機構より愛を込めて、地雷に死を   作:翔田美琴

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第7話 焼豚にするぞ

【エピロード:天外からの原作者降臨】

 

地下施設に響き渡っていた泣き声と怒号が、空間そのものを震わせる絶対的な圧によって一瞬で掻き消された。

天井の空間が歪み、この世界と物語を紡ぎ出す存在——原作者・翔田美琴が降臨する。

 

翔田美琴:「豚! ぐだぐだしやがって焼豚にするぞ!」

 

ケイコ・ヤジマ:「ひぎぃぃぇぇぇ!? なにこの人!? こわい! こわいよぉぉ!」

 

エリオット隊長:「……おいおい、世界の一次値に君臨するお方の直接介入か。これには流石の俺もお手上げだな。やっておれん」

 

レンブラント氏:「(煙草の火を静かに消し、夜砲【黒風】を下ろす)……フッ、俺たちの弾丸ブッパや属性暴力どころの騒ぎじゃないな。文字通り『存在の消去』と『焼肉化』の裁定だ」

 

レム判事:「生みの親……いえ、最高位の存在からの直告ですね。被告人ケイコ・ヤジマ、これ以上の『もー飽きたぁ』も『アイスちょーだい』も、全て焼肉のタレの露と消えますよ」

 

翔田美琴:「言い訳も泣き言も聞き飽きたわ! 反省も学習もできないなら、今すぐ香ばしいチャーシューに仕立て上げて集会所の定食にしてやるから覚悟しなさい!」

 

ケイコ・ヤジマ:「ご、ごめんなさいぃぃぃ!! 焼豚はいやぁぁぁ! 人間になります! 勉強します! 謝罪文書きますからぁぁぁ!!」

 

最高神である作者の「焼豚宣告」という最終通告を受け、これまでどんな指導にも『気絶のフリ』で逃げ回っていたケイコ・ヤジマは、ついに命がけの猛スピードでペンを走らせ始めたのだった。

 

【オチ:天誅と完全敗北】

 

猛スピードでペンを走らせ、涙と鼻水でグシャグシャになりながら差し出された謝罪文。翔田美琴はその紙切れを指先でつまみ上げると、一瞬だけ目を落とし、心底呆れたように吐き捨てた。

 

翔田美琴:「なんだ? このお粗末文は! 35歳が聞いて呆れるな、おい……。主語も無ければ述語も壊れてる。『反省してます』の漢字すらまともに書けてないじゃないの!」

 

ケイコ・ヤジマ:「ひぇぇぇっ!? ご、ごめんなさいぃぃ! 一生懸命書いたの! これがうちの限界なのぉぉ!」

 

レム判事:「(横から覗き込み、冷徹に溜息を吐く)……文字の体をなしていませんね。ひらがなすら歪んでいて、まるで幼児の落書きです。再構築の道は遠すぎますね」

 

エリオット隊長:「……やっておれん。俺の属性10倍クロームレイザーで、この紙ごと焼豚の下ごしらえにしてやった方が世のためじゃないか?」

 

レンブラント氏:「(煙草に火をつけ直し、紫煙をくゆらせる)おいおい、豚の丸焼きにする前に炭になっちまうぞ。……まあ、この文章力じゃあ村の掲示板にも貼れやしないがね」

 

翔田美琴:「言い訳は一切不要! 語彙力も根性もマイナスなら、最初からやり直し! チャーシューになりたくなかったら、小学校一年生のカキコキドリルから全問満点取れるまで部屋から出さへんからね!!」

 

ケイコ・ヤジマ:「ふえぇぇぇん!! たすけてぇぇ! アイスじゃなくて国語辞典ちょうだいぇぇぇ!!」

 

時空を裁く判事、属性暴力の隊長、弾薬無限のおじさん、そして世界の絶対者である作者。

逃げ道の睡眠薬も「気絶のフリ」も完全に奪われたケイコ・ヤジマの前に待っていたのは、無限に続く「小学校国語ドリル」という名の地獄の再教育であった。

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