ぐだーズとの人理修復の旅〜YAMA育ちを添えて〜 作:平和推し
竜娘らの正体は…
「なるほど、つまりこの娘っ子達ははぐれのサーヴァントというやつか?」
「そうよ!私こそ世界に轟くスーパー美少女アイドル!その名もエリザベート・バートリーよ!」
ムフー!と自慢げに胸を張りながら答えたのは、赤髪のゴスロリ竜娘にして、かの鮮血の伯爵夫人の過去の姿という、キャラが濃いサーヴァントだった
「フン、結局の所イロモノではないか」
「なんですって!もういっぺん言ってみなさいよ!アイドルを怒らせた事を後悔させてあげるわ!」
「いいだろう、聖剣の錆にしてくれる。」
自分もキャラが濃いサーヴァントであるアルトリア・オルタは自身を棚に上げてエリザベートを煽る。
「やめなさい」
宗治郎が間に入って諌め、渋々と言った感じでアルトリアオルタは下がった
「チッ、宗治郎に感謝しろよちんちくりん」
「はぁ!?だれがまな板ですって!」
「…令呪切られたいのか?」
一方で藤丸と立香に絡んで来たのは…
「お二人は安珍様ですわ」
「「What?」」
「あら失礼、私は清姫と申しますわ安珍様♡」
「清姫って日本の英霊なの?」
「というか俺は藤丸で安珍じゃ無いんだけど…」
困惑する藤丸達にドクターが清姫がどういう存在かを説明する
『ちょっと待ってね。…えーと、『安珍清姫伝説』という昔のお話で、僧侶安珍に懸想した清姫という女性が、再会の約束をしたのに安珍に裏切られた憎しみで、火焔を吐く大蛇へその身を変えお寺の鐘に隠れた安珍をそのまま焼き殺して、最期には入水して終わるっていう話で、…結論清姫はヤンデレヒロインって奴だよ』
「「…地雷案件では?」」
若干冷や汗をかきながら、清姫を見る藤丸と立香
「うふふふ…、逃しませんよ♡安珍様…いえ、今の私はサーヴァント…そしてお二人はその主…ならこう呼びましょう。ますたぁ様♡」
「「あ、ハイ」」
若干不安になりつつも、彼女達もサーヴァントという事で尚且つカルデアに協力してくれる(藤丸と立香の犠牲ありきで)事になった。
「「宗治郎さん…どうしよう」」
「耐えろ、大人になるとはそういう事だ」
「「そんなぁ…」」
「うふふふ…安珍様が2人…来ますわよエリザベート!」
「来ないわよ!」
リヨンに戻る道中にそんなことを言っていると…
「む?ワイバーンか?いや?落ちている?」
リヨンの目の前に2体のワイバーンが落下死していて、その側に2人のサーヴァントがいた
「総員構えろ、私が見た黒いジャンヌの従えていたサーヴァント、確かライダーとアーチャーだ。」
「何!?」
「この人たちが!?」
「ほう…こやつらが?」
「先輩達、私の背後に!」
「一体何用だ!」
宗治郎達が警戒し始めたその時、スッと手を上げたのはバーサーク・ライダーである。
「少しお待ちを…我々は正直言ってあのジャンヌに叛意を持っているのよ、話だけでも聞いてくれる?」
「…良いだろう。スカサハ、それにクーフーリン、それぞれ宝具をすぐに発動できる状態で待機しておけ、下手な動きをしたらすぐに仕留めろ」
「オッシャ!了解!」
「心得た」
そうして警戒しつつも話を聞くと…
「なるほど、つまりライダーであるマルタ殿は聖女として、アーチャーのアタランテ殿は子供好きとして、これ以上フランスでの虐殺を行いたく無いと…」
「聖女として、ハッキリ言って虐殺とかはNGなのよ。だから貴方があのジャンヌを殴らせてくれた時は結構スカッとしたわ」
「ジャンヌもそうだが、私が一番許せんのはあの女の側にいるキャスターだ!アイツは子供を集めて痛めつけて殺していた!しかもアサシンの拷問器具を使ったりもだ!」
「なるほど…マスター、俺に魔力を供与してくれないか?」
「どうしたのエミヤ?」
「なに、投影で契約を解除する道具を作り出して、この2人を黒いジャンヌの契約から解き放つだけだ。」
「「そんな事ができるの(できるのか)!?」」
「まぁな、だがその後は魔力供給も途絶えるからなんとかしなくてはならないが…」
『それなら仮契約を結べば解決さ!』
「「「ダヴィンチちゃん!」」」
「仮契約?」
『カルデアでの契約や召喚による契約じゃ無い、マスターがなんらかでいなくなって消滅を待つばかりのサーヴァントと、パスを繋いで魔力を供与するんだよ。』
という事で、エミヤが投影した短剣を使った契約解除と、立香と宗治郎が仮契約を成した事で、カルデアの戦力はまた増えた。
「整理します。こちらの陣営は…」
マシュが情報をまとめる
マスターが藤丸、立香、
本当にマスター?が宗治郎
セイバーがジークフリート、アルトリア・オルタ
ランサーがクーフーリン、スカサハ、エリザベート
ライダーがマリー・アントワネット、マルタ
アーチャーがエミヤ、アタランテ
キャスターがアマデウス
バーサーカーが清姫
ルーラーがジャンヌ
シールダーがマシュ
オマケのフォウ君
「これが我々の戦力図か…」
「過剰戦力じゃ無い?」
「圧倒的だね、私達」
宗治郎はふと疑問に思った事を言う。
「このオマケがフォウ君だと言うのには賛成だが」
「フォウ…」
「拗ねちゃった…」
「この“本当にマスター?”というのは?」
「あ、それは本来なら弱くて後方に徹している筈なのに、最前線に言ってバリバリに戦ってくるような事が多いからです」
宗治郎を深く知らない面々以外は深く同意した。
次回は焼肉です
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