元超天才ぼっち(?)が転生先が混沌過ぎてオーバー気味に普通の生活がしたいようです   作:リパック(シモ)

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第5話~激動の脱出~

「…変身!」

 

 Change that destiny—Overburst!

   Kamen Rider Over! Over Over!

 Overcome that fate and land a Rider Kick!

 

 カプセルザンライザー!

 

「さあ、攻略を始めよう」

 

肩に灰色のゼンライザーを掲げ、顔を上げ、目線を敵に向ける。そしてザンライザーのモードを大剣モードからスナイパーライフルモードにし、椿ちゃんの手を掴んでいる大きいおっさんの方向に瞬時に向け撃つ

 

スナイパーモード!

 

「きゃ!」

 

おっさんは倒れ、椿ちゃんを自由にすることが出来た、一階分ジャンプし椿ちゃんを安全な所に移動する。

 

「椿ちゃん!大丈夫か!」

 

「うん!」

 

「…よし、こっちだ!」

 

「…!なにをしている!あいつらを捕まえたまえ!」

 

最上が遅れて反応し、部下に捕まえるよう指示をする。部下は指示に従い警報を鳴らし戮達を追う…最上は一つのボトルを手に取り、睨んだ

 

「…仮面ライダー!!!」

 

 

 

 

 

戮は椿ちゃんを抱きかかえながら、上を目指す。多分外に出れば、姉ちゃん達が気づく筈だと信じて、上へ、外へ目指す…だが警報が鳴り響いている為、外や上層階の警備どもがそれに気づき、襲い掛かる、戮は椿ちゃんを背中に回す

 

「しっかり捕まって!」

 

足底のマフラーからリミットバーストの力で青白い炎を噴射し、敵を次々と気絶させる、そして階段を見つけ、登っていく

 

「コパン!チュウパン!台パン!…よし、あらかた片付け終わったか?」

 

「おわったの?」

 

「多分…俺でっか!」

 

「うん!しんちょうのびた?」

 

近くの鏡を見てびっくりする。何故か変身したときに身長が170㎝ぐらい伸びていた…とにかく、外を出る為、出口と盗まれた物を探す。

 

「まぁ、いいや急いで出口に向かうぞ!」

 

「うん!」

 

途中3回警備と警備ロボットと遭遇したが、なんとか撃退し、EXITの文字が見え、急いで、脱出する。

 

 

 

 

 

 

 

目の前に広がるのは先程まで居たボロイ研究施設と木と木と木…森だった…これではお姉ちゃん達や警察などに見つからないだろう、それに小刀などの私物も見つかって居なかった、さて脱出ゲーみたいな研究所で周りが森の私達はどうすりゃいいですか?状態です、と考えていると…破壊された小刀などの私物が後ろから投げられた…後ろに振り向くと…最上が居た、特殊な銃とフルボトルを持ちながら…

 

「ふっふっふっはははは、まさか…風嶺のガキが仮面ライダーだとは思わなかったよ、だがこれで仮面ライダーに復習が出来る、この前のような失敗はしない」

 

ネビュラスチームガンにフルボトルを装填する

 

 ギアリモコン!

 

 ギアエンジン!

 

 ファンキーマッチ!

 

「バイカイザー!」

 

 フィーバー!

 

 パーフェクト!

 

 

最上はバイカイザーに変身し、ネビュラスチームガンでこちらに襲い掛かる。

俺は最上が変身中に椿ちゃんを近くの木に身を隠させ、攻撃を受け流すが、攻撃が3回被弾する。胸のライフポイントもといカプセルゲージが減っていく、どうやらゲーマーライダーと同じく名称は違うが俺にもHPは存在しているみたいだ。

こちらもザンライザーで反撃するが思うように攻撃が通らない、何故か…ザンライザーはアクティベートが終わってない、それの証拠にザンライザーは灰色の状態だ、生身の人間を気絶させる程度なら扱えるが怪人やライダーにはまだ通用しない。

これでは武器では倒す事は出来ない…肉弾戦で持ち込むしかない!

ザンライザーを地面に突き刺し、バイカイザーの腹目掛けてパンチを打ち込むが…片手で塞がれてしまった。バイカイザーはカウンターでこちらの顔面に拳が打ち込まれるがこちらも空いてる手で防ぐ、距離を離す為に右足で蹴り飛ばし距離を稼いだ、このままでは長期戦になってしまうので前世の記憶を辿り一か八かの賭けに出る、バイカイザーはネビュラスチームガンをこちらに向けて打ち込もうとする。

こちらは地面を突き刺したザンライザーを再び手に持ち、アクティベートが終わる事を願い、壊れた小刀の所に走り出す。

バイカイザーはそれを防ごうと銃弾を撃ち込むが、戮はザンライザーで銃弾を切りながら小刀の元へ向かう。

 

「チッ!待ちなさい、風嶺!」

 

バイカイザーも走り出し、こちらに向かってくるがこちらは小刀の所に到着し、破壊された小刀を分解を行い、内部にある「不完全半永久エネルギーのコアとメモリー」を取り出し、ザンライザーに組み込み、再起動を実行した。

 

アクティベートを開始します…新エネルギーの供給を確認…新エネルギーの受け入れ準備を開始します……エラー!エラー!新エネルギーの受け入れが出来ません。

 

「ウッソやろお前!頼む…動け!」

 

この間にもバイカイザーはこちらに銃弾を撃ちながら向かって来る、再びザンライザーを再起動する

 

再アクティベートを開始します…新エネルギーを再受け入れ準備を開始しました……新エネルギーの為にシステムのリプログラミングを行います…プロセス1実行中…実行中…成功しました!続いてプロセス2に移行開始、このプロセス後、ザンライザーのアクティベートは完了致します…完了にはパスワードが必要です、音声入力をお願い致します。

 

戮は過去にネネさん達が言っていた言葉を思い浮かべて、叫ぶ!

 

「『この力は兵器でも殺すの力では無い!未来の為の、運命を変える為の護る力だ!』」

 

「滑稽な言葉だな!」

 

バイカイザーがこちらに追いつき、拳をこちらに殴りかかる…戮は咄嗟にザンライザーで防ぐ

 

パスワードを認識しました!アクティベート完了です。

 

カプセルザンライザー!!

 

灰色だったザンライザーが色が変わった、オーバーと同じ紅蓮色の金ラインが入った色に変わり、アクティベートが終わり全ての能力が解禁された。

 

「さあ、チェックメイトだ!」

 

戮は自身の決め台詞を言い、ザンライザーでバイカイザーを跳ね返し、2撃喰らわせ、そのままの勢いで斬撃を繰り出す

 

「ぐっ!なに!その武器が先程の威力とは違う!何をした!」

 

「アクティベートしただけだ!これで終わりだ!」

 

ゲーイブドライバーの挿さっているリミットバーストカプセルを抜き、ザンバイザーのカプセル挿入口に差し込み、必殺技状態にする

 

Limit Burst! Authenticated, joining, ready? Go! ...Overburst Strike!

 

地面にザンライザーを突き刺し、突き刺した所と足裏のマフラーから爆発的な炎が戮を包み込み、その炎は空まで上り、炎が消え上空に戮は背中に紅蓮色の羽を生やし、ライダーキックを構える、足には炎の熱で真っ赤に燃えており、そのままキックをくりだす!

 

「はぁ!!!」

 

そのままバイカイザーに当たり、大きな爆発が起きる!

 

「クソガァァァァァ!」

 

運命の一撃!

 

「はい!対戦あざしたー」

 

最上はライダーキックを喰らった所で倒れ、戮は変身解除する、アーマーは溶け出し、元の状態の戮に戻る

 

「…ふー、椿ちゃん!大丈夫?」

 

戮は椿ちゃんが隠れていた所に戻り、椿ちゃんの安否を確認する、椿ちゃんは隠れていた木から顔を出して、戮は安堵し、椿ちゃんを勢い誤って抱きしめる。

 

「良かったー!」

 

「りくくん!たすけてくれてありがとう!カッコよかったよ!」

 

「どういたしまして!ありがとうね!…さてどうしようか」

 

こんな森の中じゃ、助けも来ないし、倒れている最上やその部下もそのままじゃ、逃げられてしまう…と考えていると…

 

「戮!」

 

茂みからセツ姉さんが飛び出してきて、僕をそのまま勢いよく抱きつき、押し倒されてしまう

 

「セツ姉!うわ!」

 

「あー、ごめん!大丈夫!?」

 

「…大丈夫」

 

「怪我とかない?あいつらは何処に行った?」

 

「怪我はちょっと擦りむいたぐらい、拉致した奴らはあそこ」

 

最上達の方向に指を刺し、そう言った…その後ケイ姉さんや紅葉さん、警察の方々やお母さんやお父さんまでもが来た…事情等は説明した…仮面ライダーの事は隠して…椿ちゃんもなにかを感じたのか仮面ライダーの事は話さなかった…助かったー…とりあえず、小刀で倒したと言っておいた。

最上達は気絶したまま、警察に引き取られた

 

「戮!大丈夫?」

 

お母さんが近づき、心配してくれた。

 

「うん!大丈夫、怪我はしたけどね」

 

怪我の所を見せながら言ったら、お母さんが手当てしてくれる事に、とりあえず、一週間ぐらいは稽古は出来ないし、自由になる…ゲームでもしてようと考えていると、姉さん達が近づいてきた

 

「良く、大人相手に勝てたね!」

 

「なんとか、小刀は壊れたけどね…」

 

「りくくん、あれ」

 

壊れた小刀を見ながら、言う…そういえばザンライザーにコアを組み込んだよな〜また1から作らなきゃ行けないかーと思っていると椿ちゃんが服を引っ張ってきて、指を刺していた…指を刺した先を見ると、ライダーキックをくりだす為にザンライザーを突き刺した所を見ると2つの刀と小刀が刺さっていた…僕は近づき、刀を抜き、刀身を見る

 

「これ、まさか…ザンライザー!?」

 

持っただけで分かった、これはザンライザーの待機状態の物だった、形は小刀の面影が少し残っているが形そのものは変わっており、いわゆる現代風の折紙だった。多分コアだけではなくメモリーもザンライザーに組み込んだ影響だとそう考えた。近くにはメカメカしい鞘もあった

 

「…ありがとう、ザンライザー…待機状態の名前も考えないとな…」

 

仮面ライダーオーバーの状態を思い出し、鳥、自由、運命…思いついた!

 

「この折紙は2本合わせで…風嶺神刀…鳳凰虎徹!」

 

刀の名前も決まり、僕達は森を出て、とりあえず学園へ戻った

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