ぐだーズとの人理修復の旅〜YAMA育ちを添えて〜 作:平和推し
カルデア一同はフランスの地を駆ける
しかし宗治郎はある事に気づいてそれを解決する為にある男に相談するのであった。
「エミヤ、少し良いか?」
「どうした宗治郎?相談か?」
エミヤと宗治郎は皿や串などを共に片付けていた。
その時、宗治郎がふと気になっていた事を聞いたのだ
「エミヤの投影魔術というか…魔術とはそもそもの話どうやって使うんだ?」
「…待て、宗治郎。魔術師で無いのは知っていたが、危険な特異点に挑むのに基礎魔術の一つも覚えなかったのか?スカサハあたりから教わっていそうだが」
「生憎だが…もっぱら素手と模擬槍の鍛錬のみ、恐らく身体能力で今まで渡り合っていたことで、まだ教えなくても良いか、となっていたのかも知れん」
「…英霊の私が言うのもアレだが、お前は本当に人間か?」
人間、しかしYAMA育ちである。
「まぁ良い、正直私の教えられるのは理論と知覚ぐらいだろうな、魔術とは人によって適正から何まで違うし、家系によっても異なる。何より私のように個人が急に覚醒するなんてケースもあるわけだ」
「なるほど?つまり強い魔術師とは年月を重ねた家か…あるいは突然変異となる訳か」
「まぁな、という訳でまずは魔力、魔術回路、この二つの知覚と覚醒からだ。」
そしてエミヤは宗治郎の魔術回路に刺激を与え、自覚をさせる事にした。
一方でカルデアにて
「うーん、規格外だね!」
「どうしたのダヴィンチ?」
ロマニはモニターを見てご機嫌にニヤニヤしているダヴィンチを訝しんだ。
「まぁまぁ、これだよ宗治郎君の魔術回路の結果!」
「ああ…コレね」
質 A++
量 EX
編成 異常
「…ヤバいね」
「ヤバいよ」
ロマニはモニターを見てため息をつきながら、椅子に座る
「質、量共に下手な魔術師どころか時計塔の
「一芸特化、汎用性には乏しいけど化けるタイプだね」
「宗治郎君、一体どんな風に仕上がるのかなぁ…」
「宗治郎、どうだ?」
「ぐっ…これは…中々キツいが…だいぶ掴めた。」
「元々、宗治郎は無自覚な強化を使っていたようだな、だが魔力でというよりは気功などが近い、だが、こうして開いたのなら正式に魔術として強化を行えるようになる」
宗治郎は息を短く吐き、瞑想、覚醒、回路起動というスイッチを確立した。
「これで魔術回路のオン・オフができるようになった。つまりスタートラインという事だ。まずは割と簡単な部類である強化だ」
エミヤはそう言って投影で生み出した木刀に、強化をかけて石を叩き割ってみせた。
「わかるか?恐らくお前は感覚派だろうから、見て学んだ方がわかりやすいはずだ」
「なるほど…こんな感じにか?」
宗治郎は落ちていた木の棒に魔力を込めるようなイメージで、強化をかけ石を突いたら、石は割れたが木の棒も途中で折れた
「ほう…まさか殆ど成功するとはな、あとは繰り返しだ」
「感謝するぞエミヤ、私はまだ強くなれるかもしれない」
エミヤは内心で“最初から割と素手オンリーなら自分より強かったのに、まだ強くなるとは…やっぱりただの一般人では無いなこのマスター”と思った。
次の話で宗治郎が魔術を使えるという後付け情報な話です。
多分宗治郎の魔術回路は時計塔のあかいあくまさんと
比べても規格外だと思っていただければ