あ〜ついおもい燃やせばそれで心も体もさわやかだ
聴いたことある詞だな
オレの好きな詞だ
ここはどこだ?真っ暗だな
確かオレは相手のベンチに突っ込んでいって
「気がついたか」
一人の老人が浮いている
ん?浮いてる?
「だ、誰ですか?」
とりあえず尋ねてみた
「ワシは神様じゃ」
隆志は驚きすぐさま正座し頭をさげた
「御無礼を御許し下さい」
「私を疑わないのか?普通は驚くとか、この爺さんあほかくらい言うぞ」
「とんでも御座いません。私は神様を信じておりますので」
「苦しゅうない。顔をあげろ。普通に話してかまわんぞ」
「はい。僕は死んだのですね。」
「冷静だな。だがお前はあそこで死ぬはずではなかった」
「?」
「お前はあそこでボールに追いつかないはずだった。しかし、お前は追いついた。私達としても予想外だった。私達はお前の熱いおもいに感動した。よってお前を転生する」
「転生?あの小説とかでよくあるあれですか?」
「うむ」
「どこの世界にですか?」
「キャプテンの世界だ」
「あの有名な野球漫画の。光栄です。しかし、僕はバスケ部で野球経験なんてありませんが」
「私は神様だぞ。お前は本当はバスケよりも野球の方が好きなことはわかっている。」
「流石ですね」
「では能力は今のままでいくぞ。チート能力をあたえては面白くない。なにか質問があるか」
「それでは一ついいですか?」
「なんじゃ」
「僕はバスケ部のキャプテンでした。でも僕はバスケは下手だしリーダーシップもない。僕よりも上手くてリーダーシップがある部員はたくさんいました。なのになぜ僕がキャプテンに選ばれたのですか?最後にこれだけはきいておきたかったんです。」
「うむ。お前さんのとこの監督はお前さんの熱い気持ちを評価しとったんじゃ」
「熱い気持ち?」
「そうじゃ。お前さん達はプロではない。高校バスケじゃ。高校バスケに一番大事なのは熱い気持ちじゃよ。じゃからお前さんがキャプテンじゃったんじゃ」
「ありがとうございました。これで思い残すことはありません。最後に分かってすっきりしました」
「じゃあこの穴を通ってゆけ」
隆志は穴を通っていった