「(ここが墨谷二中かぁえ〜と野球部はどこかな?)」
僕、谷口 タカオは野球部を探していた
しばらく、歩くと野球部のグランドをみつけた
どうやら練習中のようだ
キャプテンだろうか?
ちょっとぽっちゃりした人がノックをしている。
「ショートいくぞ」
「しゃーこい」
キン
ボテボテのゴロがショートにいった
何にもないただのボール。
しかし、ショートはトンネルした
「どうしたショート。しっかり捕らないか!」
「おう。もう一丁こい」
「(オレがいうのもなんだけどひどい守備だな。これなら頑張ればレギュラーとれるかも。あのノックしている人がやっぱりキャプテンかな?)あの、すみません」
「なんだ」
さっきのショートのエラーのせいで機嫌が悪そうだ
「入部希望の二年の谷口ですよろしくお願いします」
「入部希望かこの時期に珍しいな」
「転校生なもので」
「よーしわかった。とりあえず、前の学校で着ていたユニフォームで球拾いでもしてくれ」
「はい」
「ノック再開するぞ」
谷口はその場で着替えようとしていた
「ちょっとあんた、そんなとこで着替えたらじゃまでしょ。あっちの隅っこで着替えてよ。」
補欠の一年だろうか。ずいぶん態度がでかい
「はい」
隅っこに移動して着替える谷口
「まったく。???皆さんどおしたの」
みんなはかたまってた。そしてみんなで谷口を囲んだ。
「君は青葉学院から来たのか?」
「?はい。どうして分かったんですか?」
「そのユニフォームをみれば誰だって分かるよ。何たって青葉は十年連続日本一だし」
「青葉は有名ですもんね」
「よーしみんな守備につけ。青葉のバッティングをみせてもらおうぜ。」
「「おー」」
「いや、僕は球拾いで結構です。」
「そんなこと言わないで、はいバットをどうぞ」
「(さっきと態度が全然違うけど)そういえばキャプテンは!?」
「キャプテンは試合の抽選会に言ってます。そんなことより青葉のバッティングをみせて下さいよ」
「(みんな期待してるけどオレは青葉の二軍の補欠だったのに)」
「ピッチャーは松下だ。外野バック」
谷口がバッターボックスに入る。
そして松下が投げる。
「(は、速い)」
バシッ
「は、はは」
「流石だね。ボール三分の一外れていたよ」
とさっきのぽっちゃりした人_副キャプテンがジャッジした
「スゲー、ボール三分の一を見分けるなんて」
全員が尊敬の眼差しで谷口を見る
「すごい選球眼だ」
松下も投げにくそうだ
「松下、早く投げろ」
副キャプテンが激をとばす。
「はい」
松下が投げる。
「(しまった)」
ボールは谷口の顔面に
「(もうどうにでもなれ)」
適当にスイングする谷口。しかし
カキーーーーーーーン
何と場外ホームランを打ってしまった。
「スッゲー」
「やっぱり青葉のレギュラーだったんだよ」
「もしかしたら四番だったのかも」
「誰だ今、ホームラン打ったのは」
キャプテンが戻ってきたようだ。がっちりした体格だ
「あ、キャプテン、谷口さんが打ったんですよ」
「転校生か」
「はい」
「そうか。みんなぼやぼやするな!練習再開だ。谷口、お前は外野で球拾いだ」
「はい」
「キャプテン、谷口を練習に参加させましょう」
全員が抗議する
「僕なんか球拾いで結構です」
谷口はそう言って外野にいった
「今日はここまで、明後日は試合だからな」
「「はい。ありがとうございました」」
「(どうしよう)」
谷口はあせっていた。確かに青葉学院は確かに強豪校でOBはほとんどが有名な高校に行きプロを何人も出しているが、谷口は二軍の補欠だったのだ
みんなに言えないまま一日が終わってしまったのだ