いや、その前に料理やれって話ですよね。
〜教会〜
士郎達が出て行き、綺礼は一人いそいそ服を着始める。
「むぅ、何か落ち着かないな…………はぁぁ‼︎‼︎」
パァァァァァァァァァン‼︎
再び脱衣する。
「ふっ…落ち着かない様子だな言峰。」
そんな綺礼をギルガメッシュが長椅子に座り、金色のスマフォを横にし、親指を必死に動かしながら話しかける。
「おらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
シャン‼︎シャン‼︎シャン‼︎FULL COMBO!
「っしゃぁぁぁぁぁぁEXPERTフルコン達成‼︎」
ギルガメッシュは雄叫びを上げ、不意に王の財宝を開く。
「おっと…いけない」
「貴様こそ落ち着かない様だなギルガメッシュ」
「ふっ…当たり前だ。やっとあれが来たからな…」
口を歪ませ、不気味な笑みを浮かべる。
「…printempsの限定勧誘がな。これでやっと…かよちんを手に入れる事が出来るにゃ‼︎」
ギルガメッシュはその場で小躍りし、不意に王の財宝を開く。
「おっと…いけない」
「ふっ…そうか。せいぜい重課金だけは止めておけ…」
綺礼は黒色のスマフォを取り出した。
「さて…今日もライブだ。いくぞ、ことりちゃん」
こうして教会に二人のラブライバーが奏でる音がこだました。
〜士郎〜
「おらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎」
シャン!シャン!シャン!今にゃ!
教会からの帰り道、士郎は青いスマフォを横にし、必死に親指を必死に動かす。その後を遠坂凛と料理王が歩いている。
「ちっ…ライブ失敗か。クソが‼︎」
ライブ失敗し不機嫌になった士郎は青いスマフォを地面に叩きつける。ちなみに、その青いスマフォは慎二からパチった物だ。
「まぁまぁ衛宮君。また挑戦すれば良いじゃない」
「…そうだな。ありがとう遠坂」
凛の言葉に機嫌を直した士郎は自分の白いスマフォを取り出す。そして再びスクフェスをしようとするが前方に気配を感じ足を止める。
「誰だ⁉︎」
「ふふ…こんばんはお兄ちゃん」
目の前に現れたのは白い少女だった。
〜アサシン〜
アサシンもとい衛宮切嗣は不安にかられていた。
「イリヤ、士郎…ちゃんと服を着ているのだろうか。ちゃんとパァァァァァァァァァンってならない料理を食べているのだろうか。くそっ‼︎僕があんなババァに召喚されてなかったら…」
悔しさの余り手の平を強く握りしめる。
「…いや、その前に安物のまな板を媒体に召喚した事が間違いか」
自嘲の笑みを浮かべ夜空を見上げる。
「イリヤ、士郎…どうか無事に生きていてくれ」
冷たい夜風が切嗣の露わになった全身へと吹き込んだ。