~IS~飛翔風景~   作:メザシ

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最近アンチヘイト気味の気がしますが大丈夫でしょうか?
その辺りの意見を言ってもらえると嬉しいです。それではこの駄文をどうぞ


第二十七話 アクセス

「ネロ? ってことはあのローマの暴君で有名なネロ・グラディウス・カエサルかい? ーーーどうみても僕には少女にしか見えないんだけど」

 

「うむ、余は確かに女だがちゃんとしたネロ・グラディウス・カエサルだ。今は違うが普段ならちゃんとした男装をしているところだ」

 

「そうか。だけどなんで僕は君の意識が入ってくるんだい? ーーーそしてこの身体どうしてくれるんだ」

 

「それは余にもわからんがこの世界での認識は奏者のISとやらのAIになっているようだ」

 

「そうか。ーーーなら」

 

原因に聞かないとね。そう僕の身体をこんなにした親友共に。

 

「ねぇ光、これはどうゆうことかな。今の僕ならこの剣で光を真っ二つにしそうだよ」

 

僕は光の目の前に剣を突き出す。まぁライダースーツのようなウエディングドレスのような金髪の少女がこんなことをしていたらとでシュールだ。声も高くなっておりまるで自分の感じがしない。ーーーそう例えるのなら「鬼狩識」というソフトウェアをもったスペックの違う「パソコン」が現在の識なのだ。

 

「まずは私と束は識の足枷にならないようなISを考えたんだ。ーーーつまりはコントローラで操作が変わるとゲームの腕が下がる感じだね。思った力が出せない。ーーーならコントローラを変えずに操作ができるようなISを作ればいい

。だから識の肉体をまずは電子化、ーーーようはギリギリまで小さくする。ーーーまぁ簡単にいうならパソコンの中にあるファイルを圧縮するようなものだねそれを容量がそっくりの肉体に入れるのがこのISなんだ。そこらのISだと識の魂の大きさのほうが圧倒的でシステムに異常をきたしてしまう確率が高かった。ーーーつまりは魂が大きくても耐えられる肉体が必要だったんだ。ーーーそこで英霊が登場する。ーーー英雄の魂と肉体は両方ともに大きいからね。肉体のベースとなるものは僕らでも作ることは出来たんだけどそれを支えるくらいの骨が作れなかったんだ。自分の魂と他の魂を支えるくらいの強さなんだ。だから識には私らでは到達する。ーーーまぁアクセスだね。アクセスすることのできない「英霊の座」に「根源の渦」から直接アクセスしてもらい、一時的に「根源の渦」から「英霊の座」への一本道を作成、そして私らが用意した「聖遺物」、今回は「黄金劇場の破片」だね。それに所縁のある英霊、ーーーつまりはかのローマの暴君で有名な「ネロ・グラディウス・カエサル」の魂にアクセスしそれをさっき作った「根源の渦」から「英霊の座」までの一本道を通ってこのISにその魂の情報をダウンロードしたんだ。これにより識の足枷にならないようなISの出来上がりということだ。ーーーまぁこの「英霊の座」へのアクセスはあくまでも正規の方法では無いからやっぱり識の魔力量があっても十分な実力を発揮することは出来ないがな。これで満足したか。「英霊の座」のことを知っていたことについてはノーコメントだ」

 

なるほど......って他の「聖遺物」を用意することは出来なかったんかい。特に男の英霊に所縁のある「聖遺物」とか。まぁ僕もかのローマの暴君で有名な「ネロ・グラディウス・カエサル」が女性だったことには驚いたがーーー確か光と香は「転成者」と呼ばれる類だっな。ーーーつまりはこの世界や僕が元々いた世界を「作品」として見る人達だ。この世界の流れを知っているはずなのだが光がいうにはこの世界のラスボスーーーつまりは終盤直前のボスがどう考えても僕らの親友である「篠ノ之束」しかありえないらしく、僕らがいたことにより世界線が分岐、ーーーつまりは彼らの見ていた世界とは物語が変化し、物語の流れがわからなくなったということだ。本来、この前の襲撃事件の黒幕は束であったはずであり、何者かの介入などはなかったはずらしい。つまりは黒幕というシステムが変わったので更に物語が変化したのだ。ーーー話がそれたな。つまりは僕という個人は知らないが僕の世界という器の中身は知っているらしくそのため「英霊の座」を知っているということを僕は仮定する。ーーーまさか僕を電子化することによって別の肉体にいれるなんてまるで「第三魔法」である「魂の物質化」みたいじゃないか。このままだと「第三魔法」も無くなりかねんな。この身体にはつまりは慣れなくてはならんか。

確かに僕の肉体は「胸」を除けば体格なら女性に近いのだ。ーーーまぁここまでは流石に細くはないがな。とにかくだこの「胸」がとても重いのだ。ーーーそうだな重りを三キロくらいつけている感じだ。はやくサラシでもつけたいものだ。

 

「でこれに第一移行とかあるの? 」

 

「ふっふっふ、そのことは私が話すよ‼ 」

 

突然テンションの高い声が聞こえた。光の肩にはうさぎ型の小さなロボットがピョンピョン跳ねていた。そうだなとても光の肩が痛そうだ。光もどうやら困っているようでため息をついている。千冬は呆れてるし、香はまるでめんどくさいのがきたような感じだった。ーーーそうかのロボットを操っている人こそ僕らの親友であり、ISの作成者である「篠ノ之束」である。

 

「ふっふっふよくぞきいてくれたねしーくん。そのIS、名前は「セイバー・ブライト」、まだ英霊としーくんの波長が完璧にあっていないから、その「拘束具」ーーーまぁその花嫁姿になっているんだ。さっきセイバーもいったように本来の衣装ではないってこと。

つまりは何時になるかはわからないけど、波長が完璧に一致した時にその「拘束具」が外れて、本来の実力とは言わないもののある程度のバックアップ機能に進化するってことだよ。ーーーしかも単一機能も発動するしね。ーーーじゃあしーくん頑張ってねえ〜私はそこの先生との戦いを見物するから」

 

「つまりは僕と山田先生が戦うってこと? 」

 

「そうなるな。その前に代表候補二人を相手にするみたいだが」

 

「じゃあとりあえずこの身体に慣らすよ。千冬、その辺の校庭借りていいか? 」

 

「あぁ構わんがあいつらの邪魔にはなるなよ。ーーーにしてもこれがあの暴君か。全く想像がつかないな......その花嫁衣装がそのまま識が着てたら私的には得したのだが」

 

「わかったよ。じゃああっちでちょっと慣らしてくるから終わったらいってくれよ」

 

そうして僕はこの姿のまま、山田先生達が戦うところの正反対の場所に向かった。

 

 

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