真・料理無双   作:佐岩爽

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行くぜオラァ⁉


召喚⁉

〜校舎〜

士郎は夜の校舎を走っていた。

もちろん全裸だ。

 

「ふう。ここまでくれば何とか…」

「よぉ坊主。」

「‼」

 

青タイツの男が後ろに立っていた。

なぜか胸に槍が刺さっている。

 

「大丈夫か?あんた。」

「いや坊主こそ、裸だけど大丈夫か?」

「靴下履いているだろ?」

「はぁ…」

 

このやり取りをデジャヴに感じるランサー。

 

「まぁいいや。とにかく死んでもらうぜ。」

 

ランサーは胸に刺さっている槍を抜き始める。

 

「痛ててて」

 

抜く度に血が溢れでる。

 

「今だ‼オラァ⁉」

「グハッ⁉」

 

士郎は槍を抜いている最中のランサーに腹パンを決める。

そしてそのまま走り去った。

 

 

〜衛宮家〜

士郎は家に着いて安心したのか溜息を吐き、力を抜いていた。

だが、

 

「よぉ坊主。さっきは良くもやってくれたな。」

 

さっきの青タイツが血を流しながら槍を持って立って居た。

士郎は台所に行き、炊飯器からご飯を取り出しおにぎりを作る。

 

「何をする気だ?」

「食らえ!オラァ‼」

 

士郎はおにぎりをランサーの口の中に投げ入れた。

だが、

 

スルッパサァ

 

「悪くねぇな坊主。」

 

タイツがはだけるだけだった。

ランサーはまた脱げたタイツを着始める。

 

「今だ‼」

 

士郎は走り去った。

 

「おい!コラ待て‼」

 

 

 

〜蔵〜

士郎は何か武器になる物を探していた。

 

「あった!トレースオン」

 

中にあった鉄パイプを強化する。

そしてランサーが中に入って来た。

 

「坊主。もう逃げ場は無いぜ。」

 

槍を構える。

士郎は先手を取り鉄パイプを振りかざすが、

ランサーはそれを難無く弾き返し、士郎の腹に蹴りを入れる。

 

「グハッ⁉」

 

士郎は壁に当たりガラクタの中に埋れる。

 

「さぁ、終わりだ。」

 

ランサーが槍を振り上げた、その瞬間。

蔵の中が輝き出した。

 

「何だ‼グハッ⁉」

 

ランサーは蔵の外へ弾き出される。

 

「大丈夫か、マスター?」

「誰だ、あんた‼」

 

士郎の前にシェフの格好をした男が居た。

男は口に笑みを浮かべ答えた。

 

「シェフのクラスで召喚に応じた。

料理王と呼んでくれマスター。」

 

料理王は蔵の外に出て、ランサーと対峙する。

 

「誰だ!テメー‼セイバーか⁉」

「違う。俺は料理王だ‼」

 

料理王の片手におにぎりを出現する。

 

「ダメだ料理王⁉アイツにおにぎりは効かない‼」

 

士郎は蔵の中から料理王に忠告する。

だが彼は勝利を確信した顔でおにぎりを構える。

ランサーは彼の勝負を受け入れたのか好戦的な顔をする。

 

「おもしれぇ。これでもくらいな。」

 

紅い槍が輝き出す。

 

「くらえ‼ゲイボr…」

「今だ‼食らえ‼」

 

おにぎりがレーザービームの如き速さでランサーの口の中に入る。

 

パァァァァァァァァァァァァン⁉

 

「グハッ⁉美味かった…」

 

ランサーのタイツは破り散る。

そしてランサーは倒れた。

 

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