そんな私が描く緋弾のアリアです。
転生しよう!そうしよう!(神様)
「ここは………どこだ………?」
目が覚めると見慣れた自室の天井が見れるはずなのに、真っ暗な空間に一人寝そべっていた。どこだろうここ?
「やっと目覚めたみたいだね。」
「え?」
振り返るとそこには、さっきまで何もなかったはずの真っ暗空間に身長160位の小柄なおじいちゃんがいた。
「えっと、あなたは?」
「私は…君達『人間』の言葉で表現するのなら神様、といったところかな?」
「は、はあ。そうですか。」
にわかには信じられない話だけど…瞬間。
「っ!? なんだこれ!?」
自分の頭にある記憶が蘇った感覚がした。
「どうやら、思い出したみたいだね。」
「くうぅぅぅ………そうか。俺は」
死んだ。トラックに吹き飛ばされて。
「その通り。君は死んだ。帰宅途中、トラックに轢かれそうになった少女を助けて…ね?」
「と、言うことは…此処はまさか………?」
「多分君の思っている通りだよ。」
「死後の世界ってヤツか…」
「またまたその通り。君は察しと潔さが良いね。此処に来た人達は皆錯乱するか混乱するって言うのに。君みたいな人間珍しいよ。」
「死んだもんは死んだんだ。今更どうこう言える事じゃないし、後悔もしてないよ。あの女の子を助けられたんだから。」
「ふむぅ…しかもこんなにも爽やか…君は人間にしては本当に珍しい。大抵の奴はふざけるなとか生き返らせてとか無理難題を言ってくるんだけど。」
「へえ。神様も大変だね。それで? 俺はこれからどうなるの?」
仏教にしたがって考えるのであれば天国or地獄って所がベターだよな。
「いや。君には天国でも地獄でもなく第三の選択肢だ。」
「地の文を読まんで下さい。第三の選択肢? 何ですかそれ?」
「これも君達の次元で言うなら『転生』と言った所かな。生まれ変わって第二の人生(仮)を謳歌してもらう予定だよ。」
「転生ねぇ…具体的には?」
「そうだねぇ………じゃあ今人間の世界で流行りの転生でいこうか?まだやったことないんだよね。」
「それって、アニメとか漫画の世界に生まれ変わるってヤツ?」
「そうとも。私は最近そうゆうのにハマり出したんだよ。実際にやったらどうなるのかとても興味深いね。」
「まあいいや。せっかくまた人間になれるんだから楽しませて貰うよ。」
「じゃあ早速、お馴染みの行き先選択をしようか。どこがいい?」
「うーん………」
とは言っても、俺あまり知ってる作品多くないんだよね。………あ。
「『緋弾のアリア』でお願い出来ます?」
「『緋弾のアリア』だね? …あれ? でも君、確かこの作品を読む前に死んだんじゃなかったっけ? 原作知識殆どないんじゃないのかい?」
「だからこそ、だよ。何が起きるか解ってたら詰まらないじゃないか。」
「なかなか度胸ある回答だね。じゃあ次は転生特典を決めようか。これは君が緋弾のアリアの世界で死んで次此処に来るときまで有効だから。あとアリアの世界はバトル物みたいだからなるべく戦闘向けの能力を選んだ方が良いよ。あ、3つ位までね。それ以上は無理だから。」
………とのこと。う~んじゃあ。
「まず始めに家庭教師ヒットマンリボーンの沢田綱吉の能力全般と守護者全員分のリングとか専用匣とかが欲しいな。」
「承知した。匣アニマルとかはそのままで良いかい?」
「いや。どうせだからざっくり変えようかな。」
「分かったよ。じゃあ、頭の中でイメージを固めてみてくれ。それをそのままそっくり反映する。」
「それって神様に頼んでも良い? 正直思いつかないし、知ってたら詰まんないよ。」
実はリボーンもそれ程知らない。友達の部屋に有るのを適当に読んでただけだし。
「では、各守護者が集まったら私とコンタクトをとってくれ。強く念じれば出来るから。そのとき与えるよ。」
「ありがとう。それと二つ目は…そうだなぁ。…よし、決めた。テイルズシリーズの技とか呪文とかを使えるようにしてほしいんだけど…良いかな?」
「構わないけど、あまりに人間の範疇を超えたレベルなのは認められないからそのつもりでね。それと、いくつか制約も付けさせて貰うよ。」
「じゃあ、蘇生技とかは?」
「無理だね。」
そうか。まあ、それ抜きでも充分強いし良いか。
「あと一つだけどどうする?」
んーーと…
「じゃあ、家族構成もある程度作らせて貰おうかな。」
父親、母親共にプロの武偵になって貰って、あとは…よし。前は一人っ子だったし妹も欲しいな。
他にも細々したお願い…容姿とかその辺りの事をお願いする。
「よし。じゃあ、概ねそんな感じにするよ。あ、最後に一つ。」
「?」
「君と言うイレギュラーが紛れ込むから原作とは違った設定や物語になると思うからそのつもりでね。…って原作知らないのにこんなこと言ってもしょうがないか。」
「じゃあ、神様。短い間お世話になりました。」
「うん。二度目の人生、是非楽しんで来てくれ。それじゃあ、ゆっくり目を瞑って…」
言われた通りにすると急激に眠気が襲って来た。
「次に目が覚めたら君は6才の少年だ。頑張ってくれたまえ。
神様のそんな言葉を聞きながら、俺の意識は徐々にブラックアウトしていった。
皆さんの良い暇つぶしになれば幸いです。
これから宜しくお願いします。