元超天才ぼっち(?)が転生先が混沌過ぎてオーバー気味に普通の生活がしたいようです   作:リパック(シモ)

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第四話~第一次再覚醒~

…目が覚めた、頭痛と首筋が痛い、何時間寝ていたんだろうと思いながら、手で押さえようとするが両手が手錠で動かない、周りを見渡すが、独房みたいな所にいた、近くには…椿ちゃんが居た!足元は拘束されていないため、直ぐに近づいて、傷やらの確認をする

 

「…傷はなさそうだ…ここは何処だ」

 

謎の組織財団X…前世で見た仮面ライダーの謎の組織…前世だったらまたお前らかってなりそう…まずは持っている物を確認する、流石に小刀は没収させたらしい、残っている物は、ゲーム機はケイ姉が持っていたから、いつも持ち歩いているポーチとその中に入っているDア〇クぽい何かだ…今こそ覚醒の時じゃあないんですかこのやろうと考えていると、椿ちゃんが起きた

 

「…ここは…あ、りくくん、おねえちゃんたちは?」

 

「ここには…いない…多分無事だと思う」

 

「おねえちゃん…おねえちゃんたすけて!」

 

余りの怖さに泣き出してしまう、僕は椿ちゃんの近くに寄り添い、あやすしかなかった。

 

「大丈夫、大丈夫だから…絶対お姉ちゃん達が助けにくるから」

 

手錠された手で頭をなでる、椿ちゃんには手錠は掛けられてはいなかった。

今出来る事は椿ちゃんを安心させること、お姉ちゃん達が助けに来るのを待つぐらいだ…何かをさせられる前に、前世の財団Xは言わばバイオのアンブレラ社だ、何をしでかすか分からない、なんで僕たちなんだろとは思う…謎のままだ、と思ていると財団Xの幹部ぽい奴が牢屋の前に来た

 

「ほう、これが例の朱雀院と風嶺か…面白い」

 

「てめぇ、僕たちに何をする気だ!」

 

「…それはやってみてのお楽しみだよ、単なる人体実験だがね、そうだ、自己紹介がまだだった、財団X幹部の最上魁星だ」

 

「…!なに!」

 

最上魁星は笑いながら去っていく、確か、最上魁星は映画で仮面ライダーに倒された、マッドサイエンティスト…独房の外を見ると…四角い黒いに近いグレーの変な模様が入っている箱が見えた…まさか…パンドラボックス!だが日本はスカイウォールなんてなかったぞ!…嫌な予感しかない…椿ちゃんに近づき、持っていたポーチを渡す

 

「りくくん、これは?」

 

「おまもりだ、今だけのな、何かあれば僕が必ず助けるから、持っていておくれよ」

 

なんとなくだが、椿ちゃんにあれを持たせた方がいいと思った、感がそう伝えたような気がした。そこから10分…1時間…3時間…経った気がした、そして…

 

「風嶺…出ろ」

 

財団Xの奴がきて、僕を連れていく、椿ちゃんは涙を出しそうな顔をしていたから、言葉を掛ける

 

「椿ちゃん、待ってて…絶対に助けるから!」

 

「…うん!、ぜったいだよ!」

 

僕は連れていかれた場所は、近くの実験室ぽい所だった、そこには…ビルド同じみの…ネビュラガス注入装置だった…

 

「待っていたよ、風嶺…戮…君がこの実験の初被験者だ、いや二番目かもしれないな…だがどうでもよい」

 

最上はそういい、コントロールパネルを操作し、装置を動かす、一応反発し、入らないようにするが、大人の力には反発出来なかった

 

「おい!何をする気だ!」

 

「…君の地球外生命体の存在を知っているかい?その遺伝子をこの中のネビュラガスと混ぜ合わせ、君に注入する…するとどうなると思うかい?」

 

「…どうなるんだよ」

 

「…高確率で誰にも倒せない怪物になるだろうな…そして、葛城のライダーシステムに勝つ!まぁ失敗しても、実験体はもう一人いるからな!」

 

笑いながらそういう、…今僕は…俺は怒りに身を任せようとする、こいつに椿ちゃんを一本たりとも触れさせない!そう思い狭い装置の中で暴れだす。

 

「オッと、そろそろ暴れる前に実験を行おうか」

 

「!…く、クソ…がっ…」

 

再び、コントロールパネルを弄り、実験が開始された。と同時に再び気絶をする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ここは」

 

目を覚ますと戮は「懐かしい」気持ちになる、周りには木と草が生い茂る所だった、戮は思い出した、前世での夢のことを…

 

「…!思い出した、だとしたらここは夢か、だとするとリアルだと今は…ビルドの人体実験中か…」

 

僕は悔しくなる、椿ちゃんを助けられない自分に、手に力が入り、手のひらから血が流れだす…近くには小刀が没収され手元にはない、そもそも実験中の為、あの容器から脱出は不可能に近い…こんなのあの時の…「あの夢」と一緒じゃあないか…そう考え、膝をつき、頭で考えるのを辞めた…その時…

 

「わ!」

 

「!うあ!」

 

突然、気配もなく出てきた女性にびっくりする、よく見ると…あの夢に出てきた女性だった、あの夢では名前が聞こえていなかった為、声に出せない…と思っていたが、口が思い出したかのように動いた

 

「…ネネさん?」

 

「…!…覚えてくれていたんだね、リクくん」

 

「…なんで、口が勝手に…それに僕は夢でしか見ていなかったのに、戮ではあるが、リクではないはず…」

 

「あー、なるほど、まだその段階か~、そうだね、これは一つずつ教えてあげたい所だけど、今は時間が無い!」

 

Dア〇クぽい奴を取り出し、画面を見せてくる…そこには外の世界での出来事、まだお姉ちゃん達が僕たち二人探している事と、椿ちゃんが牢屋から実験室に連れ去られる所が写っている

 

「な!早くしないと!でも小刀が…」

 

「…大丈夫!これ使って!」

 

ネネさんは、何かを取り出す、仮面ライダーのバックル様な物とそれに使うアイテム、細長いカプセル(近いのはフルボトルがウル〇ラマンジ〇ドのウ〇トラカプセルに変化したもの)

 

「これはゲーイブドライバー!」

 

「…ゲーイブドライバー?」

 

ネネに腰ではなく、胸に付けられる

 

「それと…リクくん…いや、戮君!これを手に取って」

 

一つのブランクカプセルを手に取ると、自分の体から「特殊な力の輝き」が出て、カプセルを変化させた。ガシャットのラベルの様なものが現れる

 

「これは?」

 

「これは、ライダーガシャットとフルボトルの技術を応用させた、唯一のカプセル…「オーバーカプセル」、その中には今、戮君のあらゆる物をデータ化し「仮面ライダーオーバー」としてのデータに変換された物よ…名をつけるならバーストカプセルだね…マエニモセイセイシタケレド」

 

「なんか言った?」

 

「いやなんでもない!…これで準備は出来た」

 

だが、戮はカプセルを見ながらうつむく、自分に椿ちゃんを助けられるのかと、それを見てネネは戮を抱きしめ、真実と勇気を与える事にした

 

「…!なんを!」

 

「年相応だねw、戮君は大丈夫だよ、私が知っている戮なら助けられる!」

 

戮の頭に手を置き、特殊な力で「忘れられていた記憶」を呼び起こす

 

「…!これって」

 

「そうだよ、先ほど戮君は「戮ではあるが、リクではないはず」と言っていたけど、戮君はリクくんだったんだよ、それにあの時「博麗の巫女」にやられそうになった所を君が私たちを助けてくれたんだよ、だから大丈夫!」

 

「…うん、分かったよ、ネネさん…あの時もちゃんと助けたんだ」

 

忘れられた記憶全てが勇気をくれる、あの時も…博麗の巫女にやられた時にも助ける事が出来た、まだあの時のリクが自分自身であることには戸惑いはあったが今はあいつらから椿ちゃんを助ける事に集中する

 

「…よし、多分記憶で思い出していると思うけど、僕たちがバグスターウィルスだった事も忘れていたと思うから言ってしとくね」

 

「忘れていたけど、思い出したよ、あの時に全員が僕に感染し、仮面ライダーに変身していたことも、それで博麗の巫女…「霊夢」達から逃げた事も、ほぼ思い出した」

 

「私たち5人は戮君に転生してなお、戮君に感染しているけどまだ外で動けそうにないからそれは注意ね、今私たちが特殊ネビュラガスの注入は阻止しているけど、少しだけ入って遺伝子的に少し書き換わっているけど、現状人間としては問題はないそうね…まだまだ記憶が復活していないと思うけど、能力解除はしたから、数年後にはこのDア〇ク型デバイスと共に記憶も能力も私たちも復活するからそれまでは頑張って!容器は私たちでこじ開けるから頼んだわよ戮君!」

 

「分かった」

 

ゆっくりと立ち上がり、深呼吸し…カプセルを起動すると同時に現実に引き戻される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

起きると、実験容器が開いており、立ち上がる…まだそんなに時間は掛かっておらず、僕への実験開始から20秒って所だ、まだ椿ちゃんも連れ去れる所だった

 

「おい、椿ちゃんを何処に行かせる気だよ!」

 

「りくくん!」

 

椿ちゃんが反応し、とりあえずの安心を感じ取る、最上が驚きを隠せない表情だ

 

「な、なぜだ!どうやって実験容器から出た!まだ実験は終わってなかった筈だ!」

 

「…はん!確かに実験は終わってなかった…だけどな、今の「俺」にはこれがある!」

 

いつの間にか持っていた、「ゲーイブドライバー」を取り出し、胸に装着するとドライバーが起動し、ドライバー右側にあるキーを回し、待機状態にする

 

「なんだ、それは!…ドライバーだと!」

 

戮は、二つのカプセルを取り出し、軽く振りカプセルのボタン押し、起動する

 

 Over Plus! Limit Burst!

 

ゲームのスタート画面ぽい物が投影される、ドライバーの三つあるスロットあるうちの両端にカプセルを装填する

 

 Over-Rise!

 

ドライバー中心部の液晶からカプセル内のモチーフの黒と金色ラインが入ったロボットと紅蓮色のメカ鳥が現れ、周りを飛び回り、近くにいる敵を蹴散らす。俺を包み込むようにメカメカしい試験管が現れる。それを確認し、ドライバーのキー近くにあるミサイルボタンを押し、ドライバーの固定が外れ、変身待機音が鳴り響く、左手にドライバー回す様に手を置き、右手はスナップ前状態で最上をターゲットロックの様に人差し指を向ける、スナップし、超人になる為の言葉と共にドライバーを回転させる

 

 All set?

 

「…変身!」

 

 Change that destiny—Overburst!

   Kamen Rider Over! Over Over!

 Overcome that fate and land a Rider Kick!

 

仮面ライダーオーバー オーバーバーストフォームに変身完了した

 

 カプセルライザー!

 

「さあ、攻略を始めよう」

 

武器カプセルライザーを構え、今、椿ちゃんを救出する

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