…すみません。
~教会~
「⁉」
バサァ。
何か大きな存在を感じ、言峰綺礼は無意識に着ていた服を脱ぎだした。
「な、何だ…これは!」
あまりの恐怖で震えと汗が止まらない。
「まさか、奴が召喚されたのか!」
「…大丈夫か言峰?」
ギルガメッシュの声は言峰には届いていなかった。
〜士郎&料理王~
二人は暗い夜道を歩いていた。
「なぁ料理王?」
「何だ?」
「これから行く教会で何をするんだ?」
「正式にマスターだと言う事を報告しに行くんだ」
「そっか。もう始まるんだな」
「あぁ」
「…」
「…」
二人の会話が途切れ、静寂が訪れる。
だがそこに
「…衛宮君?」
「⁉」
後ろから士郎を呼ぶ声が聞こえる。
振り返ると 制服に赤いコートを羽織った少女。
そう遠坂凛が居た。
「まさか!学校に居たのアンタだったの?」
「あぁ」
「そう…良かった」
安堵する凛。
だが、ある異変を感じる。
「衛宮君」
「何だ?」
「何で…」
二人に緊張が走る。
「…何で裸なの?」
そう、凛の言うとおり士郎は服を着ていなかった。
「そ、それは…」
「あぁこれは俺が説明しよう」
二人の間に料理王が割って入る。
「実はランサーが男好きでな。マスターの服だけを破いんたんだ」
「そうなんだよ遠坂!いやぁ奴のゲイ♂ボルグにはまいったよ」
「へぇ」
「凛、騙されるな」
凛の背後に赤い外套を纏ったアーチャーが出現する。
「どうしたのよアーチャー?」
「衛宮士郎…貴様、服を着る時間はあったはずだ。なのになぜ服を着ていない?」
「あんた何言ってんだ?靴下は履いているだろ?」
「そうよアーチャー。衛宮君はどこもおかしく無いわ」
「この小娘!俺の時は騒ぎやがって!こいつの場合は良いのかよ‼」バサァ。
アーチャーは着ていた外套を脱ぎだした。
そして
「…ついてこれるか?」
一言だけ言って町中へと走って行った。
「ごめんね衛宮君。何かアーチャーの頭がおかしくって」
「いや遠坂も苦労しているんだな」
「シロウ…」
いやシロウも同類だから、と言えなかった料理王だった。
~キャスター~
今宵私はアサシンを召喚する。
別にサーヴァントがサーヴァントを召喚しても悪く無いはずだ。
全ては宗一郎様の為に。
「天秤の守り手よ!」
円陣から衝撃が襲いかかる。
そして円陣に立っていたのは…
「…君が僕のマスターかい?」
黒いワイシャツのスーツに黒いロングコート。
そして片手に拳銃を手にし、死んだ目をしている中年だった。
~教会~
凛と士郎、料理王は教会に辿り着いた。
「なぁ遠坂、ここの神父さんってどんな人なんだ?」
「エセ神父よ。まぁ私の兄弟子であり、第二の師匠でもあるわ」
そして凛は扉を開ける。
そこには…
「ようこそ料理王…」
筋肉質の身体をした中年。
言峰綺礼が立っていた。
…全裸で。
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