姉の遺したブラック本丸がえぐい   作:韋駄天使

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軽いギャグにする予定


いざ入城

審神者の姉が事故で死んだっぽい、死因の詳細は聞かされていないが。性格も悪くどうしようもない姉だったことはちょっと記憶に残っている。でも、政府はその姉に関して良く仕事をしたと評価したみたいで、刀剣男士の修行とやらには行かせていないらしいがそれでも強かったらしい。

 

そのせいで、本丸は存続させることに決めたらしく、葬式の間身内から、若いうちに本丸を持てと強制され、俺は姉の後を引き継ぐことになってしまった。

 

そうして断るような口実も出来ずに、姉が仕切っていたという本丸に行くことになったんだが…

 

…にしても本丸の前に来たんだけど、あまりにも人気がなさすぎだし、刀剣男士が付喪神の類であることは知っているが、こんなに気配が感じない物なん?

 

と思ったら、なんか金色の聖闘士星矢みたいな主張の激しい見た目の奴が本丸の玄関先にいるんだが…とりま声かけよう…

 

「あの…引継ぎに来た、前任審神者の弟なんだけど…」

「ああもう帰って大丈夫だよ、君の力が無くてもこの本丸はやっていけるんだ」

 

……どういうことだ?なんかすっごい威圧感のある声、これが素?もしかして警戒心が高い?前任の弟って言ったのに??

とりあえず政府に本丸にあるファイルを提出しなきゃいけないんだけど…

 

「でも仕事だし、やらなきゃいけないことがあるんだ」

「…そうか、それならそれだけやって帰ってくれ」

 

冷たいんだけど、え?なに?…まあ、本丸に入っt…

 

ガチ!

 

「入れないんだけど」

「……その首に下げている鍵は飾りかい?」

 

…これ?これはなんか大事な物だから使うなって遺言に書かれたんだけど…、でもこれ使わなきゃ入れないなら使うか…

 

ガチャ

 

あ、あい…開いた、え、意外にあの刀優しい???本丸の中がなんか変な気が流れて…嫌な気配ってこれのこというんだ…

 

「新しい…縁、ですか」

 

後ろから声が振り向くと黒髪の…美少女…?いや、声は男…、え、外あの聖闘士星矢しかいなかったよな?今もなんか地面見てるし…

 

「えっと…資料室、どこ?」

「角曲がって右です」

 

聖闘士星矢に比べて意外に素直、でも、…、笑ってない、目を瞑っている…なんちゅー顔してんだ、読めねぇ~

 

「あーその、教えてくれて…ありがとう…」

 

緊張しながら感謝を伝えて、資料室に向かった、隣には、なんかさっきの黒髪美人が付いてる…やっぱなんか警戒されてるよな…

 

資料室に向かい、刀剣男士のファイル…これだな、後はこれを政府に届ければ…

 

「…持ち出し厳禁ですよ」

 

止められた、…持ち出しダメ!?

 

「これ、政府に指示されて…どうしても渡さなきゃいけないもので」

「どうしても持ち出したいのなら…、写して政府に渡せばいいでしょう?」

 

さっきの聖闘士星矢がとっとと出てって欲しそうにしてたけど…

 

「一応聞くけど…なんで…?」

「刀剣男士とはいえ、折れた刀が多ければ念も強くなります、…つまりそれは呪物の類、出せば呪われることでしょう」

 

すっげー怖い事を言ってきたんだけど!?…それでも丁寧に教えてくれるから意外にこいつも優しい??

 

「分かった、そうする、…俺…本丸行き来した方がいい?それともここで籠り切り…ん、この呪物に触れたってことは…」

「そうですね、ここに居ないとあなたは死にます」

 

姉はなんつーもんを遺して死にやがったんだこのやろう!!!!ここで刃物と共同生活なのかよ終わった!え、でもここまで教えてくれるのなら…、この刀は信用していいのでは?

 

「じゃあ今日からここで生活…?」

 

絶対嫌なんだが、こんな曰く付きって思ってなかったし!…まって、姉が死んだ理由って…そういう…コト…?

 

「そう、なりますね…」

 

ねえなんでそんな気まずそうなんだよ!挨拶周りもしなきゃ不審者扱い悪即斬確定では!?…あれ、廊下から音が…また新しい輩?

 

「結局こうなるのか…」

 

え、聖闘士星矢、じゃなくマツケンコスしてる、そしてその顔は呆れてる…、もしかして今までの会話全部聴いてた?そこまで声を大きくしたつもりはないけど…

 

「…ここの本丸の刀剣男士は少し特殊な訓練を受けていて、審神者の脳内の言葉を勝手に拾ったりするんだ、…そのデカい脳内の声はもう他の刀にも気付かれているんだろうね」

 

……は?いやいやいやいやまってまってまってまってそんなそんなそんなそんな

 

「うるさい」

 

…え、心の中覗かれてるってこと?(小声)

で、それは普通の本丸ではありえない…ってことね…、で、このマツケンは…味方…?

 

「俺は蜂須賀虎徹、この本丸の始まりの一振り、…一番最初にこの本丸に現れた刀剣男士と言った方がわかりやすいかな、聖闘士星矢だったりマツケンだったり散々な呼び方をされるのは癪に障るんだ、これからはそう呼んでもらいたいね」

「では私も、数珠丸恒次と申します。…願いは叶います。あなたが諦めることがなければ」

 

手を差し出された、刀のことはさっぱりわからないが、人とほぼ同じ見た目ってことは、そういうことも変わらないんだろう、…つまりこれは俺が信用を貰えたってコト!?やっほいじゃあもう、この手を握るしかない!

 

「蜂須賀虎徹、数珠丸恒次、よろしく頼む」




蜂須賀虎徹の好感度が高いのはちょっと弟くんの筒抜け過ぎて初期の審神者を思い出したから…ですかね
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