~IS~飛翔風景~   作:メザシ

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第十ニ話 異常

 

僕は今、一夏と一緒に高校受験に来ている。

 

理由は千冬から「四年間寝てて、四年間旅に出てやがったお前は学歴、中卒で止まっているだろう。だからせめて高卒くらいはとっておけ」という本心は一夏が心配というシスコン脳が生み出した言い訳である。四年間寝てたのはともかく、四年間旅に出てたのは僕のせいじゃないよ。あの爺さんと青姉のせいだよ。おかげで昏睡から目覚めて光や香、そして束ねとは会えてないんだぞこっちは。

 

旅は正直にいうと旅と言うなの「地獄」だった気がする。だって「無理矢理」魔力回路をこじ開けようとするし、紛争地域に「何度も」投げ飛ばすし、青姉が波動砲じみたもん乱射してくるのからにげたり、爺さんが魔法で魔弾の雨降らせるし。

でもあれが見つかったのはよかった。

 

「暴走魔力回路」僕の身体にある六百ある魔力回路とは別に、五十本ある魔力回路だ。

他の魔力回路と違って開きやすいのがいいのだが、使ってしばらく経つと、僕の「血」が反応して我を失うというとんでもない魔力回路だ。

 

鬼狩家は「対魔」のために鬼とは言わないものの半神半鬼の「血」を多くとりいえた家系だ。日本有数の大企業の「遠野」と違い、「反転」はないものの、「暴走魔力回路」を使用することで一時的に「反転」に近い状態になってしまうこと。これは「暴走魔力回路」が見つかってからわかった事だが、

 

 

まぁそのたびも魔力回路二十本開く糧にはなったが、

あれを起動したが、気がついたら一帯が焼け野原になっているのに気づくというとてもショッキングなものだったが。

 

暴走魔力回路を開いてしまった詫びに第二魔法を仮に使用できる魔術礼装を貰えたのは大きかったが。

 

「記憶欠片」詠唱ーーー否、記憶を紡ぐことによって魔力を増加させる道具

 

内容だけではあの「イカれた杖」よりも遥かにしたの道具だ。

ーーーあんな恥ずかしい「イカれた杖」を使うよりは遥かにましだ。

そしてこの「記憶欠片」には欠点がある。ーーー記憶を紡ぐ長さだ。

 

「イカれた杖」はすぐに平行世界の力を持ってこれたチートアイテムだっが、こちらは魔力のブーストと「空に浮く」という能力だけ。何より記憶を何度も紡ぐ長さは

果てしなく長い。

 

宝具を作るのに必要な魔力ブーストは詠唱含めて二十分かかる。

それでも身体への負担は一週間から四日に変わった程度だ。

 

あっ「記憶欠片」を青姉が改造したのを思い出した。なんか青姉の波動砲じみたもんよりはこれまた威力は遥かに低いがビームが撃てるようになったんだった。

 

うんチートじゃなくて「微チート」だこのアイテム

 

まぁこの事はさておき現在僕と一夏は迷っている。

 

「識兄、どうすればいいん?」

 

こう聞いてくるのは僕の親友、千冬の弟、一夏だ。

周りにどういう奴になったか聞くみんな口を揃えて

 

唐変木と答えていた。

 

なるほどとは思ったがこれまたみんな口を揃えて

「お前が言うな」といわれた。

 

えっ......なんのこととしか言いようがなかった。

 

 

「そこにいる人に聞けば? 」

 

「わかったーーーすみませーん」

 

「あっ受験生ね、こっちよ」

 

「わかりました」

 

そう案内されると、そこには受験会場ではなく二機の「IS」が鎮座されていた。

 

「ちょっとまっててね」

 

そういい係員はその場から立ち去った。

 

「ISだねこれ識兄」

 

「みたいだね」

 

「識兄はこれ見るの初めてじゃないんだっけ? 」

 

「あぁ、「自分の意志と反してな」‼」

 

そうあれは旅の途中のこと

 

「識、今からドイツに殴り込みにいけ」

 

そうあの爺さんがぬかしたあの一言で

 

「いやだ」

 

「じゃあ無理矢理だな」

 

「ちょ、まっ」

 

「どりゃー」

 

と爺さんに投げられてドイツ周辺の村から、ドイツ軍の「IS」訓練所に投げ込まれて散々やりあった。そりゃ勝ったけど、あの後何時の間にか暴走魔力回路を使ってて後半の事は良く覚えていない。確か銀髪でちびっ子みたいのを叩き潰した記憶はあるが、

暴走魔力回路のおかげで二週間全く動けなかった。それにしてもあの時千冬をみた気がするのは気のせいなのか。

 

「本当に識兄って人間? 」

 

「僕はあの「二人」と違って人間だ」

 

「そんなその「二人」って人外なのか? 」

 

「うんってか片方は完全に人間辞めてるし」

 

「まじか」

 

「うん。それにしても戦ったことはあるけど、触ったことはなかったな」

 

「折角だし触らせてもらうかどうせ動かないし」

 

あれ嫌な予感しかしない

 

そのとき一夏が触るとISが光だし、一夏にISが装着されていた。

 

「ちょ君たち......えっ男が動かしている。君、顔は女顔だけど、服装からして男よね? 」

 

女顔で悪かったな。よくこの和服が男性ものだとわかったな。そう思いながらISに触れると

なんだこの情報の塊は突然頭の中に大量の情報が送りこまるれ、

次第に軽くなりーーーそして僕の身体にISが装着されていた。

 

「君まで、まって今関係者を呼んでくるから」

 

そう係員は言うと焦って駆け出した。

 

「これって逃げるべきだ? 」

 

「当たり前だ」

 

そういいISを外すと僕は一夏の首根っこを掴み「記憶欠片」を起動した。

 

そして少し貯めて置いた魔力(少し貯めるのにも魔力は

とても多く必要になる)を使い浮き、会場から逃げ出す。

 

「なんなんだあの結晶は」

 

当然の反応だろう。今僕は一夏の首根っこを掴みながら結晶を周囲に展開し浮いているのだから。

 

「緊急事態緊急事態、ISを動かした男性二名が逃走繰り返す。ISを動かした男性二名が逃走直ちに即刻捕まえろ」

 

そして僕らは色々な人から追われニュースにもなった。

 

「世界初、男性二名がISを起動させることに成功。名前は織斑一夏と

鬼狩識と」

 

 

 

そして物語は動き出した




みてくださりありがとうごさいます。感想や批評などお待ちしております。
記憶欠片についてはまた今度詳しく書くのでそのことについてはまた今度ということでお願いします。
またいいますがみてくださりありがとうごさいます。またみて下さると嬉しいです。

あっ記憶欠片の元ネタはひぐらしのあれです。
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