転生したら人生がサクセスモードだった   作:ねるすと

61 / 73
第61話

 全国大会、準決勝。

 相手は今大会の優勝候補。

 試合前のシートノックを見ただけで、今までの相手とは少し違うのが分かった。

「肩強いな」

 三上が呟く。

「外野も」

 高瀬が続ける。

 内野の送球が速い。

 外野から返ってくる球も強い。

 身体の大きな3年生が多く、打球の音まで違って聞こえた。

 そして。

 マウンド。

 相手の先発投手が投球練習を始める。

 バァンッ!

「……速」

 表示された数字は。

 138km/h。

 次。

 139km/h。

「本当に140近いな」

 俺が言うと、隣の玲は黙ったままマウンドを見ていた。

「玲?」

「何?」

「楽しそう」

「してない」

「してる」

「投げてみたい」

「やっぱりしてるじゃん」

 全国準決勝。

 ここまで来ても。

 玲は玲だった。

 

◇

 

「今日も7番ショート、成瀬」

「はい!」

「水城は後ろで準備」

「はい!」

 オーダーはこれまでと大きく変わらない。

 中心は3年生。

 俺はショート。

 玲はリリーフ。

 榊原さんが全員を集めた。

「相手が強いのは分かってる」

 全員が黙って聞く。

「でも、ここまで来た俺らも弱くない」

「はい!」

「最初から名前で負けるな」

「はい!」

 最後に。

 榊原さんは少し笑った。

「あと2つ。取りに行くぞ」

「はい!」

 

◇

 

 試合開始。

 相手の先発。

 初球から137km/h。

 2球目、139km/h。

 さらに。

 130km/h前後から鋭く曲がるスライダー。

 120km/h台のカーブ。

 球速だけじゃない。

 全部の球を。

 ちゃんと狙ったところへ投げてくる。

 1回。

 三者凡退。

 2回も。

 得点できない。

 こちらの3年生エースも粘る。

 でも2回裏。

 相手の4番が、外角のストレートを逆方向へ弾き返した。

 ライトオーバー。

 二塁打。

 続く5番。

 センター前。

 ノーアウト1、3塁。

「強いな」

 ショートから見ても。

 打者が簡単にアウトにならない。

 ファウルで粘る。

 ボール球は振らない。

 甘い球は。

 逃さない。

 ワンアウト後。

 犠牲フライ。

 0対1。

 さらにツーアウト2塁。

 7番打者。

 低めの変化球を。

 センター前へ運ぶ。

 0対2。

 全国で。

 初めて。

 序盤から2点を追う展開になった。

 

◇

 

 3回表。

 俺の第1打席。

 ツーアウト、ランナーなし。

 マウンドの投手を見る。

 大きい。

 3年生。

 身体が完成に近づいている。

 初球。

 138km/h。

 外角低め。

「ストライク!」

「速い」

 でも。

 見えないわけじゃない。

 2球目。

 カーブ。

 大きく落ちる。

 ボール。

 ワンボール、ワンストライク。

 3球目。

 スライダー。

 外へ逃げる。

 振らない。

「ボール!」

 ツーボール、ワンストライク。

「次、来る」

 ストレート。

 そう思った。

 4球目。

 139km/h。

 内角。

「っ!」

 振る。

 カンッ!

 ファウル。

「重い」

 玲の135km/hとは。

 また違う。

 球速だけじゃない。

 身体の強さが。

 そのままボールに乗っている。

 5球目。

 外角。

 スライダー。

 見送る。

 フルカウント。

 6球目。

 138km/h。

 外角。

「そこ!」

 振る。

 カキンッ!

 打球は。

 センター前。

「落ちろ!」

 センターが前へ出る。

 捕れない。

「ヒット!」

「よし!」

 1塁へ。

 打てる。

 全国トップクラスの3年生でも。

 絶対に打てないわけじゃない。

 でも。

 続く打者が三振。

 得点にはならなかった。

 

◇

 

 3回裏。

 先頭打者。

 三遊間への強いゴロ。

「っ!」

 横へ。

 追いつく。

 捕る。

 踏ん張って1塁へ。

「アウト!」

「ナイス、成瀬!」

「はい!」

 次。

 セカンドゴロ。

 ツーアウト。

「ここ抑えれば」

 そう思った。

 でも。

 相手3番。

 初球。

 センター前。

 4番。

 四球。

 ツーアウト1、2塁。

 そして5番。

 甘く入った変化球。

 カキィン!

「レフト!」

 打球は。

 左中間を破った。

 2人返る。

 0対4。

 ベンチから。

 監督が出る。

 マウンドへ。

 3年生エースが。

 悔しそうに下を向いた。

「……来る」

 玲が。

 ベンチで立ち上がる。

「水城!」

「はい!」

「準備しろ!」

「はい!」

 ブルペンへ。

 玲が走る。

 

◇

 

 4回表。

 0対4。

 でも。

 まだ終わっていない。

 先頭。

 橘さん。

 相手投手の139km/hを。

 ファウル。

 次のスライダー。

 見送る。

 さらに。

 カーブも見送る。

 そして。

 4球目。

 137km/h。

 センター前。

「よし!」

 橘さんが出る。

 送りバント。

 ワンアウト2塁。

 榊原さん。

 初球。

 ストレート。

 ファウル。

 2球目。

 スライダー。

 ボール。

 3球目。

 カーブ。

 見送る。

 ツーボール、ワンストライク。

 4球目。

 138km/h。

 外角。

 榊原さんが。

 逆方向へ振り抜く。

 カキィン!

「ライト!」

 落ちる。

 橘さんが3塁を蹴る。

「セーフ!」

 1対4。

「まだ3点!」

 榊原さんが1塁から叫ぶ。

「行くぞ!」

「はい!」

 ベンチの空気が。

 少し戻る。

 

◇

 

 4回裏。

 マウンドへ。

 玲が上がった。

 全国準決勝。

 3点ビハインド。

 相手は。

 今大会でもトップクラスの打線。

「玲!」

 ショートから声を掛ける。

「何?」

「いつも通り!」

「うん!」

 榊原さんが。

 ミットを構える。

 初球。

 134km/h。

「ストライク!」

 打者は。

 見送った。

 2球目。

 135km/h。

 カキンッ!

 ファウル。

 普通に。

 振り遅れない。

 3球目。

 チェンジアップ。

 打者が止まる。

「ボール!」

「見た」

 玲の顔が。

 少し変わった。

 4球目。

 外低め。

 133km/h。

 カキィン!

「センター!」

 橘さんが。

 前へ出る。

 ワンバウンド。

「ヒット!」

 先頭出塁。

「玲!」

「大丈夫!」

 声は。

 いつもと変わらない。

 でも。

 打たれた。

 

◇

 

 次の打者。

 送りバントの構え。

 初球。

 玲は。

 135km/hを内角へ投げた。

 空振り。

「ストライク!」

 2球目。

 またバント。

 今度は。

 低め。

 転がる。

 玲が捕る。

 1塁へ。

「アウト!」

 ワンアウト2塁。

 次。

 相手3番。

 初球。

 133km/h。

 ボール。

 2球目。

 チェンジアップ。

 ファウル。

 3球目。

 135km/h。

 高め。

 ファウル。

 ワンボール、ツーストライク。

「追い込んだ」

 玲が。

 力を入れようとする。

 榊原さんが。

 外低めへ構える。

 玲が一度息を吐く。

 4球目。

 132km/h。

 外角低め。

 打者が。

 バットを出す。

 カキンッ!

「ライト!」

 落ちた。

 2塁ランナーが。

 3塁を蹴る。

 送球。

 ホーム。

「セーフ!」

 1対5。

 

 玲が。

 マウンドで止まった。

 

◇

 

「玲!」

 声を掛ける。

 玲がこちらを見る。

「何?」

「次!」

「……うん!」

 中学に入って。

 公式戦では。

 ほとんど失点していなかった。

 135km/h。

 チェンジアップ。

 少しずつ良くなった制球。

 それでも。

 全国トップクラスは。

 打ってくる。

 続く4番。

 初球。

 135km/h。

 ファウル。

 2球目。

 チェンジアップ。

 空振り。

 ツーストライク。

「今度こそ」

 玲が投げる。

 外角。

 134km/h。

 打者が振る。

 カキィン!

「っ!」

 強い打球。

 三遊間。

「来い!」

 飛びつく。

 グラブに入る。

「取った!」

 起き上がる。

 2塁へ。

「アウト!」

 1塁。

 間に合わない。

 ツーアウト1塁。

「ナイス、伊織君!」

「おう!」

 5番。

 初球。

 外角低め。

 ゴロ。

 セカンド。

「アウト!」

 チェンジ。

 1失点。

 玲が。

 ゆっくりベンチへ戻る。

 

◇

 

「水城」

「はい」

 榊原さんが声を掛ける。

「どうだった?」

「打たれた」

「それだけ?」

「……甘くない球も打たれた」

「そうだ」

 玲が。

 少し悔しそうに俯く。

「いい球投げれば絶対抑えられると思ってた?」

「……少し」

「全国の上は打つぞ」

「はい」

「だからもっと考える」

「はい」

「もっと投げる」

「はい」

「もっと強くなる」

「……はい!」

 玲の顔が。

 上がる。

 悔しい。

 でも。

 目は死んでいない。

 

◇

 

 5回。

 6回。

 こちらも粘った。

 5回に1点。

 2対5。

 6回。

 俺の第3打席。

 ワンアウト1塁。

 相手投手は。

 まだ137km/hを出している。

 初球。

 スライダー。

 ボール。

 2球目。

 ストレート。

 ファウル。

 3球目。

 カーブ。

 見送る。

 ツーボール、ワンストライク。

 4球目。

 138km/h。

 内角。

「っ!」

 振る。

 カキィン!

 打球は。

 左中間へ。

「抜けろ!」

 センターが走る。

 レフトも来る。

 その間。

 落ちた。

「走れ!」

 1塁ランナーが3塁へ。

 俺は2塁。

 二塁打。

 ワンアウト2、3塁。

「まだ行ける!」

 ベンチが沸く。

 続く打者。

 内野ゴロ。

 3塁ランナーが返る。

 3対5。

 ツーアウト3塁。

 次。

 榊原さん。

「……」

 俺は3塁から見る。

 初球。

 139km/h。

 ファウル。

 2球目。

 スライダー。

 空振り。

 ツーストライク。

 3球目。

 外角低め。

 ストレート。

 榊原さんが振る。

 カキンッ!

 打球は。

 ショート正面。

「アウト!」

 チェンジ。

 3対5。

 

◇

 

 7回表。

 最後の攻撃。

 2点差。

 先頭。

 橘さん。

 粘る。

 ファウル。

 ファウル。

 ボール。

 そして。

 8球目。

 四球。

「よし!」

 ノーアウト1塁。

 次。

 送りバント。

 ワンアウト2塁。

 打席には。

 榊原さん。

「榊原さん!」

「お願いします!」

 ベンチから声が飛ぶ。

 3年生。

 最後の夏。

 負ければ。

 これが。

 最後の打席になるかもしれない。

 

 初球。

 138km/h。

 ファウル。

 2球目。

 カーブ。

 ボール。

 3球目。

 スライダー。

 見送る。

 ツーボール、ワンストライク。

 4球目。

 139km/h。

 ファウル。

 ツーボール、ツーストライク。

 5球目。

 外角。

 スライダー。

 榊原さんが。

 バットを出す。

 カンッ!

 ファウル。

 6球目。

 高め。

 138km/h。

 ファウル。

 7球目。

 カーブ。

 ボール。

 フルカウント。

「……」

 誰も。

 声を出さなくなった。

 8球目。

 相手投手。

 投げる。

 139km/h。

 外角。

 榊原さんが。

 振る。

 カキィン!

「行け!」

 打球は。

 右中間へ。

 センターが走る。

 ライトも走る。

「落ちろ!」

 飛び込む。

「……」

 捕った。

「アウト!」

 ツーアウト2塁。

 榊原さんが。

 一瞬だけ。

 空を見た。

 

◇

 

 次の打者。

 内野ゴロ。

「アウト!」

「ゲームセット!」

 3対5。

 終わった。

「……」

 誰も。

 すぐには動かなかった。

 相手ベンチが。

 歓声を上げている。

 全国決勝進出。

 その反対側で。

 俺たちは。

 負けた。

 

◇

 

 整列。

「ありがとうございました!」

 頭を下げる。

 顔を上げる。

 3年生たちが。

 泣いている。

 三上も。

 いつもみたいな声を出さない。

 黒田も。

 高瀬も。

 黙っている。

 玲は。

 マウンドの方を見ていた。

「玲」

「……」

「帰るぞ」

「うん」

 小学生の頃。

 全国大会で負けたことはある。

 でも。

 今回は。

 少し違う。

 俺たちには。

 来年がある。

 でも。

 榊原さんたちには。

 ない。

 

◇

 

 ベンチ裏。

 榊原さんが。

 防具を外していた。

「榊原さん」

「ん?」

「……すみません」

「何が?」

「勝てなかった」

「お前が謝ることじゃねえよ」

「でも」

「成瀬」

 榊原さんが。

 俺を見る。

「今日、お前何安打?」

「2本です」

「守備で何個アウト取った?」

「……」

「水城は?」

「1点取られました」

 玲が答える。

「だから?」

「……」

「お前ら1年だぞ」

 榊原さんは。

 少し笑った。

「十分助けてもらった」

「でも優勝したかったです」

「俺もだよ」

 その声だけ。

 少し震えた。

「めちゃくちゃしたかった」

「……はい」

「でも負けた」

 榊原さんが。

 拳を握る。

「だから次は、お前らが勝て」

「……」

「俺らが届かなかったところまで行け」

「はい」

 玲が。

 真っすぐ答えた。

「行きます」

「早いな」

「全国優勝します」

「言ったな?」

「はい」

 榊原さんが笑う。

「じゃあ頼んだ」

 

◇

 

 少し離れたところで。

 橘さんが。

 フェンスにもたれていた。

「成瀬」

「はい」

「悔しい?」

「めちゃくちゃ」

「水城は?」

「悔しい」

 玲も答える。

「そっか」

 橘さんが笑う。

「じゃあ来年、もっと強くなれるね」

「橘さんは来年いますよね」

「いるよ」

「なら一緒に優勝しましょう」

「いいね」

 そして。

 橘さんは俺を見る。

「成瀬」

「はい」

「今日、一番やりたかったこと何?」

「……」

 また。

 あの質問。

 全部できる人は。

 何が一番好きなのか。

「勝ちたかったです」

「うん」

「打ちたかった。守りたかった。投げたかった」

「全部?」

「全部」

「そっか」

 橘さんは。

 それ以上は言わなかった。

 

◇

 

 帰宅した夜。

 システムを開く。

 

【全国大会準決勝で敗北しました】

【強敵との対戦経験を大量に獲得しました】

【ミート経験を獲得しました】

【守備経験を獲得しました】

【精神経験を獲得しました】

 

 勝っても。

 負けても。

 経験は入る。

 

 でも。

「……違うな」

 数字が増えたから。

 それでいいわけじゃない。

 今日は。

 勝ちたかった。

 

 システムを閉じる。

 

 机の横には。

 全国大会の日程を書いた予定表がある。

 準決勝。

 その先に。

 決勝。

 そして。

 優勝。

 

 そこまで。

 予定を空けていた。

 

「……空いたな」

 

 決勝の日。

 予定が。

 空白になった。

 

 いつもなら。

 すぐに何かを入れる。

 自主練。

 勉強。

 ピアノ。

 何かしら。

 成長につながる予定を。

 

 でも。

 その日は。

 しばらく。

 何も書けなかった。

 

◇

 

 翌日。

 3年生最後の練習。

 最後に。

 榊原さんがキャッチャーミットを持って、玲を呼んだ。

「水城」

「はい」

「最後に投げろ」

「何球?」

「10球」

「全部全力?」

「馬鹿。コース優先」

「はい」

 玲がマウンドへ。

 榊原さんが座る。

 1球目。

 外角低め。

 ストライク。

 2球目。

 チェンジアップ。

 同じ腕の振り。

 ストライク。

 3球目。

 134km/h。

 低め。

「いいぞ」

 榊原さんが。

 いつものように言う。

 10球。

 最後。

 玲が投げる。

 135km/h。

 外角低め。

 バァンッ!

「ストライク」

 榊原さんが立ち上がる。

「それ忘れんなよ」

「はい」

「速いだけで満足すんな」

「はい」

「150出てもだぞ」

「150?」

「例えばの話だ」

「出したい」

「お前なら言うと思ったよ」

 榊原さんが笑う。

 

◇

 

 次に。

 俺が呼ばれた。

「成瀬」

「はい」

「ショート」

「はい!」

 最後のノック。

 三遊間。

 捕る。

 1塁へ。

「アウト!」

 次。

 深い位置。

 捕る。

 投げる。

「アウト!」

 最後。

 前。

 チャージ。

 捕る。

 投げる。

「アウト!」

「よし!」

 榊原さんが声を上げる。

 そして。

 俺のところまで歩いてきた。

「何でもできるのは武器だ」

「はい」

「だからこそ」

 肩を叩かれる。

「周り見ろ」

「……はい」

「お前1人で9人分やる必要はない」

「はい」

「水城にも言っとけ」

「それは別の意味で難しいです」

「だろうな」

 2人で笑った。

 

◇

 

 その日の帰り。

 3年生たちは。

 もう次の練習には来ない。

 俺たちは。

 グラウンドの入口で。

 頭を下げた。

「ありがとうございました!」

 榊原さんが振り返る。

「またな」

「はい!」

 それだけ。

 その背中が。

 少しずつ遠くなる。

 

 中学1年。

 最初の全国大会。

 結果は。

 ベスト4。

 

 小学生の頃なら。

 負けだった。

 

 今も。

 もちろん負けだ。

 

 でも。

 この負けで。

 初めて分かった。

 

 中学の全国には。

 まだ。

 俺たちの知らない強さがある。

 

 だったら。

 追いつけばいい。

 

 追いついて。

 追い越せばいい。

 

 次は。

 俺たちが。

 先輩たちの届かなかった場所へ行く。

 

 そうして。

 榊原颯真たち3年生の夏は終わり。

 

 俺たちの中学野球は。

 次の世代へ。

 進み始めた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。