cccをプレイしてて遅れてしまいました。
一周目はキャス狐で二周目もキャス狐でプレイしています。
開いてみたらお気に入りが二百を突破していて驚きました。
これからもこの駄文をお願いします。
そして記念の二十話です。
まだアンケートを募集していますのでどうぞ投票してください。
識の戦いは圧倒的でまさに最強の剣の担い手に相応しい実力を証明した。
女子は代表候補のセシリアを識が異能の力を使用したとはいえ「生身」でISを打倒したことに混乱していた。ーーー何故なら今の世界の風潮は「IS」の「強さ」があってこその「女尊男卑」なのだからそれを覆す「識という化物じみた実力」は恐怖の対象でしかなかった。
「ーーーまさかここまでとはな。これであの「魔眼」とかいう物を使ってないとなると本当に化物じみているな」
千冬は知っているのだ。今の試合はまだ「本気」を出しておらず、「本気」をだしたら「IS」に備わっている「絶対防御」さえも無効にしてしまう「魔眼」がありそれでどんなものを視ているかを。
「本当に識さんは強いんですね」
山田真耶も驚いているのだ。なんせ相手は幾度の訓練を積んだエリートの代表候補。
一夏との試合は「慢心」があったからこそ勝てたのだからニ試合目の識との試合は
「慢心」が無いのにもかかわらず、圧倒したのだから。
「ーーーだがなあいつの剣には心が無いんだ。なんせあいつはなぜ自分で剣を振るうかわかっていないんだ。あいつが言うには自分は何時の間にか剣に惹かれていてそれをただ今も振るっているだけらしい」
「つまりは識さんが今剣を振るっているのはその理由を探求するためになりますね。
それならその行動に心がこもっているんじゃ無いんですか? 」
そう剣を振るっている意味を探すことに心がこもっているという解釈もあるのにもか
かわらず、彼はわからないから振るっていると言うのだ。ーーー矛盾している。
そして今、識を見ると空を仰ぎ見ている。上空には鳥の姿は見えず、雲が空という海を泳いでいるようにしか見えないが、彼はその雲を羨ましそうにしている。
「識さんは何故、飛びたいのでしょう? 「記憶欠片」を使用すれば空にいけるし、識さんは「IS」を動かせるという異端なものまであるのに」
そう彼がこの学園に入る際に書いた夢に「空を飛んでみたい」書いてあったのだ。
そのとき真耶は識に「IS」を動かせるのだから「夢」が叶ってよかったですねと言ったとき彼はまだ「夢」を叶えていないと答えたのだ。
「そのことは私も質問したよ。なぜ「IS」と「記憶欠片」ではだめか。
そうしたらあいつはこう言ったんだ。「「IS」や「記憶欠片」は自分の力で「飛んでいるのではないしそれにあれらを使って飛ぶとは言えないし、あれらを使って空に行くのは「浮く」という動作と大差がない」と言っていた。つまりはあいつは自分の力で飛びたいらしい。ーーーこれだけ科学が進んでいるのにもかかわらず、鳥がどうやって飛ぶか解析できてないんだから確かに自分で飛ぶのは困難どころかほぼ不可能
に近いからな」
「でも「飛ぶ」という動作を「魔術」で行えば解決するんじゃないんですか? 」
「いやあいつが言うに「飛ぶ」という動作は「魔術」でも困難で何処かの歴史にのるような「魔術師」がやっとできるレベルらしい」
「じゃあどれだけかかるんでしょう。一年? 十年? 五十年? ーーーでも彼のことを見ているとなんだかそんなことも出来てしまいそうに感じるんですよね」
「私もそう思う」
そういい二人はしばらく識が空を仰ぎ見ている姿に見惚れていた。