特急「しらさぎ」宇奈月富山殺人事件   作:新庄雄太郎

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南と高山達はトロッコに乗って宇奈月と欅平へ。


第2章 宇奈月・欅平

欅平

 

黒部峡谷随一の名スポットが集まる欅平は、見どころ満載。

日本で2ヶ所しかない、特別名勝と特別天然記念物の両方に認定されている、昔猿が飛び越えたと言われている「猿飛峡」。黒部川の本流にかかる朱色の高さ34mの橋「奥鐘橋」。岩壁をえぐりとるように造られた迫力満点の遊歩道「人喰岩」など、まさに大自然の中の絶景づくしの景勝地を楽しめるのだ。

 

「うわー、すごいわ。」

 

「本当だよ。」

 

「うん。」

 

そして、南と高山達は欅平屋上展望台へ向かった。

 

欅平駅屋上展望台

 

展望台からは黒部峡谷の圧巻の眺望がご覧いただけ、黒部川の清流と朱塗りの奥鐘橋とのコントラストなど最高です。

 

「あのー、すみません。」

 

「はい。」

 

「写真を撮っていただけないでしょうか?。」

 

と、1人の女性は高山に言った。

 

「ええ、いいですよ。」

 

早速、高山はカメラで写真を撮った。

 

そして、黒部峡谷とトロッコを堪能した後は宇奈月温泉へ向かった。

 

宇奈月温泉

 

情緒あふれる温泉街、「宇奈月温泉」。

黒部峡谷の玄関口にあり、富山県随一の規模(収容人員3,500名)を誇る温泉郷。かつては「桃原」と呼ばれた、桃の樹林が広がる無人の台地でした。黒部川上流の黒薙温泉から引湯が成功し、1923年に開湯以来、多くの文人墨客から愛されてきた歴史があります。宇奈月温泉のお湯は日本有数の透明度ともいわれ、黒部川の清流を思わせる無色透明の湯は、肌にやさしい弱アルカリ性単純泉。源泉温度は90度以上と高く、体の芯から良く温まる「美肌の湯」です。黒部川沿いに建ち並ぶ旅館やホテルからは、四季折々の表情を見せる峡谷の山々を望むことができ、大自然と絶景を満喫できます。

山の幸はもちろん、山峡にありながら日本海が近く新鮮な海の幸も味わうことができる宇奈月温泉。峡谷の名水で仕込む地酒や地ビールも絶品です。宇奈月の街には足湯もたくさん。温泉街をぐるっと回ると、至る所に足湯が点在しており、旅で疲れた体を癒すのに最適。ゆっくり休みながら歴史ある魅力たっぷりの温泉街の散策を楽しめるのだ。

 

「いい湯ですな。」

 

「ええ。」

 

「あなたは何処から来たんですか?。」

 

「私は東京から来たんです。」

 

「ほう、なるほど。」

 

そして、宇奈月を観光した後は我々は富山へ向かった。

 

「久しぶりだな、富山は。」

 

「うん。」

 

「高山は富山へ行ったことあるのか。」

 

「ええ、横浜の氷見公安官と一緒に捜査した事があって。」

 

「なるほど。」

 

「ほう。」

 

と、南は言った。




宇奈月と富山へ休暇で旅行の翌日にも事件が起きた。
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