1話目は「第32話 私が選んだ名前」です。紹介には第32話までの内容を含みますので、未読の方は先に本編をお読みください。
【透と葵】
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ダンジョンで救助を専門にする男。民間クラン「灯路」の救助班から独立した。
地形を把握する能力と救助技術を使い、人を地上へ連れ帰る。他人の怪我には敏感だが、自分のことは後回しにしがち。葵への気遣いは、ときどき先回りしすぎる。
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十九階層で透に救出された、白い髪の少女。今は透の家で暮らしている。
地下の設備について詳しく、左手首には接続のための機構が残る。地上で自分の好きなものや、したいことを少しずつ見つけている。「結城葵」は本人が選んだ名前。
【救助と暮らしを支える人たち】
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ダンジョン管理局長。かつてクランの救助担当として、六歳だった透を救った恩人。
葵の保護と調査を進める。一方、二年前の事故では危険情報を信じて透の進入を止めており、自身の判断も今回の調査対象にしている。
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救助現場と連絡を取り合う管制員。透を地上から支える。
葵とは買い物にも出かける。葵が透を介さずに話したり、頼ったりできる相手の一人。
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透が装備の点検や修理を頼む工房の整備士。
道具の状態にも、透の扱い方にも遠慮なく口を出す。葵が設備へ接続するための調整器の準備にも関わった。
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透とは別の救助隊を率いる隊長。二十一階層の採掘区画で、透と合同救助に当たった。
現場の人員と搬送をまとめる。透が自分の怪我を軽く扱うことも知っている。
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葵に関する命令や、過去の事故記録を調べる監察担当。
記録と証言を照合し、確認できた事実と、まだわからないことを分けて調査を進める。
【透のいたクラン「灯路」】
灯路は攻略組も救助班も所属する民間クラン。
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灯路の救助班長で、透の旧上司。独立後も透との付き合いが続いている。
二年前の事故の記録確認と現地調査に協力。先へ行こうとする透を止め、帰還まで指揮する。
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灯路の攻略側で偵察を担っていた、透の後輩。二年前の事故で亡くなった。
透を「先輩」と呼び、軽口を叩きながら昼飯や休息を気にかけていた。「っす」という口調は透が昔に読んで好きだったキャラからリスペクトして付けていた。
仕事のあとに食事へ行く仲で、透も好意を抱いていた。正式に付き合ってはいなかった。今回回収された録音には、現場の状況報告と、透への想いが残されていた。
【地下の施設に関わる人たち】
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地下資源省・資源政策局長。
葵を「三番」と呼び、施設への移送を求める側の人物。過去の封鎖記録について調査が進むにつれ、部下の報告に苛立ちを見せ始めている。
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葵が地下に残してきた女性。施設では「二番」と呼ばれていた。捜索は続いているが、崩落と地形変動に阻まれ、まだたどり着けていない。
亡くした娘の名前は「結城葵」。その話を覚えていた葵が、救出されたときに自分で同じ名前を選んだ。
【第1話の救助で登場】
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十一階層で透に救助された探索隊の生存者。脚を負傷した青年とともに、危険な区画から脱出した。