで早く正座して!!」

 

 私は隼也君の肩を掴んで無理矢理正座させる。

 

 その時に「先輩は形から入るタイプだからなー」なんて声が聞こえてきたが気にしない

 

 決して、説教をしている私が優位になるために正座を強いたわけではないのだ。

 

 決して図星だったわけではないのだ。

 

「隼也君、なんでこんなに散らかしちゃったの?」

 

「なんか、片付けるのめんどくさくて」

 

「そんなこと言って、私が代わりにやらなくなったらどうするの?」

 

「先輩を口説いて引き止めますね」

 

「そう簡単に引き止められないよ?」

 

「いや楽勝でしょ」

 

「私をチョロい人だと思ってる?」

 

 隼也君の中での私は少しの賛美などで靡く簡単な女だと思ってるのだろうか

 

 少し心外である

 

「だって、先輩俺のこと大好きじゃん」

 

 隼也君はそんなことを言いながら笑みを浮かべる

 

 その表情は少しばかり憎たらしかった

 

「……まぁ、好きだけども」

 

 私はプイッと顔を逸らして、照れ隠しのように呟く

 

 そう、私がここまで手を焼くのは、単純な理由

 

 彼のことが好きだからだ。

 

「でも、そろそろ自分でやらなきゃ駄目だよ!

 

 私にばかり頼ってると、いつかダメ人間になっちゃうから!」

 

「えー、それは困るなー

 

 でも俺はもう先輩なしじゃ生きられない身体になっちゃたしな〜」

 

「もしかして、もう手遅れ?」

 

 もしかしなくても甘やかし続けてしまったのだろうか

 

 今までの行いをしてきた過去の私を今すぐにでも止めたくなった

 

「ってことは先輩が悪い?俺をこんなことにした責任とってよ!!」

 

 この男は何を言い出したのだろうか

 

「なんでそうなるの!?責任逃れが凄いし、元を辿れば隼也君の怠惰が招いてるんだからね!!」

 

「えー、ひどーい俺のせいにしたー」

 

 この男は何を言っているのだろうか

 

「先に私のせいにしたのは隼也君だよ!!」

 

「え?もしかしてそれはバカって言った方がバカ理論?

いや、ちょっと違うか。どっちかっていうと言い出しっぺが負け理論?

なんか先輩、小学生みたいで可愛いっすね」

 

 この男は何を勝手に解釈したのだろうか

 

 兎にも角にも、このままでは埒が開かないため説教は終わりだ

 

「可愛くないよ!!早くお掃除するよ!」

 

「えーもっと先輩と話してたいんすけど」

 

「あれはお話じゃなくてお説教です!」

 

「え、あれ説教だと思ってるの?ウケる」

 

「怒るよ?」

 

「怒ってる先輩も可愛いよ」

 

「……もう」

 

「チョロ」

 

「チョロくない!今日は隼也君も一緒に掃除するんだからね!」

 

「3割くらいで頑張りますね」

 

「7割!!せめて5割!!」

 

「えー」

 

「えーじゃないの!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ということが昨日あったんだ」

 

「結果的にどっちが掃除してたの?」

 

「2:8で私がメインかな」

 

「……それ、いつもと変わらなくない?」

 

「そう?隼也君も一緒に頑張ってくれたよ?」

 

「隼也がダメ人間な理由はつぐにあるかもね」

 

「そ、そんなことないよ……??」

 

「つぐみ、目が泳いでる」




羽沢つぐみ
・可愛い
・チョロい
・無意識ダメ人間製造機(隼也特攻)
・隼也のことが好き

立花隼也
・カス
・ダメ人間
・つぐみが好き

最後に出てきた人
・多分赤メッシュ
・多分ツンデレ
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