暫くして、南と高山と小海は特捜班にやってきた。
「へぇー、大変な有給になったな。」
と、高杉は言った。
「ええ、欅平で殺人事件に遭遇するなんて。」
「まさか、私と岩泉が捜査をさせるなんてびっくりしたわよ。」
「桜井もご苦労だったな。」
「それで、犯人は見つかったの?。」
「いやー、それが。」
「班長。」
「ん、何だい南。」
と、高杉は言った。
「実は、富山県警からは今後も事件の捜査に協力して下さいと、言われました。」
「それで、死因の方は?。」
「死因はナイフによる出血死だそうです。」
「ほう、そうか。」
と、桜井は高山に言った。
「高山、これなんだい。」
「これがわれらのお土産ですか?。」
「これ、何かしら。」
「あっ、これか。」
「うん。」
「それはね、富山名物の富山の置き薬だよ。」
「置き薬、何それ。」
「そうか、今の人たちは富山の薬は知らないんだよね。」
と、高杉は言った。
「菅さんと梶山と松本はこれだよ。」
南は、菅原と梶山と松本に薬の上袋を渡した。
「おお、これが私か。」
「アラッ、なんかいい感じね。」
松本は、咳止めの袋を見てびっくりした。
梶山は、青とオレンジの解熱鎮痛剤の袋を見て驚いた。
「なかなか、いい土産だね。」
一方、菅原は。
「私のは、神様と竜の絵柄の箱か。」
「ええ、赤玉と箱入りの風邪薬だよ。」
「へぇー。」
そして、南には。
「班長にも勝っておきましたよ。」
「おー、獅子の風邪薬に緑の胃腸薬とクール目薬か。」
「はい、これもみんな富山で作っているんだって。」
「へぇー。」
「ありがとう、南主任。」
そして、高山は桜井と岩泉に富山の薬をお土産を渡した。
「へぇー、これはかわいいイラストね。」
「本当だよ、こんなのもあるんだ。」
そう言って、富山の土産を渡したのであった。
「おっ、富山の薬か懐かしいなぁ。」
と、松本は言った。
「実は、梶山にもあるんだよ。」
「えっ、これが私ですか?。」
梶山には、女性のイラストの解熱鎮痛剤である。
「まぁ、かわいいイラストね。それに紙風船も入っているのか。」
「そうだよ。」
「今の子は、置き薬なんて知らないからね。」
「ええ。」
そして、特捜班は富山の土産を渡した後に話をした。
「被害者は名古屋から出張へ行って次の日に休暇を取って富山へ行っていたことは分かったんです。」
「という事は被害者は東京の本社から新幹線に乗って名古屋へ向かい、そこから特急に乗って富山へ向かったのか。」
と、菅原は言った。
「ええ、そういえば被害者は女と一緒だったみたいです。」
「ほう、女と一緒か。」
と、高杉は言った。
「そう言えば、宇奈月温泉駅へ来たときに怪しい男がいたわ。」
「えっ、小海それは本当か。」
「ええ。富山駅で降りたときに。」
「怪しいわね、そこ男。」
「ええ。」
そして、事件は意外な展開になってきた。