転生したので、地獄の轟家回避RTAやっていいですか? 作:もみじししゃも
「えーーーー!?お父さん帰ってこれない!?」
「炎司さん、今ちょっと大掛かりな作戦に巻き込まれてるらしくて、、、」
轟家、リビング
エンデヴァーの残業確定電話を受け、心の底から残念そうにしている燈矢君
ちょっとうれしそうな焦凍君
に挟まれて宇宙猫の私
ヒーローって大変だね
「せっかくだし、今日も夕飯食べて帰る?」
「うーん、、、今日はいいです」
「えーーー、お母さんのご飯食べて帰れよ〜」
「なんかサーから絶対電話しろって圧があったから、、、」
別に今日じゃなくても良さげだけど、、、早めに知っておきたい、、、
「むぅ、、、夜凪の馬鹿」
「なぜに!?」
罵倒されるところだったか今、、、
「お母さんただいま〜、私のスマホどこ〜?」
「おかえり無月〜、ダイニングの机にあるわよ〜、、、、、待ちなさい、なにに使うの???」
「サー・ナイトアイってヒーローの電話」
「なんで????」
「さぁ?電話しろって言われたから、、、」
「一応リビングで電話なさい。サー・ナイトアイねぇ、、、聞き覚えはあるのだけれど」
オールマイトのサイドキックだぞ、、、
そんなに知名度低かったっけ、、、
「さて、話の内容は何なのやら、、、」
『夜凪無月だね』
「お、一発」
ワンコールもしないうちにつながったと思ったら御本人登場
『急にすまないね、ところで次の日曜日は空いているかね?』
「え、今ここで話してくれないんですか?」
『事が事だ、電話口でそう簡単に話せることじゃない』
えぇ、、、困りますって、、、、
「理由も言わずに、東京に来いっていうのは流石によろしくないのでは?」
『、、、まずは私の個性の話をしよう。そうすれば君も納得するはずだ。ただし、他言無用で頼む』
はぁ、、、
『私の個性は「予知」と言ってな』
「私の未来を見たってことですか?」
『、、、正確に言うと個性が暴発した結果”見えてしまった”だが、、、、そして君の未来は「私、死ぬんですか?」 っ!?』
サーが仕事中に表情を変えるってことは「見た」相手がいつか死ぬ未来を見てしまったときぐらいでしょ、、、多分
後ろでお母さんが息を呑むのが聞こえる
『死ぬ、、、とまでは言い切れないが悲惨な未来が見えてしまった。それと同時におかしなことも』
「おかしなこと?」
『それに関しては、直に会って話をしたい。かなりデリケートな話になるだろうから』
、、、私の前世まで見られたか?でもサーの個性じゃ過去までは覗けないはず
「お母さん、次の日曜日って予定なにもないよね?」
「え、えぇ、、、まさか行くの!?東京のオールマイト事務所に?」
「行ってみようと思う」
「、、、わかったわ、新幹線のチケット取っておいてあげる」
よし、交渉完了
「次の日曜日、行けます」
『わかった、なら東京駅で待ち合わせということで構わないか?話自体はオールマイト事務所で』
「はい、それで構いません」
どんな話なのやら、、、
「サー、どうかしたのかい、、、もしかして書類で疲れて、、、」
「そう思うのならあなたも少しは書類を捌いてくださいオールマイト」
「いやぁ、、、書類仕事は苦手でねぇ、、、」
青ざめた顔のまま業務を続けるサー・ナイトアイ
デスクの隅においてあるカレンダーはすでに予定でいっぱいだ
次の日曜日だけ、無理やりリスケした跡が、、、
「ん?日曜日何かあるのかい?」
「会って話をしなければならない少女ができましてね、無理やり予定を開けました」
「少女?、、、、まさかよくない未来が、、、?」
「よくない?その一言で済めばいいんですがね、、、そうだオールマイト」
「なんだい?」
「エンデヴァーと、なんとかつながりを持ってください」
「んな無茶な、、、」
オールマイトがエンデヴァーと仲良くしようと思ったときは多々あるが
事あるごとに避けられるし、会ってもかなり不機嫌なせいでかのオールマイトですらエンデヴァーとはかなり疎遠だ
そのことを一番わかっているはずなのに急に関われ、というサー・ナイトアイ
そんな彼の顔を見て、本気だな、と思うオールマイト
「エンデヴァーくんあたりに何かあるのかい?」
「おそらく今年の冬、、、、AFOがエンデヴァーの家の近くの山に現れます」
「なんだって!?」
「炎に巻かれた山の中で、、、少年とAFOが対峙していました。」
「えぇぇぇぇぇ!?」
「ちなみに、生き残ってます」
「はい!?」
「ただ問題はそれ以降なんです、、、」
それ以上にまずいことがあるの!?と、もうこれ以上ないくらいのリアクションで止まっているオールマイト、そりゃそうだろう。お師匠が負けた相手に、少年が一人で生き残れるなどそう簡単には信じれないことだ
そしてそれ以上にヤバいことが起こるとは、、、なにも知らない人なら考えることをやめるだろう
(正確には、二人、、、だが、一人だろうと二人だろうと、子どもがあの諸悪の権化のようなやつと相対できるか?いや無理だ、、、そう、無理なはずなんだっ、、、それに、、、)
(あの場にいた、