なんとか第一部は完結させたいです
オリ主のモデルは葛木先生です
プロローグ的な奴です
日本某県某市のすぐ近く、異様な程に人の気配を感じない森の中にある古民家
此処に住んでいるのは1人の男性である。
七三分けにした黒髪に、まるで日本刀のように無駄の無い鋼のような肉体と、何処か達観した目をした整った顔立ち。
まるで真面目でストイックな教師のようだが、その身に纏っているのはスーツでは無く動きやすいジャージであり、今の彼はフリーターである。
そんな彼の名は笹木宗治郎。
両親を元々住っていた冬木の火災事故で亡くし、遠方の祖父の家に引っ越して数年前に祖父が亡くなってからは一人暮らしの身の上である。
そんな彼は今…体長5メートルはあり、瘴気を纏った漆黒の巨大猪と対峙していた。
並みの人間なら心胆寒からしめるような、巨大猪の双眸に睨まれてむわりと獣臭い鼻息が離れていても届く状況であっても、宗治郎はなんの動揺の欠片も抱かなかった。
「…やれやれ、これ以上踏み込まれては畑のサツマイモが食い荒らされてしまうな。其方に譲る…という意思は無さそうか。まぁ、此処が元よりお前達の領域で、此方が異物というのは重々承知。だが、私にも生活というのがある。故に…優しくではなく激しくいくぞ?」
その言葉を皮切りに、巨大猪は軽自動車程度なら容易く粉微塵に出来るような突撃をしてきた。
相対する宗治郎は短く息を吐き、腰を少しだけ落として指を鉤爪のように曲げた独特の構えを取る。
しかし巨大猪はそれがどうしたと言わんばかりに、足を止める事無く突き進んで…
口から血を垂れ流して時折ビクッと痙攣する巨大猪を前にして、少しだけ申し訳ないような顔を一瞬だけする宗治郎。
「…少し勿体ないが、お前の身体は、特段肉が必要というわけでない事情故、奥に投げ捨てさせて貰う…せめてお前の生まれ育った森の糧になるといい」
そう言うと片手で死骸の脚を一本掴み、そのまま遠くへと放り投げた。
「さて、用事は済んだ。…そういえば昨日は麓の街で買い出しの予定だった。何が要り用になるか今一度見直すとしよう」
そうひとりごちて宗治郎は
翌日、黒ズボンと白シャツ、黒ジャケットに大きなリュックを背負った宗治郎は街のスーパーなどを回って買った必要品を持って、帰路に着こうとしていた。
「む?献血車?特にイベントも無かった筈だが…まぁ受けるのもありか。生ものを買ったわけでも無く、この平凡な我が身が誰かの役に立つと言うのなら受けるのもまた良しか…」
そう言って宗治郎は献血車に向かった。
この決断がまだ見ぬととある南極の山脈にある国際機関、ひいてはそこから始まる壮大で前人未到の大冒険に、大きな影響を及ぼす事を…
まだ誰も知らない。
【黒服】とりあえず来て貰うぞ、頼むから大人しく着いてきてくれ(本当にお願いします。なんかコイツヤバい気配する)
【宗治郎】(コレもまた人生か…)良いだろう案内を頼む
下手に暴力に訴えられないよね、YAMA育ちだもん
頑張って投稿していきたいと思います
ネタバレしますと、所長はギリギリ生きるコースですが、登場が少ない感じです