転生したので、地獄の轟家回避RTAやっていいですか? 作:もみじししゃも
「本当に、君は何者なんだ?」
「人よりもだいぶ物知りってことで通してくれません?」
「それで通るようなものじゃないだろうあれは」
「だって本当のこと言ったらあなた絶対現実逃避しますよ」
私の世界ではこの世界はとある漫画の中身とか
私がそう告げられたらちょっと発狂不可避かもしれない
「なんとなく察してはいる」
「私の過去、どこまで見えたんですか、、、」
「高校入学からトラックに轢かれるところまでをダイジェストで」
「なんでそんなところを回想する必要性に迫られてんだ私、、、」
「走馬灯のようなものだろうなあれは」
「そもそもあなたの個性って回想シーンまではわかんないですよね普通!!」
「視えてしまったんだから仕方ないだろう、、、」
おいこの世の神様、
仕事しろーーー
じゃないとサー・ナイトアイがソファで死んじゃうぞーー
実際周りの空気だけクッソ重そうだぞー
結構どんよりきてるぞ、メンタル大丈夫かな、、、
「あれ、じゃあ結構色々見えちゃったんじゃ、、、」
「あぁ、そしてその上で君がなにかを回避したいことがわかった」
そういいながら深くうなだれるサー
「ついさっきまで敵を見るような目をしていた人とは思えないなぁ、、、」
「現実から逃げたい、とは思っている」
「すいません、ここが現実です耐えてください私も耐えますから」
「君としては思ってもない奇跡じゃないか?」
「奇跡ってのがあるなら転生じゃなくて回帰がよかったです。高1から勉強やり直したい」
「中1からやり直せてよかったな」
「嫌味ですか???」
、、、まぁ最初にバレるのがこの人で良かった感はある
サーには悪いけどね、、、
「で、君は一体なにを回避したいんだ。全面戦争か?オールマイトの引退か?エンデヴァーの記者会見か?」
「ほんとに全部見えてますねぇ!?」
「見たくなかった、、、」
「未来ってのは変えるためにあるんで頑張りましょうよ一緒に、、、」
「そうだな、、、で、君がいま一番に避けたいのは、、、」
「地獄の轟家ですね、普通に燈矢が荼毘になるのを避けたい、絶対に、私と轟家の平和のためにも私のメンタルのためにも」
「素直に好きなやつが死ぬのは嫌だと言えばいいのに」
「正直、こっちの世界に来てからloveとlikeの境界がわからなくなってきてるんですよ。だからあえてごまかしたってのに、、、、」
よくない兆候なのはわかってる
「、、、そのあたりは追々頑張り給え。一応中身はまだ高校生なのだろう」
「、、、いや18+12ですでに精神年齢は「皆まで言うな」、、はーい」
まぁ子どもを演じてきたこの12年間を精神年齢として数えていいかどうかはうん、、、
数えちゃ駄目かも
「轟燈矢を救うために轟家に接触、、、か」
「正確に言うと轟家に燈矢くんを救わせるために接触、ですよ。だって、ぽっと出のわたしなんかが彼を救えるはずないでしょう?あと単純に焦凍君に癒されにいってます」
ほんと可愛いんだよ、一回会ってみてよ
飛ぶぞ、色んな意味で
この世の天使とはあの子のことを言うんだなってなるから
あれが後の天然イケメンか、、、流石人気投票上位勢
「ちなみに必要とあらばエンデヴァーも殴れますし殴りました」
「、、、ユーモアのある冗談かな」
「れっきとした事実です!」
日本一肝の座った女として扱ってくれてもいいんですよ?
そーいや、私が避けたせいで壁に刺さったハンコどうするんだろ
あれ5kgあるんでしょ、、、避けなきゃ死ぬって
避けれたのはほぼ奇跡だけど、、、
いや案外避けようとしなくても避けれたかも、、、
「それ、私も協力しよう」
「結構です、これ以上部外者が関わるとエンデヴァーが本気でキレそうです」
「そんなに短気なのかあの人、、、いや案外短気か」
「短気どころか、いつもキレてませんかあの人」
「、、、確かに」
「というか、普通にセコト岳にAFOが出てくるときは手伝ってください。流石にタイマン張って勝てる気はしません」
「勝てそうだがな」
「悲惨な未来なんじゃなかったでしたっけ?」
「あぁ、君に限った話だがな」
、、、やっぱ死ぬのかなぁ私
「まず両目を斬られる」
「うっそだろ」
「次に胴体を3箇所貫かれる」
殺意たっか、、、
「最後に吹っ飛ばされる」
私はAFOの逆鱗にでも触れたか???
「あれは多分死んでるだろうな」
「あっちゃぁ、、、」
「、、、、君、自分が死んでるかもしれないと言われて何でそんなに平然としていられるんだ?」
え、、、だって
「すでに一回死んでますから、ちゃんと失血死するまでの感覚も覚えてますよ」
「なるほど、始めからすでにそのあたりの感覚が狂っていたのかこいつは、、、」
狂ってるだなんて失礼な
「そもそも、痛みに強いんで」
「痛みを耐えることに慣れてしまっただけだろう、それは痛みに強いとは言わない」
「ちょっぴり人の過去見えちゃった程度で語んないでくれます?」
私にも触れられたくない、忘れておきたいクソみたいな思い出があるんですよ
「、、、ただのトラック事故で済んでいたら、私だってここまで言わないさ」
「余計なお世話がヒーローの本質なのは十分理解してますが、そこから先は余計なお世話もおせっかいも通り越してただの嫌がらせですよ、人が忘れたがってることだってのに」
「目の前に傷ついてる人がいるとなんとかしてやりたいと思うのが、ヒーローだからな」
「この話題は、また後日にでも。今は未来に関する話をしましょうよ」
じゃないと、ここ焼きますよ?