あり得ざる御伽噺は夢か幻の絶境   作:SUN'S

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未来を視て、未来を知る 序

しとりばあちゃんと剣を斬り結ぶ。

 

「いで!?」

 

「ん、よわい」

 

しとりばあちゃんと槍を突き交わす。

 

「あたあっ!?」

 

「ん、ざこ」

 

しとりばあちゃんと斧を振り砕く。

 

「殺す気か!?」

 

「加減したよ?」

 

しとりばあちゃんと矢を射て殺す。

 

「死ぬわ!?」

 

「ちゃんと避けた。偉いね」

 

そこから、さらに技を見せてくれる。

 

永遠にすら思える技術の御披露目にオレの脳は痛みを発してしまう。しかし、これを続ければ続けるほどにオレの強さは増していく。

 

宇宙最強のオレが、宇宙無敵に変わるのだ。

 

「もっとだ、しとりばあちゃん!」

 

「ん、なら一気に押しつけるね」

 

そう言うとオレの目の前に立ったしとりばあちゃんは素早く武器を組み替えて、オレに一斉に攻撃を繰り広げてくる未来が見えた。

 

しとりばあちゃんと剣を斬り結ぶ。

 

しとりばあちゃんと槍を突き交わす。

 

しとりばあちゃんと斧を振り砕く。

 

しとりばあちゃんと矢を射て殺す。

 

しとりばあちゃんと剣を斬り結ぶ。

 

しとりばあちゃんと槍を突き交わす。

 

しとりばあちゃんと斧を振り砕く。

 

しとりばあちゃんと矢を射て殺す。

 

しとりばあちゃんと剣を斬り結ぶ。

 

しとりばあちゃんと槍を突き交わす。

 

しとりばあちゃんと斧を振り砕く。

 

しとりばあちゃんと矢を射て殺す。

 

しとりばあちゃんと剣を斬り結ぶ。

 

しとりばあちゃんと槍を突き交わす。

 

しとりばあちゃんと斧を振り砕く。

 

しとりばあちゃんと矢を射て殺す。

 

しとりばあちゃんと剣を斬り結ぶ。

 

しとりばあちゃんと槍を突き交わす。

 

しとりばあちゃんと斧を振り砕く。

 

しとりばあちゃんと矢を射て殺す。

 

しとりばあちゃんと剣を斬り結ぶ。

 

しとりばあちゃんと槍を突き交わす。

 

しとりばあちゃんと斧を振り砕く。

 

しとりばあちゃんと矢を射て殺す。

 

しとりばあちゃんと剣を斬り結ぶ。

 

しとりばあちゃんと槍を突き交わす。

 

しとりばあちゃんと斧を振り砕く。

 

しとりばあちゃんと矢を射て殺す。

 

 

 

二時間か、三時間か。

 

矢が尽きて、動きが止まった。

 

「こ、殺せ、ひと思いに!」

 

「ん、まだまだ強くなれるね」

 

しとりばあちゃんが、竹刀を二本構えた。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

面打ち。籠手打ち。胴打ち。

 

「イダダダダダダッ!!?」

 

「ん、ちゃんと防げるようになった」

 

「先に説明してくれない!?」

 

「ん、未来の私がしてるはず」

 

オレの知っているしとりばあちゃんは、もっと淑やかで上品なんだけど。

 

 

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