花たちは嚮導者の夢を見るか   作:おこそつのぬほふもむよゆらわ

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第六話

怖くない人しか誰かを助けられないなら、多分ほとんどの人は誰も助けられないよ。

 

 昼間の中庭で、先生はそう言った。

 

 怖くても、やらなきゃって思うことがある。

 逃げたいけど、それより先に誰かを助けたいって思う時がある。

 それを勇気って呼ぶなら、そうなのかもしれないね。

 

 あの時の自分は、その言葉を分かったつもりでいた。

 

 でも多分、何も分かっていなかった。

 

 東郷美森はスマートフォンを握り締めたまま、目の前の戦場を見ていた。

 

 風先輩は肩を痛めている。樹ちゃんは息を乱しながら、それでも姉の背中を追っている。友奈ちゃんは何度も吹き飛ばされて、そのたびに立ち上がっている。

 

 先生は少し離れた場所から戦場全体を見ていた。

 

「結城さん、そこは下がらないで! スコーピオンが誘ってる!」

 

「うん!」

 

「犬吠埼さん、右! キャンサーの正面に立たない!」

 

「分かってる!」

 

『先生、サジタリウス再充填開始。推定二・三秒です』

 

「アロナ、着弾候補!」

 

『三つあります! 一番近いのは友奈さんの左後方!』

 

「結城さん、左じゃない、前!」

 

「前!?」

 

「前の方が安全!」

 

 友奈が一瞬だけ迷い、そのまま踏み込む。

 

 直後、背後へ光が落ちた。

 

 爆発。

 

 土煙。

 

 友奈は無事だった。

 

「危なかったぁ!」

 

「止まらないで! 次来るよ!」

 

 先生の声が飛ぶ。

 

 速い。

 

 東郷にはそう見えた。

 

 バーテックスが動くより少し先に、先生が声を出す。

 

 アロナとプラナから上がってくる情報を拾い、必要なものだけを選んで、誰に何をさせるかを決める。

 

 全部分かっているように見えた。

 

 先生がいれば大丈夫。

 

 先生が見ていてくれるなら、きっと何とかなる。

 

 そんなふうに。

 

 自分でも気づかないうちに思っていた。

 

 だから。

 

 自分が何もできなくても。

 

 どこかで。

 

 大丈夫なのだと思っていた。

 

「……」

 

 東郷は手元を見る。

 

 スマートフォン。

 

 自分にも同じものがある。

 

 勇者として選ばれた証。

 

 風先輩も。

 

 樹ちゃんも。

 

 友奈ちゃんも。

 

 同じものを持っている。

 

 それなのに。

 

 自分だけが。

 

「何をしてるの……」

 

 声は誰にも聞こえなかった。

 

 風先輩は傷ついている。

 

 樹ちゃんは怖いはずだ。

 

 友奈ちゃんはもう何度目か分からないほど攻撃を受けている。

 

 先生は戦えない身体で、それでも戦場へ残っている。

 

 なのに。

 

 自分は。

 

 ただ見ている。

 

 木偶の坊みたいに。

 

 何もできない。

 

 違う。

 

 脚が動かないからではない。

 

 そんなものは言い訳にもならない。

 

 心が。

 

 動いていない。

 

「東郷さん!」

 

 先生の声。

 

 東郷は顔を上げた。

 

「大丈夫?」

 

「……はい」

 

「無理しなくていいからね」

 

 その一言が、逆に胸へ刺さった。

 

 無理しなくていい。

 

 戦わなくてもいい。

 

 自分で決めていい。

 

 先生はずっとそう言ってくれている。

 

 だから余計に。

 

 自分の弱さを誰のせいにもできなかった。

 

「友奈ちゃん……」

 

 視線の先で友奈がスコーピオンへ拳を叩き込む。

 

 一撃。

 

 二撃。

 

 三撃。

 

 外殻が少しずつ軋む。

 

 だがその背後でキャンサーが動いた。

 

「結城さん、離れて!」

 

「え?」

 

『先生、サジタリウス発射準備完了!』

 

「早い!」

 

 先生が叫ぶ。

 

「結城さん、右!」

 

 友奈が跳ぶ。

 

 白い光。

 

 サジタリウスの一射が地面へ落ちる。

 

 外れた。

 

 そう思った。

 

 キャンサーが身体を傾ける。

 

「また反射……!」

 

 先生の声。

 

「結城さん、そのまま走って!」

 

 光がキャンサーの表面を滑る。

 

 軌道が変わる。

 

 友奈を追う。

 

「もっと右!」

 

 友奈が走る。

 

 間に合う。

 

 東郷もそう思った。

 

 だが。

 

 スコーピオンが友奈の進行方向へ滑り込んだ。

 

「っ!」

 

 友奈が止まる。

 

「結城さん、止まらない!」

 

 先生の声。

 

 その瞬間。

 

 サジタリウスの光が友奈の背後へ落ちた。

 

 衝撃。

 

 友奈の身体が前へ吹き飛ぶ。

 

「友奈ちゃん!」

 

 東郷の声が出た。

 

 友奈が地面へ転がる。

 

 一度。

 

 二度。

 

 三度。

 

 止まる。

 

「結城さん!」

 

 先生も叫ぶ。

 

『生命反応あります!』

 

 アロナ。

 

『意識あり。呼吸数上昇。大きな外傷は現時点で確認できません』

 

「結城さん、返事!」

 

「……だい、じょうぶ!」

 

 友奈の声。

 

 弱い。

 

 でも聞こえた。

 

「立たなくていい! 一回下がって!」

 

「でも……」

 

「いいから!」

 

 先生の声が強くなる。

 

 友奈は地面へ手をついたまま、少しだけ動きを止める。

 

 その隙に風先輩が前へ出た。

 

「友奈は私が守る!」

 

「犬吠埼さん、無理しないで!」

 

「分かってる!」

 

 風先輩の剣。

 

 スコーピオンの尾。

 

 ぶつかる。

 

 大きな音。

 

 風先輩の肩が震える。

 

「っ……!」

 

「お姉ちゃん!」

 

「樹、来ない!」

 

 風先輩が叫ぶ。

 

「自分の位置を守って!」

 

「でも!」

 

「大丈夫だから!」

 

 大丈夫。

 

 その言葉。

 

 先生もよく言う。

 

 友奈ちゃんも。

 

 風先輩も。

 

 誰も大丈夫ではないのに。

 

 大丈夫と言う。

 

 誰かを安心させるために。

 

 東郷は唇を噛んだ。

 

 また。

 

 見ている。

 

 また自分だけ。

 

 何も。

 

『先生』

 

 プラナの声が低くなる。

 

「何?」

 

『スコーピオンの進行方向が変化』

 

「誰を狙ってる?」

 

 一拍。

 

『先生です』

 

 東郷の目が見開かれた。

 

「え?」

 

 先生も一瞬だけ固まる。

 

 スコーピオン。

 

 今まで友奈たちへ向いていた身体が、ゆっくりと先生の方へ向く。

 

「先生!」

 

 アロナの声。

 

「分かってる!」

 

 先生が下がる。

 

 だが。

 

 その動きに合わせるように。

 

 キャンサーも位置を変える。

 

 サジタリウスの向きも。

 

『先生』

 

 プラナ。

 

『複数個体の照準が先生へ収束しています』

 

「……私?」

 

『正確には、先生の携行しているシッテムの箱周辺』

 

「今それ考える暇ないね」

 

 先生は周囲を見る。

 

「結城さん、動ける?」

 

「うん!」

 

「犬吠埼さん二人は結城さんのところへ! 私から離れて!」

 

「先生!」

 

 風先輩が叫ぶ。

 

「いいから!」

 

 先生が走る。

 

 友奈たちとは逆方向。

 

 敵の視線を引き剥がすように。

 

「先生、何してるんですか!」

 

 東郷が叫んだ。

 

「東郷さんはそこにいて!」

 

「でも!」

 

「私を狙ってるなら、固まらない方がいい!」

 

 理屈は通っている。

 

 正しい。

 

 でも。

 

 先生は弱い。

 

 自分で言っていた。

 

 勇者の攻撃を一発まともに受ければ危ない。

 

 バーテックスならなおさら。

 

「アロナ!」

 

『防護機構準備!』

 

「まだ張らないで! 来た瞬間だけ!」

 

『はい!』

 

『先生、右前方からスコーピオン接近。到達まで推定三・六秒』

 

「左は?」

 

『キャンサー』

 

「後ろ」

 

『サジタリウス射線形成中』

 

「綺麗に囲まれたね」

 

『感心している場合ではありません!』

 

 先生は走る。

 

 だが速くない。

 

 勇者ではない。

 

 普通の大人。

 

 東郷には、それが嫌というほど分かった。

 

 スコーピオンの尾が振り上がる。

 

『先生、来ます!』

 

「アロナ!」

 

 青白い防壁。

 

 展開。

 

 尾がぶつかる。

 

 鈍い音。

 

 防壁は耐えた。

 

 先生の身体が後ろへ押される。

 

「っ……!」

 

『負荷上昇!』

 

「まだ!」

 

『先生、サジタリウス発射まで一・四秒!』

 

「無理だね」

 

『先生!?』

 

「次は避ける!」

 

 先生が横へ走る。

 

 サジタリウス。

 

 発射。

 

 光が飛ぶ。

 

 先生は飛び込むように地面へ倒れる。

 

 直撃は避けた。

 

 だが。

 

 着弾。

 

 爆発。

 

 青白い防壁が咄嗟に先生の周囲へ展開される。

 

 それでも。

 

 衝撃全部は消せなかった。

 

 先生の身体が地面から浮く。

 

「先生!」

 

 東郷の声。

 

 数メートル。

 

 先生が投げ出される。

 

 地面へ肩から落ちる。

 

 転がる。

 

 シッテムの箱だけは胸元へ抱き込むように守っていた。

 

『先生!』

 

 アロナが叫ぶ。

 

『先生、応答してください!』

 

 プラナの声も。

 

 先生は動かない。

 

「……」

 

 東郷の頭が真っ白になった。

 

 先生。

 

 あの先生が。

 

 倒れた。

 

 いつも。

 

 どこか余裕があった。

 

 知らない世界へ突然来ても。

 

 神様から神託を受けても。

 

 大赦へ一人で連れて行かれても。

 

 バーテックスが三体来ても。

 

 困ったように笑って。

 

 大丈夫だよと言って。

 

 戦場では全部を見ていた。

 

 敵の動き。

 

 友奈ちゃんたちの位置。

 

 攻撃の予兆。

 

 怪我。

 

 退路。

 

 先生が見ていてくれれば大丈夫。

 

 そう思っていた。

 

 万能ではないと知っていたはずなのに。

 

 身体が弱いことも。

 

 バリアだって無限ではないことも。

 

 本人から聞いていたのに。

 

 いつの間にか。

 

 先生なら何とかしてくれる。

 

 そう思っていた。

 

 その存在が。

 

 今。

 

 地面に倒れている。

 

「先生……?」

 

『先生!』

 

 アロナが泣きそうな声を上げる。

 

『応答してください!』

 

「……大、丈夫」

 

 小さな声。

 

「!」

 

『先生!』

 

 先生の指が動く。

 

「聞こえてる……」

 

 ゆっくり身体を起こそうとする。

 

 だが。

 

 右腕に力を入れた瞬間、表情が歪んだ。

 

「っ……」

 

『右肩部に強い衝撃。骨折の可能性は低いですが、打撲を否定できません』

 

「頭は?」

 

『軽度の出血を確認!』

 

「意識あるから大丈夫」

 

『大丈夫ではありません!』

 

「そうだね……」

 

 先生が笑おうとする。

 

 いつもの笑い方。

 

 でも。

 

 声が震えていた。

 

「結城さんたちは……?」

 

『先生、今は――』

 

「プラナ」

 

『……戦闘継続中です』

 

「状況」

 

『犬吠埼風さん、負傷継続。犬吠埼樹さん、疲労増大。結城友奈さん――』

 

 プラナの声が止まる。

 

「結城さんは?」

 

『スコーピオンと交戦中です』

 

 先生が顔を上げる。

 

 東郷も見る。

 

 友奈がいる。

 

 スコーピオンの前。

 

 風先輩はキャンサーに阻まれて近づけない。

 

 樹ちゃんも援護するが、届かない。

 

 サジタリウスが再び光を集めている。

 

「結城さん!」

 

 先生が叫ぼうとする。

 

 声が掠れる。

 

「……っ」

 

 息を吸う。

 

 痛み。

 

 咳。

 

『先生、発声を控えてください』

 

「でも指示を――」

 

『現在の状態で継続的指揮は推奨できません』

 

「……」

 

 先生が黙る。

 

 指揮が。

 

 止まった。

 

 その瞬間だった。

 

 友奈がスコーピオンの尾を避け損ねた。

 

「っ!」

 

 直撃ではない。

 

 身体の横を掠める。

 

 それでも。

 

 友奈の身体が横へ弾かれる。

 

「友奈ちゃん!」

 

 友奈が地面へ膝をつく。

 

 立とうとする。

 

 足に力が入らない。

 

 それでも。

 

 もう一度。

 

 立つ。

 

「……まだ」

 

 友奈が拳を握る。

 

「まだ、いける……!」

 

 東郷はその姿を見た。

 

 手が震えている。

 

 脚も。

 

 呼吸も。

 

 怖くないわけではない。

 

 痛くないわけでもない。

 

 それでも。

 

 立とうとしている。

 

 先生の言葉。

 

 怖いものは怖いよ。

 

 痛いのも嫌だし、死ぬのも嫌だ。

 

 でも。

 

 それでも誰かを助けたいと思う時がある。

 

「……」

 

 勇者部五箇条。

 

 一つ。

 

 挨拶はきちんと。

 

 一つ。

 

 なるべく諦めない。

 

 一つ。

 

 よく寝てよく食べる。

 

 一つ。

 

 悩んだら相談。

 

 一つ。

 

 なせば大抵なんとかなる。

 

 友奈ちゃんが好きな言葉。

 

 何度も聞いた。

 

 笑いながら言っていた。

 

 その言葉が今。

 

 全く違う意味を持って胸へ落ちてくる。

 

 なるべく諦めない。

 

 絶対じゃない。

 

 怖いなら怖くてもいい。

 

 できないなら、できないことがあってもいい。

 

 それでも。

 

 今できることが一つでもあるなら。

 

「東郷さん……」

 

 先生の声。

 

 小さい。

 

 東郷が先生を見る。

 

 先生は地面へ座り込んだままだった。

 

 顔に血が流れている。

 

 右肩を押さえている。

 

 それでも東郷を見ていた。

 

「……大丈夫?」

 

 こんな時まで。

 

 自分ではなく、こちらを。

 

「先生の方が……」

 

「私はいいよ」

 

「よくありません」

 

「そうだね」

 

 先生が少しだけ笑う。

 

「でも」

 

 その先を。

 

 先生は言わなかった。

 

 戦えとも。

 

 助けろとも。

 

 立てとも。

 

 何も。

 

 先生はただ東郷へ選ばせた。

 

 最初からずっと。

 

「……」

 

 東郷は前を見る。

 

 友奈。

 

 風先輩。

 

 樹ちゃん。

 

 先生。

 

 みんな。

 

 精一杯戦っている。

 

 守ろうとしている。

 

 誰かを。

 

 自分だけが。

 

 まだ。

 

 何も。

 

「……嫌」

 

 声が漏れた。

 

「こんなの」

 

 怖い。

 

 今だって怖い。

 

 バーテックスを見るだけで身体が固まりそうになる。

 

 戦場へ出れば傷つくかもしれない。

 

 死ぬかもしれない。

 

 勇者になれば何が起こるのかも分からない。

 

 それでも。

 

 友奈ちゃんが倒れる方が。

 

 もっと嫌だった。

 

 先生が傷つくのも。

 

 風先輩が肩を押さえるのも。

 

 樹ちゃんが泣きそうな顔をするのも。

 

 全部。

 

 嫌だ。

 

 なら。

 

 答えは。

 

 もう出ている。

 

 怖いなら。

 

 怖いままでいい。

 

 足が動かないなら。

 

 動かなくてもいい。

 

 でも。

 

 手はある。

 

 声もある。

 

 心もある。

 

 守りたい人がいる。

 

 ならば戦え。

 

 東郷美森。

 

 迷うな。

 

 その手で誰かを助けろ。

 

 東郷美森。

 

 友奈がまた攻撃を受ける。

 

「っ……!」

 

「友奈ちゃん!」

 

 東郷の手が動いた。

 

 考えるより早く。

 

 スマートフォンを握る。

 

 怖い。

 

 でも。

 

 もう止まらない。

 

 この想いは。

 

 きっと最初から胸の中に完成した形で存在しているものではない。

 

 誰かが怖がりながら前へ出る。

 

 その背中を誰かが見る。

 

 その姿が。

 

 知らないうちに。

 

 別の誰かの胸へ灯る。

 

 友奈ちゃんがそうだった。

 

 先生も。

 

 風先輩も。

 

 樹ちゃんも。

 

 みんな自分に何かをくれた。

 

 なら。

 

 今度は。

 

 自分が返す番だ。

 

 光が東郷の身体を包む。

 

「東郷さん……?」

 

 先生の声。

 

 友奈が顔を上げる。

 

「東郷さん……!」

 

 変わっていく。

 

 衣服。

 

 身体を包む光。

 

 手の中に形を成す武器。

 

 重い。

 

 でも。

 

 不思議と怖くなかった。

 

 いや。

 

 怖い。

 

 まだ怖い。

 

 でも。

 

 それでいい。

 

 怖さが消えたから動けたのではない。

 

 怖さより、守りたいという気持ちがほんの少しだけ大きくなった。

 

 サジタリウスが光を集める。

 

 狙いは友奈。

 

 東郷の目が細くなる。

 

 照準。

 

 呼吸。

 

 指。

 

 引き金。

 

 考えるより先に身体が動いた。

 

 銃声。

 

 一発。

 

 東郷の弾丸が樹海へ響く。

 

 サジタリウスの射線へ飛び込んだ。

 

 爆発。

 

 友奈の前で白い光が弾ける。

 

 友奈が目を見開く。

 

「東郷さん……」

 

 東郷は銃を構えたまま。

 

 友奈を見た。

 

「友奈ちゃん」

 

 声はまだ少し震えていた。

 

「今度は」

 

 一度息を吸う。

 

「私が助ける」

 

 今渦巻いているこの感情は。

 

 恐怖を消す力ではない。

 

 怖いまま。震えたまま。

 

 それでも誰かのために手を伸ばすための力だ。

 

 そして。

 

 考えるより先に動いたその行動を。

 

 人はきっと。

 

勇気と呼ぶ。

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