えっヘイローって普通は変わらないものなんですか 作:微笑ましい奥歯
本編です
オリジナルの展開になったからタグを増やしといたぜ!
必要無いって思ったら言ってくれよな!
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1-邂逅する
…私のミスでした。
私の選択、そしてそれによって招かれたこの全ての状況
結局、この結果にたどり着いて初めて、あなたの方が正しかったこをと悟るだなんて……。
……今更図々しいですが、お願いします。
先生。
きっと私の話は忘れてしまうでしょうが、それでも構いません。
何も思い出せなくても、おそらくあなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから……。
ですから……大事なのは経験ではなく、選択。
あなたにしかできない選択の数々。
責任を負うものについて、話したことがありましたね。
あの時の私には分かりませんでしたが……。今なら理解できます。
大人としての、責任と義務。そして、その延長線上にあった、あなたの選択。
それが意味する心延えも。
……。
ですから、先生。
私が信じられる大人である、あなたなら。
この捻じれて歪んだ先の終着点とは、また別の結果を……。
そこへ繋がる選択肢は……きっと見つかるはずです。
だから先生……どうか。
場所:シャーレビル前
_________
「皆!大丈夫?」
「「はい!」」「大丈夫です!」「これくらいではやられませんよ!」「先生は大丈夫ですか?」
「私は大丈夫!ありがとう!」
<先生もお疲れ様でした!>
「うん、ありがとう、アロナもお疲れ様」
<えへへ…>
「では先生、これでお別れですが、近いうちにぜひ、トリニティ総合学園に立ち寄ってください」
(ぺこり)
「私は、風紀委員長に今日のことを報告しに戻ります。ゲヘナ学園にいらっしゃった時は、ぜひ訪ねてください。」
「ミレニアムサイエンススクールに来てくだされば、またお会いできるかもしれませんね!先生、ではまた!」
<あ!先生!>
「どうしたの?アロナ?」
<まだ戦車が残っています!>
「そうなの!?」
「「「「先生?」」」」
<はい…他の戦車と違う場所にいたので影響は無いと思っていたんですが…>
「…ですが?」
<その戦車が矯正局に向かって進んでいます!このままだと、矯正局が大変なことになります!>
「えぇ!?」
「どうしたんですか!?先生!」
「…皆、どうやらもう少し皆の力が必要らしい、いいかな?」
「「「「もちろん!(です!)」」」」
___________
________
「…いた!あの戦車だね?!」
<はい!あれです!>
「あれですね、先生!」
<戦車が右に動きます!狙うなら今です!>
「ハスミ!右のキャタピラの上部分を!」
「わかりました!」
ハスミが銃を構え、戦車の動力部分を狙って撃つ
ズガァン!
右を向き、横から撃たれた戦車はバランスを崩しそうになった
ゴガァン!
ギギギ…
ガダン!
まだ地面についている片方のキャタピラが力強く回り、砲身を地面に突きつけ、軸にして一回転してもとに戻る…
まるで某車映画の様なテクニックを見せつけられた私達は…
「な!?なんですか!?あれ!?」
「私の銃の威力をいなした!?」
「な、なんだ…あれは…」
「………(あんぐり)」
「か、カッコイイ!!!」
と、驚きのあまりその場に立ち止まって思い思いの声を上げる…そんな私達をよそに、戦車はスピードを上げ路地に入っていく…
ガラガラガラ……
<先生!?行っちゃいますよ!?>
「……っ!ハスミ!」
「っ!はい!」
ハスミが狙いを定めて撃つ、
ドガァン!
どうやらさっきよりいい位置に入った…
…と思っていた…
戦車のスピードは先程より下がったが、操作に支障はなく、そのまま路地に入っていってしまった
「…!皆!行くよ!」
「「「「はい!」」」」
______
____________
<…先生!戦車が入った右の道は戦車では通れない狭い路地です!狙うならそこです!>
「わかった!、皆!右の道は戦車が通りづらいからそこで決めよう!」
「「「「わかりました!」」」」
「…!間に合え…!」
<先生!その先です!>
「確かこっちのほうで…」
何か、黒いものが見えた気がする
気のせいだと思いたいが、それに目が離せない
「先生!どうかしましたか?」
様子が変だとユウカが止まり、私の方に駆け寄ってくる
「いや…べつ…に…!」
動きたいが、足が動かない
「先生…?、あ、誰かが倒れています!」
駆け寄ったユウカが私の視線の先に気づく
「…!ほんとだ!」
私はようやくそれが人だと認識する、次に駆け寄ったチナツが容態を確認する
「……!しっかりして下さい!」
<戦車は止めました!早くユウカさん達の所に行きましょう!>
「ありがとう!アロナ!」
私はアロナにお礼を言い、ユウカ達に駆け寄るユウカ達の元へ行き、その子の状態を見る
「……どうやら、意識を失っているだけのようです」
「…よかったぁ…」
私は胸を撫で下ろす
「とりあえずシャーレに運ぼう」
「このまま放ってはおけないので、それがいいでしょう」
そう言い私達はその子を運んだ……
「よいしょっと…」スッ
…途中…
「お!?おぉ姫様抱っこ!?な!?なんて贅沢な!?」「…いいなぁ…」
などと聞こえたが私は聞こえないふりをした
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1週間後、シャーレビル内:夕方
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「……今日も起きないね…」
あれから1週間、この子はずっと眠っている、「もしかしてもう…!」と、思ったが、本当に眠っているだけらしい、悪い夢を見ているのか時々険しい顔になることがあり、その度に手を握っている。
安心できるのか、握った手を少し強く握り返してくることもある。
私にできるのはこの子が少しでもいい夢を見れるように願い続けることだ。
「仕方ないですよ先生、身体の状態からかなり疲れてそうでしたし…でも、ここまで起きないとなると心配になるのもわかります…」
そう言いセリナは患者の状態をまとめた書類を整理していた
「そうなんだよね〜…ありがとう、セリナ、いつも見てくれて」
「そんな!お礼なんて!…わ、私は救護騎士団としての使命を全うしてるだけで…」
「そんなことないよ、セリナ、いつもすごく助かってる」
「そ、そうですか…///、で!では!先生!」
「あ、うん!」
そう言ってセリナはそそくさとシャーレを後にした
彼女はここに患者がいると聞き、いつの間にかシャーレにいて、私達がこの子を運んできた頃には医療備品を揃えてくれていた
そのおかげでこの子を素早く寝かせて安静にさせる事ができた、本当に頭が上がらない。
…そういえば…セリナってどうやってここに来たんだろう…車とかも使っていないらしいし、周りはヴァルキューレの子達が防衛線を張っていたそうだ。
カンナからも「なんか気づいたら後ろで準備してた」としか聞いてないし…
…そういえばカンナの目線が何かおかしかった気がした…
あとで聞いてみ___
ピロン
「…………?」
<先生!シャーレに応援要請のメッセージが届きました!送り主はアビドス高等学校の奥空さんです!>
「学校から?」
もう応援要請が来たんだ…シャーレって思ったよりも有名なのかな…?
<はい!どうやら要約すると、「地域武装集団からの襲撃による学校の危機と、それに対する支援」の要請だそうです!>
生徒からの応援要請となれば、引き受けない理由など無い
「そうか…じゃ、早速準備しよう!」
<はい!お手伝いします!>
そうして夜は更けていった…
「……それで…?どうでしょうか…?」
「どうも何も契約するつもりは無いって何回言ったらわかるの?」
「そうですか…まぁ…私としてはどっちでもいいんですが」
「…どういう意味?」
「実は1年前、とても不可思議な神秘を観測しまして…」
「!」
「クククッ…えぇそうです……あなたが出会った“彼”ですよ」
「…何するつもり」
「ホシノさんの代わりになっていただこうかと…」
「そんなの許すと思ってるの?」
「クックックッ…許さないと思いますね…」
「…なら」
「なので」
「!」
「契約内容に付け加えます…“今後彼には一切関わらないこと”を」
「……!」
「おや、時間切れですね…それでは、ホシノさん」
「………」
「いいお返事、期待していますよ…?クックックッ…!」フッ…
「………」
その夜は、何かが揺れ動いた
アビドス編はカットしまくりで行こうと思っています