オープニングの説明文が流れ終わり、目の前が真っ暗になった後。白夜改め、宵無垢の耳に小鳥の囀りが聞こえてくる。ゆっくりと両目を開けると、そこには青々と繁る草原と、遠くに聳える山々が織り成す広大な世界が広がっていた。
「………これが、シャングリラ・フロンティア………圧巻の景色だな。それに………」
アバターを少し動かしてみると、多少の違和感はあるがそれでもリアルと遜色ない動かし方が出来ると思われる。
「ふむ、しっかり動かせる……ここまで動かせるなんてな……と、確かゲームにはステータスがあるんだったな。えぇっと見方は………」
慣れない操作を行いながら、宵無垢は自分のステータスを確認する。
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PN:宵無垢
LEVEL:1
職業:〘浪人〙
体力 20 魔力 20
スタミナ 20
筋力 20 敏捷 20
器用 20 技量 20
耐久力 20 幸運 20
装備
左:無し 右:無し
頭:無し
胴:木綿の着流し
腰:木綿の着流し&鉄の打刀
脚:竹皮の雪駄
3000マーニ
スキル
・返し斬り
・風車
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ステータス配分に関しては全てに等しく微量の補正が乗っているため、良く言えば万能、悪く言えば器用貧乏と言える配分だった。まぁ初心者である宵無垢には何一つ関係ないのだが。
「確か
そう言いながら、宵無垢は自分のステータス欄に目を向ける。
「返し斬りと風車。読みが正しければ………"返し斬り"」
スキル名を言いながら打刀を振るう。すると一撃目の後、すぐさま二撃目が振るわれた。
「次………"風車"」
今度は打刀を前に構え、スキルを使う。そうするとそこそこの速さで打刀を回転させた。
「なるほど、大体想像通りだな………ん?」
スキルを確かめ終えた宵無垢が目を向けたのは、スキルのクールタイムを示す表示だった。
「………使えない。連発させない仕様か。ならスキルが強いほどこれも長いのか?」
そんなことを考えながら、宵無垢は探索エリアを歩き始めた。すると……
「んー……このスキル微妙だな。大振りで隙がデカすぎる」
「…………」
半裸で鳥の被り物をした
「………何をしてるんだ、
「ん?その声、その髪………何よりその目と呼び方………っ!
そう、流派:黒鷺流武術において護身体術と剣術を教えている現在の一番弟子、
「ゲームを遊ぶときは基本"サンラク"でプレイすると聞いていたから分かったが………変態にしか見えんぞ?」
「ちょっ!?違うんですよ!これにはちゃんと理由があってですねぇ!!」
「………フフッ、冗談だ。お前が理由なくそんな格好する奴じゃないと言うのはよく知っている………確か最初の装備は売って資金に出来るんだったか?大方それが理由だろう?」
「ホッ………察しているなら最初から言ってくださいよぉ………」
そうやって愛弟子と軽い雑談をしていると、ふと草むらをかき分ける音が聞こえた。
「………聞こえたな?」
「聞こえなかった、なんて言ったらここで三枚に卸されるんでしょう?勿論聞こえてますよ。俺が向いてる方を十二時として四時の方角、二…いや三っすね」*1
「上出来だ、二体は俺が請け負う。まだ戦闘をした経験がなくてな」
「なら三体とも譲りますよ。俺もうLEVEL12ですから」
「………ゲーム好きはそれぐらい上げるものなのか?」
「まぁ………大半は?個人的なアレにはなりますけど………っていうか師匠、ゲームやったことないって言ってませんでした?」
「あぁ、宣伝を見て気になってな………疎遠になった馬鹿にも勧められたから、やってみるか。となった」
「な、なるほど………っ!来ます!」
楽r………サンラクが声をあげるとほぼ同時に布の服をまとった緑の小人………〘ゴブリン〙が飛び出してきた。
「初めまして、だな。悪いが俺の糧になってくれ」
そんなことを言いながら、宵無垢は鉄の打刀を構える。
「さぁ、初陣と行こう………簡単に壊れてくれるなよ???」
尚、初戦闘とは思えない完璧なクールタイム管理と本人の技量により、20秒足らずで
はい。初陣は全カットです。作者に文才がないことも理由ですが、圧倒しすぎてつまんないからです。誰だよこの怪物を書き記したの。俺だよ畜生!
作者の小説、どれが一番続きを読みたい?
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初心者ゲーマー、武術チート(本作)
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召喚"獣"って何だっけ
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転生しました、新人です。