警察に捕まった4人の後の動きは素早かった。
最初にセイバーが風王鉄槌で警察官達を吹き飛ばし、ギルガメッシュが天の鎖で縛り付け、そしてトドメと言わんばかりに残り二人が偽・螺錠剣、ゲイボルクを尻に突き刺し難を逃れた。
今四人は近くの喫茶店で休憩していた。
「大変でしたね」
「ふん雑種が我を捕まえようなど笑えぬ冗談だ」
「まったく、あの警官また懲りずに私を手錠に掛けるとは」
「まぁ結局逃げれたんだし、良しとしようぜ」
四人のテーブルには、それぞれ飲み物が置かれている。
「おっと、そろそろあの時間だな」
「何があるんですか?」
メロンソーダを啜りながら聞いてくるセイバーに対して、ギルガメッシュは何も言わず懐からμ's全員が写し出されているクリアファイルを取り出した。
「我の嫁達よ‼︎今日も愛してるぞ‼︎」
いきなり大声で叫びたし、クリアファイルに口付けを始める。
「「「うわぁ…」」」
そんな言動に引いている三人を他所にギルガメッシュはメンバーそれぞれの口にキスをし終える。
「ふぅ〜。終わりだ」
「貴方の頭も終わってますね」
「確かに」
「今まで一緒に居たが、まさかこんな性癖の持ち主とは知らなかったぜ」
「えっ、一緒に住んでるんですか?」
「あぁ。ちなみに、この戦いでラスボスになりそうな感じだから注意しとけよ」
「分かりました」
「分かった。一応注意しておく」
「ふん。雑種如きが我に勝てるわけがなかろう」
ギルガメッシュは鼻で笑いながらコーラを啜る。
「慢心も程々にしておくと良い。英雄王」
アーチャーは自分の裸体にコーヒーを浴びせながら戦線布告をする。
「ほう。貴様、我を知っているようだな」
「さぁ?どうだかな」
不穏な空気が喫茶店を支配していた。
〜学校〜
「まったく昨日は大変だったなぁ」
シャンシャンシャンシャンシャンシャン!
3時間目が終わり休み時間に入っていた士郎はクスフェスをやっていた。ちなみに今日はちゃんと制服を着ている。
「まぁ料理王が無事勝ったことだし、まぁ良いか」
「な、なぁ衛宮…」
「ん?どうした慎二?」
慎二は普段とは違い、どこか怯えていた。
「桜が変なんだ」
「桜が変?そういえば最近うちに来ないな」
「だ、だからさ。しばらく桜を衛宮の家に泊めて欲しんだよ。それで桜の相談に乗って欲しいんだ」
「あぁ。別に良いぞ。早速桜に今日泊めれるか聞いてみるわ」
「衛宮!お前は僕の親友だよ!」
士郎はスクフェスを中断し、桜にL◯NEを送る。
すると士郎のスマフォに桜から返信が来た。
「お?絶対行きますって来てるぞ」
「ありがとう…ありがとう…衛宮ありがとう」
慎二は涙を流しながら士郎に感謝する。
* * * * *
「ただいまー!爺さん居るか!」
「どうした慎二?」
間桐家に帰って来た慎二。そんな慎二を臓硯が出迎える。
「やったぞ爺さん!しばらく桜が衛宮の家に外泊するんだって!」
「なんと…」
臓硯の頬に涙が流れ落ちる。
「ありがとう…慎二…」
「あぁ、これからも頑張ろうな爺さん」
「じゃあ早速今日は出前だな!」
「あぁ!もう既に取ってあるよ!」
「こんにちはー!デリバリー料理店”無限の料理”でーす!」
外から聞こえてくる声が間桐家に響き渡る。
「おっ早速来たか」
「久しぶりにパァァァンとしない料理だ」
「じゃあ玄関前に置いときますね。お代は食器取りに来る時にお願いしまーす!」
出前に来た人物が去った後、慎二は玄関の扉を開け、料理を受け取り、食卓まで持ち運ぶ。
そして二人は合掌する。
「「いただきまーす!」」
二人が温かい料理を口に運ばれた次の瞬間。
パァァァァァァァァァァァァァン‼︎
「「………。」」