・・・と、こうして伝説の英雄・『シアン』と生涯の盟友・『サクラギ・アルカ』は運命の出会いを果たしたのでした……。めでたし、めでたし……。
おっと、驚かせちゃったかな?だとしたら申し訳ない。
・・・え?「私は誰か?」だって?う〜ん……そうだなぁ……。
私は自由気ままに世界を旅する“旅人”であり、
かなり長い時を生きてきたが、その実これといって、私自身が“何者”であるかは定まっていないんだ。
……だが、これといった名がないというのも考えものではあるね。
これから長い付き合いになるかもしれないんだ。せめて仮名くらいはあった方がいい。
だとしたらーーー
……まあ、深いことは考えずに、私のことは……気軽に“絵本屋”ーーそう呼んで欲しいな。
ん?「こんな真っ白なローブを着込んでて、地声がボイスチェンジャーみたいな不審者には似つかわしくない名前」……だって?
あっははは!結構、辛辣に言ってくれるね〜。けど……それもそうかもね……。
「ミュウ〜!」
「ビィ!」
「ジラっ!!」
おや、君たち。今日も来てくれたのかい?ありがとね〜。
……ああ、説明がまだだったね。この子たちは旅の途中で出会った友達さ。
どの子もとっても素直で優しい子でね。私が読み聞かせをする度に、こうやって来てくれるのさ。
・・・ちょっと待っておくれよ。え〜っと……?観測者たちの世界でのこの子たちの名前は……。ーーーあっ、あったあった。
「ミュウっ!」
この子の名前は『しんしゅポケモン』のミュウで〜。
「ビィー!」
この子の名前は『ときわたりポケモン』のジラーチで……。
「ジィ〜ラ〜☆」
そして最後に、この子は名前は『ねがいごとポケモン』のジラーチだよ。
みんな、観測者さんにご挨拶を。
「ミュっ!」
「セビィ!」
「ジラッ♪」
さあ、世間話もこれくらいにして読み聞かせを続けよう。次の『ピカチュウ仮面』の物語は……
ーーーーー
「ん〜……!腰がバキエモゴキゴキ……」
「あはは……。長時間、スカイタクシーに乗ってたからね……」
「けど、よーやく目的地に到着!ココがスェパルトラ
「初めてきたけど、予想以上に広そうな山だなぁ……。本当にここのどこかに
「きっと居るさ。ボクの直感がそう言ってるから!それじゃあ、行こうっ!!ボクの仲間……“リザさん”を探しにっ!!!」
ーーーーー
ーーシアンとアルカの『今回のアーク・ポケモン』!
シアン「それでは始まりましたー!『今回のアーク・ポケモン』!」
アルカ「……何、このコーナー……?」
シアン「よくぞ聞いてくれました!このコーナーはズバリ!本作オリジナルのポケモンであるアーク・ポケモンを解説するコーナーだよ〜!」
アルカ「名前まんま……。……けど、そういうのって、普通本編内で説明したり、設定集を作ったりするもんじゃないの?」
シアン「いや〜、本編でイチイチ説明してたら、台詞やら地の文やら長ったらしくなっちゃってテンポが悪くなるでしょ?」
アルカ「なんかメタい理由……」
シアン「しかも、このコーナーは基本的に『幕間』にしか設けられない予定だよ!」
アルカ「それって解説コーナーとしていいの!?」
シアン「知らない!文句は作者に言って!!それでは〜、今回紹介するポケモンはコレっ!!!」
『きょうえんポケモン ユベル・リズガ』
アルカ「僕とシアンくんが初めて遭遇したアーク・ポケモンだね。パワー・スピード・耐久力……どれを取っても既存のポケモンとは一線を画す力を持って超強敵だったな……」
シアン「そんなユベル・リズガのタイプは『あく/ゴースト』の複合タイプ!弱点タイプの少ないタイプなら、あのタフさも納得だね〜」
アルカ「……まあ、僕のすぐ目の前に、そのタフさすらも無に返す、トンデモ火力要因がいた訳だけど……」
シアン「フッフーン♪スピードはパワー、弾幕はパワー、防御もパワー!戦闘において全ての行動は火力に通ずる!結局、火力こそが戦闘を制すーーだよ!アルカくん!!」
アルカ「脳筋極まりないなぁ……」
シアン「それじゃ!キリもいいし、今回はココまで!それじゃ……」
シアン「ばいば〜い!」
アルカ「ば、ばいば〜い…!」
【次回予告】
シアン「記憶の一部を取り戻したボクは、次の記憶を取り戻す為にスェパルトラ山の奥地へと向かった……!」
アルカ「・・・って何これ!?セパルトラ百年祭記念の“宝探し”……!?」
シアン「ボクの直感が呼んでるっ!!きっと、その『お宝』こそがリザさんが眠ってる“ソウル・ルーン”だよっ!!!」
次回!!ピカチュウ仮面!!!『黒龍伝説の百年祭!スェパルトラ山でお宝探しっ!?』
シアン「あとアルカくん……。“セ”パルトラじゃなくて、“スェ”パルトラ!」
アルカ「細かいなぁ……」