205: 名無しの魂
>>203
やっぱもうちょっと周りの状況が分からんとどうしようもなくない?
206: 名無しの魂
愛し子ちゃんも頑張って説明しようとしてくれてるんだけどね…
207: 名無しの魂
ふんわりと、洞窟に立て籠ってることは分かったけど、分かったのそれだけだからね
208: 愛し子
ご、ごめんなさい
209: 名無しの魂
ああ!
>>206 >>207 が愛し子ちゃん泣かせた!
210: 名無しの魂
あ~あ
211: 名無しの魂
>>208
気にしなくていいよ~
212: 名無しの魂
神様は手を貸してあげてって言ってたけど、ワイらってこの掲示板で会話することしかできんのか?
213: 名無しの魂
せめてワイらも外を見る方法ないんかな
214: 名無しの魂
今の所ワイらただだべってるだけだしね
215: 名無しの魂
:配信
「こう?」
216: 名無しの魂
!?
217: 名無しの魂
オワー!視界一杯に愛し子ちゃーんn!?
218: 名無しの魂
!??!?!
219: 名無しの魂
唐突に始まる配信に驚きを禁じ得ない
220: 名無しの魂
ウヮー!ようじょだ!
221: 名無しの魂
かわいい、耳長!愛し子ちゃんってエルフだったんか?
222: 名無しの魂
愛し子ちゃん ペロペロ
223: 名無しの魂
髪が緑だぁ、んで背ちっっさ
いや幼女なのは知ってたけどさ
224: 名無しの魂
可愛いロリが映ったとたん加速するスレ、あまりにも草
225: 名無しの魂
>>222 キッッショ!
226: 名無しの魂
このロリコンどもが!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ポタ ポタ ポタ
湿った洞窟の上辺から、植物の根が突き出し滲み出してきた水滴が右耳を濡らす。
くすぐったさに思わず頭をよじり、洞窟の壁際へと移動、自分のすぐ後ろを、妖精のように薄く光り浮かぶ小さな塊を、慎重に両手で挟み改めて洞窟全体をぐるりと見回す。
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227: 名無しの魂
上に池でもあるんか?
228: 名無しの魂
頭よじってて可愛い
229: 名無しの魂
松明もあるにはあるけどほとんど消えかけてるね
230: 名無しの魂
なるほど、これは確かに洞窟としか言いようがないな
231: 名無しの魂
洞窟の出入り口も見せて
232: 名無しの魂
あぁ^~ カメラがちっちゃいおててで挟まれる~
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図らずも出来た同行者たちの会話に心細さも既に消えて、口が僅かに弧を描く
「ん、そと、あっち」
塊…スレ民の言うカメラを挟んだまま出口へ向かう。
道中洞窟の内を進むカメラには数日分の食料や複数積み上げられた空っぽの籠、寝床と思わしき草の葉を編んで作られたベットなど、既に数日はここで過ごしている様子がわかる。
洞窟の出口へたどり着くと出口は巨木のように太い植物の蔦で完全に塞がれており外の様子は全く窺えない。
「これ、かみさまが、やったの」
「あとから、みんなもくるって、いってたのに、だれもこなかった」
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233: 名無しの魂
う~ん、この最終手段感よ
234: 名無しの魂
これ外に出れる?
235: 名無しの魂
愛し子ちゃんだけってのが違和感あるな
236: 名無しの魂
女子供を先に避難させるってなら愛し子ちゃんの友達とかも一緒に洞窟内に避難してそうだけど
237: 名無しの魂
単純に、洞窟を避難所にしたときに一番近くにいたのが愛し子ちゃんだったからじゃない?
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「ん、わたしが愛し子になったの、どうくつにはいって、すぐのころだよ?」
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238: 名無しの魂
>>237 でも食料とかも、子供一人なら数日は生きていける量だったけど、複数名だとすぐ尽きちゃいそうだぞ
239: 名無しの魂
あれ?、愛し子って任命制なの?
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「かみさまが、あけるほうほうおしえてくれたよ、みてて!」
そう言ってカメラを隣に置き、両膝をつき手を合わせる、目を瞑って少し俯いて
「あんねいからののぞきあな」
パキ パキ パキ
あたかも自意識を持つかのように植物の幹、その中心が小さな破裂音を立てながら裂け、小さな子供が通れるような空間が開く。
その穴から光の混れ日が流れ込み愛し子の足元を照らす。
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240: 名無しの魂
えぇ…
241: 名無しの魂
すっご、愛し子ちゃんが言ってることなんも分からんかったぞ
242: 名無しの魂
>>241 そういえばナチュラルに愛し子ちゃん喋れてるけど、少なくとも俺は日本語打ってるぞ?
243: 名無しの魂
>>242 いまそれは置いておこう。
愛し子ちゃーん、外の様子見てみよう!
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「ん」
そう返事すると、カメラをもう一度両手でしっかり挟み、空いた隙間から外の様子を恐る恐る窺う。
外は洞窟を数十メートルの空き地となっており外辺は生い茂った木々が立ち並ぶ森が続く。
耳を澄ませば遠くから小鳥の声や風が木々を揺らす澄んだ音が辺りを満たす。
「ちょっと、歩いてみるね」
気を付けるように注意を促すスレを横目に、空き地を突っ切って外辺の森までテチテチと辺りを見回しながらゆっくりと進む。
森の目前まで進むと洞窟からは木々が邪魔し、分からなかったが広い湖があり複数の水鳥が羽を休めている。
「…だれも、いないね」
「いったん、もどろっか」
そう言いながら元の道を振り返ると
顔の雰囲気は一見してサルの様だが、その顔は重力に逆らうように逆さまで、異様に発達した牙からは絶えず涎が垂れ自らの目に掛かっている、だがそんなこと気にも留めず、血走った瞳は爛々と輝かせながら異様なまでに見開いている。
その顔は重力に逆らうように逆さまで、恐怖と死の気配に震える瞳を僅かに上げると、樹に尻尾を絡ませてぶら下がっているのがわかる。
「ガア゙ァ゙ァ゙!!」
「ヒッッ!」
怖気が走る雄叫びに思わず全身の力が抜ける、尻もちを突くとその数舜あと、先程まで自らの頭があった場所を丸太の如き剛腕が空を切る、その腕の行方を見ることなく生存本能のみで手を組み目を瞑る
「かれはいう、あなたのたてとなろう」
「ッ゙ッ゙ゴァ゙!」
衝撃でぶっ飛ばされたサルは数メートル離れた位置の樹に叩きつけられる
256: 名無しの魂
走れ!!
目に入ったスレに従うように洞窟へ向って全力で走る。
後方からは未だに樹と去るとの格闘が続いていているのか肉の避ける音や木の破裂音が絶え間なく続く。
洞窟へと駆け込むと間髪いれずに言葉を続ける。
「あんねいへのふたおしろ」
スルスルと繊維が結び合って2秒もかからず完全に出口を封鎖する。
「な、な、なにあれ、あんなのまえまでいなかったょぉ……」
死からの脱却によるものか腰が抜けたように蹲る、すると同時に吐気と眩暈がやってきて。
「う、うぅ、きもちわ……」
~~~~~~~~配信が終了しました~~~~~~~~~
巨大都市ノルスティア。この都市は、かつて「世界樹跡地」と呼ばれた場所に築かれたとされており、現在ではテルス統一政府の首都が置かれている地域にあたります。
テルスが統一されてから、およそ250年の時が経ちました。しかし、統一後の約100年間、首都をどこに置くべきかという議論は長い間決着を見ませていませんでした。
この長きにわたる議論を終わらせたのが、当時の首相であったドーベン・レストベル氏です。
レストベル氏は、既存の都市の中から首都を選定するのではなく、まったく新しい都市を建設するという決断を下し、その建設地として選ばれたのが世界樹跡地でした。
この選択は当時、大きな波紋を呼びました。世界樹跡地は宗教上極めて重要な場所であったため、民衆のみならず多くの宗教家からも強い反発を受け、各地で大規模な暴動が相次いだと伝えられています。
……これ以上は本題から外れてしまうため、話を戻しましょう。
現在、ノルスティアと世界樹跡地には、極めて強い結びつきがあったのではないかと考えられています。
その最大の根拠とされているのが、世界最古の宗教である創生教――旧称・地女神教――の聖書です。
しかし、世界樹跡地とスーレ文明の関係を示す証拠は、聖書の記述だけではありません。
これまでの発掘調査によって、世界樹跡地からはスーレ文明に由来するとみられる多数の遺物や建築物が発見されており、さらに地女神教のものとされる古代の神殿跡も数多く確認されています。
聖書の記述によれば、世界樹が折れたのは今からちょうど4900年前とされています。そして、その年代は、古代文明スーレが成立した時期とほぼ一致しています。
世界樹の崩壊とスーレ文明の成立、そして世界樹跡地に残された数多くの遺物や神殿跡。
これらの存在から、スーレ文明は世界樹と極めて深い関係を持っていたのではないか、あるいは世界樹の崩壊そのものがスーレ文明の成立に何らかの影響を与えたのではないかと考えられています。
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