姉の遺したブラック本丸がえぐい   作:韋駄天使

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腰が痛かったり痛くなかったりして痛い()


作業中

俺は審神者の姉から引き継ぐ予定らしい弟!今は蜂須賀虎徹と数珠丸恒次に監視されながら震える手でファイルの内容を引き継いでいる、…とは言っても、…読めない刀ばっかだ、なんかい…?たろう…あさ、…?…刀帳とかもなんかこんな…蜂須賀虎徹ってこんなキャラか?みたいなことばっか書かれているんだが

 

「え、これお前?」

「個体差だよ」

 

個体差って、そんなポケモンみたいなシステムなんだ…、真贋とか気にするような性格じゃあない気もするけどな。まあ、昔は…みたいな感じですかね…

 

「頭の中で敬語を使うんじゃない、そもそも思考が入ってくることが気持ち悪いのに」

 

ああ、禁止令を出されてしまった、気を付けまーす

 

「頭の中で会話しないで下さい、口があるんですから」

 

数珠丸恒次にも怒られてしまった、…あ、そろそろ

 

「お花摘みに行ってきまーす…」

 

空気感に負けて逃げてしまった…まあ、行きたいのは本当だったし…

 

____

 

よし、終わった!とっとと刺される前に帰るぞ~!

 

ガン!

 

…ん?なんかがたいのいい…

 

「おや、…不審者ですか?」

 

ピンキー髪の…え、なんか髪の長い美人多くない!?

 

「貴方、霊力ないんですね、お陰で全く気が付かず、…霊力がない不審者がなぜここに?」

「俺、…姉の引継ぎ審神者で来たんだけど、え?審神者適正あるとか言われてたのに?」

 

訳がわからないよ…、え、嘘だったりする?そうだよな、俺の思考って筒抜けだし

 

「…そういうことですか、私を認識すると思考が滝のように流れ出て私の脳を害するようですね」

 

結構悪く言われてるよな…え、やっぱりみんな警戒心高め?うちの姉よくこんなの取り纏めたな…

 

「…はあ……、まあいいです、どうせ資料室に入り浸りなんでしょう、…遭ってしまったものは仕方ありません、送り届けますから。」

 

うわ、優しい…ここの刀優しい奴多いな、姉のお陰か…?そんなわけないだろ

 

「………。はあ、あの人も相当な呪いを掛けましたね」

 

頭抱えてる…そんなに悩める刀なのか

 

「はい、着きましたよ、…あまり無駄に頭を働かせないで下さいね」

「…、あ、でも、ありがとう」

 

そんなことを言ったら、どこか気まずそうに行ってしまった、…名前とか聞けばよかったな…

 

じゃあガラッと…

 

「ただいま~」

「…随分呑気だったね、他の刀に誑かされたりはしなかったのか?」

「宗三さんの神気が付いてますね…」

 

え、なんかすっごい呆れられてる、俺またなんかやっちゃいました?

 

「つかあれ宗三左文字だったの!?あんな綺麗な人が毒舌ばっかり言うの想像つかないんだけど!!??」

「そういう刀は一定数いますが」

 

ばっさりと切られた、やはり刀ってそういう…!?

 

ガラ_

 

え、誰か来た

 

「…おっと、……新しいのか、…刀帳を見たくて来たのだが」

 

…あの刀は…、確か、なんかすっげー綺麗な…えっと

 

「みかちーさんだっけ」

「三日月宗近だ、もしかして記憶力がないのかい?」

 

ええ…違うんだけど…、姉がそう言って俺に紹介していただけなんだけど…

 

「まあよい、なんとでも、三日月、とよく言われているがな」

 

……三日月…、あーなるほど

 

「刀帳を見たいだなんて珍しいですね」

「ああ、…俺の存在を主がいなくなった今、もう一度確かめたくてな」

 

…主がいなくなったから…、主って姉の事だよな、ふーん、どういうことだ?

 

「ははは、何も聞かされていないようだな、…まあ、わざわざ言うほどではないか」

 

うーん、どかりと座って刀帳を眺める姿、というか顔がいい刀が多いな…

 

「君はアレに堕ちないでくれよ」

「アレ?」

 

なんのことだ?向かい合って刀帳を眺めている奴のことではなさそうだし…あと思い浮かぶもの…とかは…ないし…、ここの刀を見て行けばいつかわかるものだったりするのか?…面倒ごとは好きじゃないからさっさと言って欲しいものだけど、そうしたら、意味がないのか…?

 

「そういえば、ここにいる刀って今どのくらいなんだ?」

 

折れた?みたいな報告は聞いてないけど、どこか不自然に開いていたりしてる…

 

「今は五十振りだな、自ら消えた刀だったりがいたりするが、本丸内にいるのはそのくらいだ」

 

三日月が解説してくれた、やっぱ優しいんだな、みんな

 

「はぁ、君のお花畑頭はここまで行くと一周回って尊敬するよ」

「……こちらはまだ何も言っていないですからね、仕方ありません」

 

あー!宗三左文字!!いつの間に入って来た!!

 

「頭の中で騒がないでいただけます?遠く離れたところにいてもうるさいんですよ」

「え、それはごめん」

 

謝ったら溜息吐かれたんだけど、こわ…でなくて、やはり悩み多き刀なのか、見た目も繊細なガラスみたいな綺麗な姿してるし

 

「この方、本当に刀の伝来とか知らないんですか」

「そうみたいだ、別に見向きもされてなかっただろう?」

 

見向きもされなかった…?なんのことだ…?俺には全く持って知らない、情報だけで言うのなら、俺はこの刀達より得ている物がすくない…

 

「あの、…俺さ、正直なんにも、わかんないから、協力してくれると嬉しいんだけど、…いい?」

「…僕に協力を?…また悩みを増やすつもりですか、……ですが、魔に堕ちないように、見てはおきましょう」

「三日月もさ、なにかあったかわからないけど、…俺はただここの引継ぎ審神者をするだけだと面目がないし、それに、なにかあったか知ることが、義務だと思うんだ、手伝って欲しい」

「畏まるな、俺は皆の面倒は見ているからな、少しの助言はできるかもしれん、こんなじじいでもよければ、使ってくれ、お前が主になるという覚悟があるのなら」

 

…ひとまずよかった、仲良く、は言い過ぎだけど、敵意がなければ、それでよかったりするし




実はダイスロールで登場させる刀剣男士を決めている、早く短刀来い!!!!
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