第五十二話 灯した光で、値札を読む
扉を叩くと、間を置かずに声が返った。
「誰だ」
「僕です」
「名前を言え」
「墓場鬼太郎です」
錠が外れる。
扉は、人一人が通れる幅だけ開いた。
キーノが廊下の左右を確かめてから、身体を退ける。
「入れ」
「お邪魔します」
「お前が借りた部屋だろ」
「今使っているのはキーノさんです」
「面倒な言い方だな」
昨日まで何もなかった机に、薄い入門書が開かれていた。
鬼太郎が置いていった本だ。
昨夜と同じ頁ではない。
杖の持ち方を示す手の絵。光が杖先から出ている図。隣の頁には、光を消した状態が描かれている。
その間に並ぶ文章へ、折り目はついていなかった。
代わりに、挿絵の端へ爪で押さえた跡がある。
鬼太郎は向かいの椅子へ座った。
廊下を数歩歩くだけなら、もう壁へ手をつかなくてもいい。
ただし、急に立つと視界が暗くなる。治療師から言われたとおり、動く前に一呼吸置いていた。
「どこまで読みました?」
「最後まで見た」
「読んだのではなく?」
キーノの目が細くなる。
「同じだ」
「違うと思います」
「絵を見れば、杖をどう動かすかは分かる」
「呪文は?」
「昨日、お前が言った」
「では、ここには何と書かれています?」
鬼太郎は挿絵の下にある一行を指した。
キーノは文字列を見る。
最初の記号は、昨夜聞いた呪文の頭と同じ形に見えた。
その次は分からない。
指で行をなぞり、頁の端まで進む。
「光を出すやり方だ」
「内容ではなく、文字を読めますか?」
「読めたら聞いてない」
キーノは本を閉じなかった。
誤魔化したことを恥じる様子もない。
ただ、読めないこと自体が気に入らないらしい。
鬼太郎は質問を変えた。
「数字は?」
「数えられる」
「書かれた数字も?」
「見世物の順番に使ってたものなら分かる」
「名前は読めますか?」
「私の名前は分かる。形を覚えてるだけだ」
「ほかには?」
「舞台の札。檻の番号。瓶についてた印。何度も見たものなら、見分けられる」
数は数えられる。
硬貨も一枚ずつ並べられる。
同じ印を見分け、順番を覚えることもできる。
だが、初めて見る文章から意味を拾うことはできない。
教えられたことがないのなら、当然だった。
「文字から始めましょう」
鬼太郎が言った。
「魔法はどうする」
「続けます。文字が読めなければ、僕がいないと新しい呪文を調べられません」
「なら、お前が教えろ」
「構いませんが、僕も教師ではありませんよ」
「私より読めるなら十分だ」
「それは、教師へ求める基準が低すぎませんか?」
「できないなら別の奴を探す」
「できる範囲でお引き受けします」
鬼太郎は自分の部屋から持ってきた紙を机へ置いた。
羽根ペンとインクも並べる。
「何から読みたいです?」
「最初からじゃないのか」
「文字の順番は最初から覚えます。その前に、必要な言葉を決めましょう」
「必要かどうかも知らない」
「外で、文字が読めなくて困りそうな場面は?」
キーノは窓へ目を向けた。
外には細い路地がある。
路地の向こうには、知らない人間が歩いている。
店先に板が下がり、壁に紙が貼られている。何が書かれているかは分からない。
「出口」
キーノが言った。
「危険。毒。値段」
少し考える。
「場所の名前と、時間。魔法の言葉もだ」
鬼太郎は紙へ順に書いた。
「合理的だと思います。知らない場所で生き残るために必要なものばかりです」
「褒めるくらいなら、さっさと教えろ」
「では、値段から始めましょう」
「どうして値段が先だ」
「すでに自分のお金を持っているからです」
キーノは上着の内側へ手を入れた。
蓋つきのポケットから、報酬袋を出す。
机に置いても、鬼太郎は手を伸ばさなかった。
「これを教えるのも、後で金を取るのか」
「取りません」
「食べ物や部屋と同じか?」
「ええ。キーノさんが値段も文字も分からなければ、僕と行動するときにも困ります。僕のためでもありますから、授業料を取る理由はありません」
「私のためだけじゃないってことか」
「そういうことです」
「それなら分かった」
親切だから教える、とだけ言われるより理解できる。
理由があり、相手にも利益がある。
その方が、後から形を変える恩より数えやすかった。
◆
キーノが袋の中身を机へ出した。
色と大きさの違う硬貨を、自分で三つに分ける。
鬼太郎は白い紙の上へ、一枚ずつ硬貨の輪郭を写した。
その下へ、表裏の印と数字を書く。
「同じ色でも、全部が同じ値段ではありません」
「大きい方が高いんじゃないのか」
「そうとは限りません。どこで作られたか、どこで使うかでも変わります」
鬼太郎は自分の財布から、似た色の硬貨を二枚出した。
大きい方は、角が擦れている。
小さい方には、魔法界の銀行を示す細かな刻印がある。
「こちらは街の店で使えます。こちらは魔法界へ持っていくか、両替しなければ使いにくい」
「金なのに断られるのか」
「店主が価値を知らなければ、偽物と同じです」
「面倒だな」
「ええ。だから、仕事の報酬を分けるときも交換率を揃えました」
キーノは紙の輪郭と、実物の硬貨を交互に見る。
「全部、高い金に替えれば軽くなる」
「安いものを買うときに困りますよ」
「釣りをもらえばいい」
「相手が正しく返すとは限りません。こちらが価値を知らないと分かれば、少なく渡されることもあります」
「なら、取られたら取り返す」
「店を出てから気づけば、証明が面倒です。受け取る前に数える方が早い」
キーノは、最も小さな硬貨を指先で立てた。
「少ない金を持ってる方が、安全なときもあるのか」
「ええ。高いものだけが役に立つわけではありません」
硬貨が机の上を転がる。
倒れる前に、キーノが指で押さえた。
「覚えるのは、色じゃなくて印と数か」
「それに、使える場所です」
「多い」
「今日は、今持っているものだけにしましょう」
鬼太郎は硬貨の絵の横へ、パン、水、寝床の簡単な絵を描いた。
その下に、おおよその値段を書く。
キーノはその紙を取り、同じ印を一つずつ探した。
文字の授業は、硬貨の印から始まった。
◆
三日後、鬼太郎は階段を一度休んだだけで下りた。
以前なら数える必要もなかった段数が、今は脚へ重い。
それでも、治療所を出た日より歩調は安定している。
キーノが一段下から振り返った。
「遅い」
「先に行って構いませんよ」
「店の場所を知らない」
「では、待っていてください」
「だから遅いと言ってる」
「急いで倒れるよりは、早いと思います」
建物を出る。
目的の店は、二つ先の角にあった。
窓辺に丸いパンが並び、軒先には塩漬け肉と乾燥豆の値段が書かれている。
キーノは足を止めた。
紙の数字は読める。
その前後にある文字は、昨日覚えたものと同じ形だった。
「パン」
小さく読む。
「合っています」
「聞いてない」
「失礼しました」
鬼太郎は、自分の財布から買い物用の硬貨を分けた。
キーノへ差し出す。
「これは、あなたの報酬ではありません。今日の食料を買うためのお金です」
「仕事か?」
「今回は練習です。僕も隣にいます。嫌なら、僕が買います」
キーノは硬貨を取った。
「やる。間違えたままなのは気に入らない」
店内には、焼いた小麦と燻した肉の匂いが混ざっていた。
店主は二人を見る。
子供だけで来たことを不思議に思ったようだが、追い出しはしなかった。
「何がいる?」
キーノは棚の札を見る。
丸パンを二つ。
乾燥肉を、店主が示した最小の量。
豆を一袋。
鬼太郎が必要だと言ったものを、キーノが自分で注文した。
店主は紙へ数字を書き、合計を読み上げる。
キーノは軒先で見た値段を頭の中で足した。
同じ数字になる。
硬貨を出す。
店主は数え、布袋へ商品を入れた。
釣りをキーノの掌へ落とす。
キーノは手を閉じなかった。
その場で一枚ずつ並べる。
鬼太郎は口を出さない。
「一枚足りない」
店主の眉が動く。
「何がだ?」
キーノは値札を指した。
注文した品を一つずつ挙げ、払った硬貨を台へ置き、返された分を隣へ並べる。
「これだけ足りない」
店主は二度数え直した。
「悪い。くっついてたらしい」
銭箱の縁から小さな硬貨を一枚取り、キーノへ渡す。
本当にくっついていたのか。
子供なら気づかないと思ったのか。
店主の顔からは分からない。
キーノは不足分を確かめてから、すべてを袋へ入れた。
「次は気をつけろ」
「ああ。こっちもな」
店主は苦笑した。
キーノは食料の袋を抱え、店を出る。
角を曲がったところで、鬼太郎が言った。
「正しく数えられていました。受け取ってから店を離れなかったのも、良い判断です」
「一枚だけだ」
「金額の問題ではありません。確認しない相手だと思われれば、次はもっと取られます」
「私が気づかなかったら、お前は言ったのか」
「店を出る前には」
「すぐ言え」
「僕が答えては、キーノさんが数えられるか分からないでしょう」
「試したのか」
「練習でしたから」
「性格が悪いな」
「よく言われます」
キーノは前を向いた。
抱えた袋から、温かいパンの匂いがする。
自分の血も、傷も、舞台の順番も関係なく、硬貨を払い、品物を受け取った。
足りないものを指摘すれば、返された。
店主はキーノの傷が閉じるかどうかすら知らない。
知らなくても、買い物は成立した。
◆
昼食の後、机の上から食器を片づけた。
入門書を開き、仮の杖をキーノの前へ置く。
鬼太郎の側には、残った二本がある。
ウォードの杖は鬼太郎の自室に残してある。漏れ鍋奥の壁を開く鍵として働く一本を、練習へ混ぜるつもりはない。
「今日は、光を消す呪文まで進めます」
「先に、相手を倒せる魔法を教えろ」
「知りません」
「本に書いてあるだろ」
「入門書には攻撃魔法はありません。それに、灯した光を消すこともできない状態で、部屋の中で攻撃魔法を試す気はありませんよ」
「お前の炎なら、この建物ごと燃やせるだろ」
「だからこそ、使う場所を選んでいます」
「敵が来たら?」
「そのときは、部屋の壁より生き残る方を優先します」
「なら、今も使えばいい」
「今は敵がいません」
キーノは不満そうに杖を取った。
「弱いものから覚えるのは、面倒だ」
「弱い魔法を狙ったとおりに使えないなら、強い魔法はもっと危険です」
「自分に当たるからか」
「それもあります。狙っていない相手や、必要なものまで壊せば損でしょう」
善悪ではなく、制御と損得の話だった。
キーノはそれ以上言わず、杖先を持ち上げた。
「ルーモス」
白い光が生まれる。
前回より早い。
まだ蝋燭より弱く、輪郭も揺れている。それでも、十を数える間は消えなかった。
鬼太郎は入門書の次の図を指す。
「消す呪文は、ノックスです。光を出したときより短く、最後に杖先を止めると書いてあります」
「お前が先にやれ」
「今回は、キーノさんが先で構いません」
「失敗を見られたくないのか?」
「僕が光を出すまで待っていたら、日が暮れるかもしれません」
冗談なのか、本気なのか分からない顔だった。
キーノは杖を振る。
「ノックス」
光は消えない。
もう一度。
白い点が激しく揺れ、細長く伸びた。
キーノは舌打ちする。
「今、最初より手首が流れていました」
「分かってる」
三度目。
図と同じ位置で、杖先を止める。
「ノックス」
白い光が消えた。
窓から差す昼の明かりだけが残る。
キーノは杖先を見た。
「今度は、呪文を唱える前に杖を止めましたね。力が散らなかったようです」
「お前より先に、二つ使えるようになった」
「差が広がりましたね」
「追いつくんじゃなかったのか?」
「その予定です。待っていただく必要はありませんよ」
鬼太郎は一本目の杖を取った。
自分を選んだものではない。
握っても、木の棒よりわずかに魔力を通しやすい程度にしか感じなかった。
入門書の図どおりに杖を動かす。
「ルーモス」
何も起きない。
二度目は、乾いた音だけがした。
三度目、杖先から火花が一つ飛ぶ。
キーノが椅子へ深く座った。
「あと何回やる」
「十回で一度区切ります」
「昨日も同じだっただろ」
「条件を揃えなければ、比べられません」
四度目。不発。
五度目。音だけ。
六度目には、現世の魔力を腕へ流す速度を落とした。
それでも、MAGが同じ経路へ重なる。
炎や氷を作るときには素直に動く力が、杖へ流そうとした魔力を横から押す。
混ざりはしない。
互いに出口を譲らず、手首の手前で流れが鈍る。
六度目と七度目も失敗した。
八度目に火花。
九度目は何もない。
十度目。
「ルーモス」
針の先ほどの光が灯った。
一つ数える。
二つ目を数え終える前に、消えた。
「昨日より、少しましなだけだな」
「一秒ほど長くなりました」
「それを進歩って言うのか?」
「昨日より結果が良いなら、進歩でしょう」
鬼太郎は紙へ結果を書く。
発音。
杖の軌道。
魔力を流し始めた位置。
MAGが重なった感覚。
二本目でも同じ回数を試すつもりらしい。
キーノは、その横顔を見る。
失敗するたびに怒鳴られたことはある。
うまくできないからと、食事を減らされたこともある。
見世物小屋の者たちは、失敗をした者が痛がる姿まで商品にした。
鬼太郎は、自分の失敗へ怒らない。
なかったことにもしない。
できなかった回数まで数え、次に変える場所を探している。
「お前の魔法の方が強いのに、どうして杖なんか使う」
鬼太郎のペンが止まった。
「僕が現在使える魔法は、炎、氷、電撃、衝撃。相手の意識を乱すものと、状態異常の解除、それにいくらかの回復です」
「それだけあれば殺せるだろ」
「殺すだけなら、銃でもできます」
「なら、いらないじゃないか」
「杖魔法には、それ以外のことができるようです」
鬼太郎は机の上の錠前を指した。
練習用に買った、簡単な構造のものだ。
「鍵を開けるたびに扉を壊すより、音を立てずに開けられる方が便利でしょう。物を運ぶたびに人を雇うより、浮かせられる方が安い」
「戦うためだけじゃないのか」
「戦い方も増えるでしょう。ですが、使える可能性があるものを、知らないまま捨てる理由はありません」
「できなくても続けるのか」
「できない原因が分からなくなるまでは」
鬼太郎は二本目の杖を取った。
「その後は?」
「別の方法を探します」
諦めないとは言わなかった。
できない方法へ、いつまでもしがみつくとも言わない。
使える道がなければ、別の道を探す。
強いから生き残ったのではない。
生き残るまで、使える手段を探した。
キーノには、そう見えた。
◆
それから五日が過ぎた。
朝は文字と金。
昼は食事と短い散歩。
夕方に杖魔法。
キーノはすべてを鬼太郎の言うとおりにはしなかった。
眠ければ授業を断った。
同じ文字を何度も書かされれば、途中でペンを置いた。
鬼太郎も無理に続けさせなかった。
「今日は終わりだ」と言えば、「では、明日にしましょう」と本を閉じる。
次の日には、昨日止めた頁を開いた。
食事は毎日出た。
代金を請求されることも、授業を断った分だけ減らされることもなかった。
キーノは、出口、危険、毒、値段を示す簡単な言葉を覚えた。
時間を示す数字も読める。
長い文章はまだ読めない。
魔法書も、鬼太郎が読まなければ説明の半分以上が分からなかった。
それでも、分からない箇所を指で示せるようになった。
ルーモスの光は、前より長く続いた。
ノックスは二度に一度ほど成功する。
鬼太郎は、十回のうち九回失敗する日もあった。
良い日でも、灯る光はキーノのものより弱い。
MAGと現世の魔力を別々に流そうとする試みも、まだ成功していない。
鬼太郎自身が未熟なのか。
他人の杖が拒んでいるのか。
MAGの干渉がどこまで大きいのか。
三つを完全には切り分けられないままだった。
身体だけは、少しずつ戻っている。
階段を休まずに下りられる。
近所の店までなら、顔色を変えずに往復できる。
まだ走らない。
〈シュライク〉の弾も補充していない。
射撃訓練も再開していなかった。
戦える身体ではない。
だが、机を挟んで条件を考え、相手の言葉を聞くには十分だった。
その朝、鬼太郎は一通の手紙を書いた。
宛名に本名は使わない。
以前から二人の仕事をつないでいた仲介人へ、サーシェスに渡すよう頼むものだった。
時間と仕事の優先権について、以前予告した契約を話したい。
場所は、仲介人が交渉に使う中立の貸し部屋。
候補の日時を三つ書く。
鬼太郎とキーノの住む建物については、何も記さなかった。
「あんたをここに呼ばないのか」
キーノが手紙を見ながら尋ねる。
「まだ、サーシェスさんへこの場所は教えていません」
「一緒に戦ったんだろ」
「それと、寝床を教えることは別です」
「私には教えた」
「部屋が必要でしたから」
「あんたには必要ないのか」
「契約の条件が決まってから考えます」
信じていないから教えないのではない。
まだ、教える契約も理由もない。
鬼太郎は封をした手紙を、建物の入口で待つ使いへ渡した。
返事が来たのは、その日の夕方だった。
仲介人の印がある小さな紙片を、別の使いが持ってきた。
鬼太郎は紙を開かず、キーノへ渡す。
「読めますか?」
「長かったら読まない」
「短いようですよ」
キーノは紙を広げた。
書かれているのは、一行だけだった。
最初の単語を、指で追う。
昨日覚えた文字がある。
その隣には、時刻を示す数字。
「明日」
キーノはゆっくり読んだ。
「正午。場所は……お前が書いたところでいい、だ」
「正解です」
「そのくらい読める」
「昨日は読めませんでした」
「今日は読める」
「ええ」
鬼太郎は紙片を受け取った。
褒めるより先に、キーノが続ける。
「私も行く」
「サーシェスさんとの契約ですよ」
「だからだ。あんたが何を約束させるのか、私も聞く」
「ご自分の契約と比べるためですか?」
「お前が、後から話を変えないか見るためだ」
「なるほど」
鬼太郎は断らなかった。
「では、同席してください。口を挟むのも構いません。ただし、サーシェスさんがキーノさんの条件を受け入れる義務はありません」
「分かってる。あんたにもない」
「そのとおりです」
キーノは、もう一度紙片を取った。
明日。
正午。
読める二つの言葉を、自分の指で確かめる。
昨夜、自分で灯した光は小さかった。
今読める文字も少ない。
それでも、誰かに読んでもらわなくても、次に誰と、いつ会うのかが分かった。
明日の正午。
今度は、条件を読むための席へ行く。