わたしは剣。――無能だった少女が、異能者たちの全国大会で運命を斬るまで 作:遠野静
ノリで見るべきものなのでその場のノリでなんとなく変わる。
この表を信用してはならない。
『異能』は魂の形、自分の在り方、自分の矜持を最も『当てはめやすい逸話や伝承』で発動できる。
『魂を逸話の金型に』あるいは『逸話を魂の金型』に、カチりとはめ込む方が強い。
要するに魔力が高いだけでは足りず、ただ『お前は何者か』を明確に答えられる方が強い。
あとは自前魔力量が勝負。ここだけはもう生まれ持ったもの。
『異能』が筋肉なら、イメトレ(筋トレ)でより強くは出来るものの、魔力(そもそも持っている筋力自体)は変わらない感じ。
-私立秋原女学園-
選抜メンバー
佐守あお
15歳(高校一年生)
B型 出身:島根県・奥出雲市
誕生日:3月23日
156センチ
後の『秋原の神剣』
内向的で人見知り。友だちはいない。
傷んだ短い黒髪(ぼさぼさ、ちんちくりんと自認)。小柄。
現状:学園でイジメられているが、「今日寝るまではこれ以上苦しめるものは来ない」と割り切ることで精神を保っている。
ただしメンタルは反骨心の塊の筋金入りのロックンローラー。極度の負けず嫌い。
クシナダ代わりに贄にされてたが魂はクサナギだったもう終わってる子。
ステータス
体力:4
腕力:3
魔力:10
技量:5
俊敏:7
知略:1
異能・『クサナギ』
レベル:10
範囲:10
効果:10
『視界範囲内を両断する』不条理切断攻撃。基本的には防御無視。
詠唱破棄しても、元のあおちゃんの魔力が高いので相応の鋭さは出せる。
より厳密に言うと『視界を二次元的に解釈して、イラストを斬るみたいにスパっ』
なので、距離が遠ければ遠いほど意味分からん火力が出る。
逆に言うと間合いが近いほどこれは『異様によう斬れる剣』でしかないので、ラスボスどころか上位陣には普通に避けられる。
あと、剣を振る必要もあるので、もう視られた後は上位層にはひょいと避けられる。
詠唱:
「――『
「『わたしは、
「――『抜刀。クサナギ』」
固有スキル
『薙ぎ』:レベル1
相手の技を鎬を使って横方面に流れを変える。
仰々しく言っているが、基本的には抜き技と同じ要領なので、相手が『異能』でもなければ魔力無しでも使える。「流れを変える」という点で治水の基本。
『払い』:レベル2
大きく踏み込んでの横振りの斬撃に、魔力を乗せることで射程を大幅に拡張させる。
初期あおちゃんの数少ない広範囲技。つまり大体月牙天翔。
やはり『異能』無しでも勢いをつけた横薙ぎとして使える。
川の氾濫を思わせる技。
『察し』:レベル3
魔力ではなく殺意、殺気を肌で感じ取る技。
川の話だと、水害への先んじての危機察知。水害警報。
特に魔力消費はしない。危機察知力。
だが、どちらかと言えば大蛇さんの熱感知とかそういう類の亜種。
『交じり』:レベル4
仲間の『異能』の流れを自分の剣に乗せる技。軌道変更とかできる。払いとかにも乗せられる。ただし、無理をしすすぎると自分が飲み込まれる。
川の本流と支流の話。自分が本流を押さえてないと、普通にフレンドリーファイヤーになる。
『阻み』:レベル5
薙ぎと違って真正面からの防御技。大幅な魔力を消費して巨大な防壁を作る。
『異能』無しだとただ刃を横に構えての防御技。
川の話だと、土手・堤防を作る技。
『浸し』:レベル6
相手の防御の隙間に剣を捻じ込む技。川の話だと浸透。相手の隙を貫く突きの一撃。
『異能』無しだと、隙を突いての突き技。
浸透・浸水の概念
『打ち』:レベル7
上段に構えてからの、一点に向けた全力の魔力を乗せた打ち砕き。
範囲は払いより狭いが、火力は最大規模。ウォーターカッター。
ほぼマジカルチェスト。
『異能』無しだと全力での上段からの打ち込み。
狂犬:-
あおちゃんのメンタリティ。自壊をあまり気にしない。
目的遂行のためなら自分の痛みを後回しに出来る精神性。
ただし割と喧嘩っ早い、挑発に乗りやすいというデメリットもある。
◇
戸枝小春(とえだ・こはる)
16歳(高校一年生)
A型 出身:広島県・広島市
誕生日:5月4日
160センチ
『秋原の熱剣』の異名を持つ。秋原代表。
赤茶の髪を後ろで束ねている。身長はあおより少し高い程度だが、立ち振る舞いが凄く凜としていて、同い年とは思えないほど綺麗な美人。
『白夜の聖剣』と同等の魔力を有すると言われ、事実そのレベルに達している現一年生最強の一角。『異能』、剣技、共にトップクラスで、性格的には矜持が大事。
甘さもまだ多く、未熟さが残るが、以前成長途上の紛れもなく『一年最強』
ステータス
体力:7
腕力:8
魔力:10
技量:7
俊敏:8
知略:7
異能・『レーヴァティン』
レベル:10
範囲:10
効果:10
北欧神話の終わりの魔剣。剣先から一キロを焼く終わりの炎。
その炎に一度でも当たれば『一撃で終わり』とかいう不条理。
広範囲即死技。
詠唱:
「『世界よ、終われ。私と共に、私以外のすべてを焦せ』」
「『炎の剣。主役の光。大地を丸ごと焼き尽くし、私だけの春よ来い』」
「『抜剣。レーヴァティン』」
固有スキル
『熱波』:レベル8
炎を剣にまとわせて、斬撃自体の威力と範囲を大幅に拡張する。
基礎剣術が極まってる上にほぼ常時こちらも使用してるので、別にレーヴァティン使わなくても強い。
『炎壁』:レベル8
炎を体にまとわせて、防御壁とする。雑に硬い。
ただ、炎自体を斬り避ける相手には無意味。
さらに硬くなった。
『焔制』:レベル8
刃から炎を吹き出して、無理矢理剣の軌道を変える技。
当然、当人にも相応の負担は掛かるが、気合で耐えている。
基本的にはどういう姿勢、どういう太刀筋、どういう状況でも絶対に必殺の剣を当てる。
自分も飛ばせる。
『灼檻』:レベル8
一度、斬撃として吹き出した炎を『その場に残す』。彼女が解除するか気絶するまでは消えずに残せる。
つまり彼女と戦っている内に、徐々に戦闘圏を狭められていくということ。
もちろん直接的な剣より火力は低いが、それにしても『火』なので本能的な脅威である。
『炎奪』:レベル8
他人の制御下にない炎の支配権を奪える。
他人の制御下にある炎でも無理矢理奪えるが、その場合は余分な魔力コストが掛かる。
◇
望月干果(もちづき・ほのか)
16歳(高校一年生)
O型 出身:鳥取県・境港市
誕生日:6月18日
163センチ
『秋原のジョーカー』の異名を頂いた、一年生選抜メンバー。
全体的に華奢なスタイルで、山名先輩よりも細く折れそうに見える。短髪で襟足が長く、灰色の髪。耳にピアスをいっぱいつけており、お化粧も上手。目立つ雰囲気と艶やかな空気を持つ一方で、透明感があり、気を付けないと背景に溶け込んで消えてしまいそうな危うさがある。
魔力は平均的で、技量も凡人の粋を出ない。
しかし相手の心身の機微に鋭く、やたらと相手の真を突く。負けず嫌い。
ステータス
体力:9
腕力:4
魔力:5
技量:5
俊敏:7
知略:7
異能:『デア・ナハト』
レベル:5
範囲:10
効果:4
吸血の影。広範囲ドレイン&影による目隠し。
「なんとなく吸血鬼っぽいものが色々使える」雑多な異能。
主な用途は影を固めて『漆黒の杭』とすることもできる。
影を広げての仲間を隠す。
『仲間の眷属化』ができる。望月の『眷属』は、望月と念話可能。
また『眷属』はドレインの影響を受けない。望月と魔力共有可能。
詠唱:
「『ああ、寒い。雪と狼と夜が来る』」
「『
「『着憑。デア・ナハト』
固有スキル
『挑発』:レベル7
何となく相手の嫌な事を察して、戦闘中に囁く。
特に魔力消費しない。普通に性格が悪い技。
『剣逸』:レベル6
切っ先で相手の技を逸らす。とにかく相手の土俵に『付き合わない』。
性能は技量に依存する。
『影化』:レベル5
自分の魂を影側に移動させている。
そのため、『異能』展開中に現れる『望月』は、分かりやすい実体である。
『呪詛』:レベル4
一度影で捕まえた相手は、効果範囲から逃れても居場所を把握できる。
『眷属』:レベル5
『血、体液の交換』で望月の『眷属』になる。
何か『念話』だの『魔力共有』だのがある程度できる。
◇
水野弥生(みずの・やよい)
18歳(高校三年生)
B型 出身:広島県・呉市
誕生日:5月7日
155センチ
『海神の槍』の異名をもつ私立秋原学園の異能部の部長。
ふわふわした雰囲気だが、勢いがある時には押されてしまう人。
『三年五指』(『白夜の聖剣』と『征服者』を除く現役三年五名の実力者)のひとり、
奇策、気まぐれ、闇討ち上等。「勝負なのだから勝ち負けもある。」と認めつつ、同時に「負けは勝ちの糧になる」「最後に勝てばそれでいい」という性格。気圧に弱い。
ステータス
体力:1~5
腕力:1~4
魔力:1~10
技量:1~10
俊敏:1~10
知略:1~10
異能:『トリアンナ』
レベル:1~10
範囲:1~10
効果:1~10
いわゆるトライデント。ポセイドンであり、海神の加護。
能力は『天候操作』・『水流操作』・『海神の加護』(ちょっと魔力を分けれる。離れていても念話が可能)など多岐に渡り、尚且つ強力。
広範囲・高火力・多機能と、器用万能の極致。
デメリットとして「非常にムラッ気がある」ということ。
『海神は気まぐれで女好き』。そのためか、彼女の異能はその日の調子で大きく増減する。
絶好調ならば天候操作で『白夜の聖剣』に勝るとも劣らない威力を出せるが、不調時は槍の顕現しか使えないなど、能力の上下幅が凄い。
詠唱:
「――『我は大地の神である。我は嵐の神である。我は海の神である』」
「『この穂先にて綿津見を掻き混ぜ、世に嵐を齎さん』」
「――『抜槍。トリアンナ』」
固有スキル
『長物術』:レベル1~10
全て長物を扱うスキル。複合・切り替えで使ってくるためレベル以上に厄介。
当人のやる気次第で大きく変動する。
『武芸百般』:-
大抵の武器は、初見で持っても扱える純粋な戦闘の才能。
唯の才能なのでスキルですらない。
徒手はさすがに腕力が足りない。
◇
山名有為(やまな・うい)
16歳(高校二年生)
AB型 出身:群馬県・前橋市
誕生日:11月11日
168センチ
『冬の狙撃手』の異名を持つ二年生。
高二で選抜メンバー兼副部長に選ばれた狙撃手。
短髪。かなり長身でクール、綺麗な人。言葉は素っ気ないが、どことなく優しさを感じさせる雰囲気があり、水野よりも部長っぽさがある。
性格は素っ気ないが、割と情はある。
当てること、必中には並外れた自負がある。負けず嫌い。
面子的に冷静に突っ込みに回らざるを得ないが、割と相対的常識人な面がある。
お祭りの射的好きだが、出禁を喰らっていてとても悲しんでいる。
趣味はFPS。
ステータス
体力:10
腕力:7
魔力:4
技量:9
俊敏:4
知略:8
異能:『ハントレス』『モシン・ナガン』
レベル:3
範囲:10
効果:2
狩人が使う猟銃、大鉈及び狩人道具、及びボルトアクションライフルの召喚。
そこまで強くない。
対獣・対異形・対化生に特化しており、対人間の技ではない。
ただその手の『異能』には強い特効性能が掛かる。
歌い上げるは依然として狩人の詠唱。山名の二つの異能は結局のところ、本質的には『狩人としての己』である。
詠唱:
「――『その肉も、その血も、すべて天からの恵みとして、私はすべてを頂こう』」
「『願わくばこの殺生が意味あるものに。思いは野辺の露となるべし』」
「――『解体。ハントレス』」
「――『必当。モシン・ナガン』」
/
異能:『弓張月』
レベル:8
範囲:10
効果:8
源為朝の弓矢の召喚。
射法八節の後にすべてを巻き込んで対象に向かう強弓の一撃を撃つ、山名の本領。
当たるかどうかは山名の力量。
ただし当人の魔力量的にも、また当人の自負としても、『残心のちに自壊する(弓道家の矜持。射ち終えたら、ちゃんと仕舞い。なのでお仕舞い)』ので、仲間としてはあまり使ってほしくない。
そして当人も『リターン薄すぎ』と思っている。(一発屋としては大変強いが、山名はそれ以外でも多芸なため)
詠唱:
「――『真向、内冑は恐れも候。障子の板か、栴檀、弦走か、胸板の真ん中か』」
「『昔は矢一つにて鎧武者二人を射通しけり。今は舟を射て多く人をぞ殺しけり。波阿弥陀仏』」
「――『離れ。射法奏上、弓張月』
固有スキル
『狙撃』:レベル7
試合開始地点から、敵相手まで。障害物がなければ『ほぼ当たる』。
特に異能ではなく普通に技量。
『斥候』:レベル7
周辺状況の索敵。
望月が夜でやれるレベルを素で行える。普通に技量。
『潜伏』:レベル7
気配を消しての潜伏。これも技量。
ガチれば相手側に索敵能力に特化した『異能』持ちでもなければ、ほぼ見つからない。
『察知』:レベル7
経験則からの直感。
自分や味方への危機、敵の居場所などをそれとなく察知する。
『設置』:レベル7
罠技量。狩人道具の適切な設置箇所の特定。
仲間も罠道具扱いするので、指揮系統もここから出てる。
■
-私立白夜高校-
逸見明音(いつみ・あかね)
18歳(高校三年生)
AB型 出身:東京都・町田市
誕生日:4月2日
170センチ
黒髪長髪の美人。
エクスカリバーを抜剣すると、髪色が金に変わる。
(ナイツ・オブ・ラウンド時も同様、というか順序的にエクスカリバー→ナイツ・オブ・ラウンドじゃないと成立しないため)
『白夜の聖剣』の異名を持つ、現在最強の高校生。
三年無敗。一度も膝を屈したこともなければ、一度も弱音を吐いた事もない。
それどころか顔色一つ変わった姿を誰も見た覚えがない。
当たり前に勝ち、当たり前に斬る。冗談とも本気ともつかない最強。
『端的に事実だけ斬って捨てる化物』だとか、『理解力と対応力の化物』だとか言われているが、実際は優しく、かつ気軽で、天然。
筋金入りの秩序の人。
まあ慕う後輩も多い。というか現役一・二年はほぼ彼女の『伝説』に脳を焼かれて
知らない間にファンクラブができているが、当人は何にも知らない…。
割かし自分のことには雑。
ステータス
体力:9
腕力:9
魔力:10
技量:9
俊敏:9
知略:9
異能:『エクスカリバー』
レベル:10
範囲:1
効果:10
能力は『アーサー王の逸話を再現する』。
ふわっとしているが、ふわっと最強。
別にビームは出ない。聖剣属性はある。
詠唱:
「――『彼方の果て。湖の底。常世を超えて飛び立とう』」
「『花園の門よ開け。今ここに王が選ばれる』」
「――『抜剣。エクスカリバー』」
/
異能:『ナイツ・オブ・ラウンズ』
レベル:1~10(ものによる)
範囲:1~10(ものによる)
効果:1~10(ものによる)
聖剣を触媒に、さらに十二の輝剣を召喚する。だいたい十二本のファンネル。
それぞれが逸見の魔力で自立稼働し、アーサー王伝説にある武具・逸話・伝承の能力をそれぞれ一つ降ろすことが出来る。
要するに彼女一人で十三の異能を扱えるのだが、更に他の部員に輝剣を貸し出せる『新技』こと『輝剣の加護』を身につけた。
貸し与えられた部員は、個人の『異能』に加えて『輝剣の加護』を発揮可能。
また魔力共有も出来る。
と、最強に相応しい能力だが当然ながらデメリットは存在する。
『十二の輝剣の召喚』で一つの『異能』として扱われるため、その分膨大な魔力を消費し、かつ魔力は分散される。
加えて、仮に一、二本が破壊されたり、降ろした能力が今回の戦場に見合わなかったものだとしても、輝剣を再召喚するには一度すべての輝剣を消して、再度展開する必要がある(当然魔力も一からになる)。
詠唱:
「――『集え円卓。我が剣に覚えがあるならば』」
「『騎士の本懐。常勝の伝説よ。今こそ刻まれた証を示せ』」
「――『招集。ナイツ・オブ・ラウンズ』」
固有スキル
『皆伝』:レベル10
ざっくばらんな古武術全般。正眼、上段、下段、居合、二刀、小太刀、槍術、棒術から無刀の組手に至るまで、全ての術理が皆伝の粋。
剣聖:-
この時代、この星において『剣』で敵うもののない称号。
称号なのでレベルはない。ただ彼女が『そうである』ことを示すだけ。
◇
寄藤環(よせふじ・たまき)
15歳(高校一年生)
B型 出身:神奈川県・川崎市
誕生日:9月1日
163センチ
『次代の聖剣』の異名とか持つ凶狼。
薄灰色のくすんだグシャグシャの髪。
『秋原の熱剣』こと戸枝小春と同等の魔力を有している実力者。
逸見明音に非常に強い憧れを持っていて、それだけに彼女の言うことは忠実に聞くが、たまによく暴走して、勝手なことをしている。
『『聖剣』に選ばれたという自負が、彼女を支える自信』であり、それが良くも悪くも暴走しやすい。
白夜にいる鏡。
ステータス
体力:8
腕力:7
魔力:10
技量:8
俊敏:9
知略:1
異能:『ダインスレイヴ』
レベル:8
範囲:1
効果:10
鞘と合わせて赤黒の魔剣を召喚する。魔剣は寄藤の『殺す』という一言で、軌道を変えて敵の首元へと向かう。元々の喧嘩殺法と合わせて、寄藤はこの牙で道理を無視した剣筋を再現する。
詠唱:
「――『お前が和解を求めても、今はもう遅すぎる。我が刃は既に抜かれ』」
「『これはわたしによって鍛えられ、ひとたび抜かれれば必ず誰かを殺す剣』」
「――『抜剣。ダインスレイヴ』」
/
加護:『ガラティン』
レベル:8
範囲:1
効果:8
逸見明音から与えられた『輝剣の加護』だが、『輝剣の加護』があることを前提に『自分の異能』として展開可能。
『王』である逸見明音の『異能』、『輝剣の所有権』を幾つか再現する。
詠唱:
「――『我が理想、憧憬の煌めきよ。この身を貴女に捧げよう』」
「『円卓の者よ聞け。王は
「――『抜剣。ガラティン』」
デメリットとして、寄藤当人が『聖剣に並び立つには魔剣は相応しくない』と思っているため、『ダインスレイヴ』と『ガラティン』は同時併用不可。(本来なら『加護』と当人の『異能』は同時併用可能)
/
異能:『『
レベル:■
範囲:■
効果:■
『謳われし者を殺す牙。何者にもなれない僕らの叫び』
寄藤自信の劣等感から、血濡れの魔剣を中心に、逸話、伝承に成れなかった者達分すべての魔力を自分に背負い叫ぶ。
『あらゆる道理を無視して、謳われし者だけは絶対に殺す牙』。
寄藤の魔力×逸話・伝承になれなかったすべての死者分の叫び。
とかいう意味分からん倍率の必殺必中攻撃。ただその間ずっと寄藤は自壊し続ける。
代償として寄藤は燃え尽きる。本当に『一旦試合中断』するレベルで自分を燃やし尽くす技。後遺症も残るかもしれない。
一番ヤバい効果は『国異』の運営自体に危なくさせたことかもしれない。
身も蓋もなくいえば『サバゲーに実銃持ち込んだバカ』とも言える。
あの瞬間限り、この瞬間限りでないと発動できない『異能』ですらない『ナニカ』。これを使いきったことで『ダインスレイヴ』も抜剣できなくなった。
詠唱:なし
(後日譚)
詠唱:
「――『彼方の果て。憧憬の煌めき。夢を抱えて飛び立とう』」
「『再誕の門よ開け。今ここに
「――『抜剣。エクスカリバー』」
固有スキル
『狂犬殺法』:レベル7
武器だけでなく鞘や体術も用いた、荒っぽい喧嘩殺法。手数は多いが所詮は喧嘩技。なのだが非常に実が籠っており、その技は他の実力者達にも届く。
『憧憬の剣』:レベル7
逸見明音直々に師事されていた剣術。こちらもしっかり実力者であり、逸見明音に届かずとも高レベルまでは至っている。
なのだが、上の喧嘩殺法と相性が悪いので、どちらかの剣術しか使えない。
凶狼:-
寄藤のメンタリティ。自壊を気にしない。
目的遂行のためなら自分の痛みを無視出来る精神性。
非常に喧嘩っ早い、また挑発にすぐのるというデメリットもある。
◇
諸星阿左美(もろほし・あざみ)
17歳(高校二年生)
AB型 出身:東京都
誕生日:4月15日
165センチ
次期部長候補。『格好いい』かどうかを判断基準にする、割と親しみやすい高校二年生。
自称『白夜の綺羅星』
黒髪に白いメッシュの入ったセミロング。気さくな笑顔を絶やさない。
何気なく逸見明音に接することができるか、実はちゃんと憧れてもいるので結構、緊張もしている。
明るくて愉しげで、親しみやすく、ちゃんと礼儀礼節も弁えているが、それより『格好付け』の明るい性格。なんだかんだで秩序の人。
ステータス
体力:7
腕力:7
魔力:7
技量:7
俊敏:7
知略:7
異能:『ジュワユース』
レベル:7
範囲:10
効果:7
日に三十回、色を変えるとされる聖剣。
シャルルマーニュ十二勇士の武器・逸話を剣に再現する。ただし、一本の剣なのには変わらない。
適宜入れ替えるが、同時運用は不可能。
詠唱:
「――『強がりでも青臭くても、格好付けて陽気にいこう』」
「『歩けないなら連れていくよ。さあ伝説なんて蹴っ飛ばせ!』」
「――『抜剣。ジュワユース』!」
加護:『マルミドワーズ』
レベル:9
範囲:1
効果:10
剛剣『マルミドワーズ』の加護がジュワユースに乗る。
元々万能性が高いので、逸見先輩判断でただ純粋に『固く』している。
固有スキル
『カリスマ』:レベル7
ただそこにいるだけで周囲を明るくする天性の才。
『憧憬の剣』:レベル8
逸見明音直々に師事されていた剣術。ただし、寄藤と違い、その剣は『軽い』。即ち『自己流』にアレンジしている。
◇
加藤汐(かとう・うしお)
18歳(高校三年生)
A型 出身:東京都・立川市
誕生日:5月5日
171センチ
逸見明音の幼馴染。
黒髪短髪。
異能、『モラルタ』『ベガルタ』を使用する二刀流面伝。
そこに逸見明音の輝剣から『アロンダイト』を選ばれるので、変則二刀、実質三刀流。
彼の『白夜の聖剣』の幼馴染。同じ高校なので霞んでしまうが、本来ならば彼女も三年五指に選ばれてもおかしくないほどの実力者である。
ステータス
体力:8
腕力:8
魔力:6
技量:8
俊敏:8
知略:8
『異能』:
『モラルタ』『ベガルタ』
レベル:8
範囲:1
効果:8
大体逸話通りの能力。まずこれだけでも三年五指に入る力量。
加護:『アロンダイト』
レベル:4
範囲:4
効果:4
ランスロット卿の逸話の再現。ただ、逸見明音は加藤を信頼しているので、実はそこまで加護に力を入れてない。「サブとして使ってよ」くらいの気持で持たせている。
固有スキル
『二刀流』:レベル8
純粋な二刀流の剣技。達人の粋に達している。
『小太刀』:レベル4
小太刀術。暗器のように扱う。こちらはそこまで。
◇
黒縄翠(こくじょう・すい)
17歳(高校三年生)
B型 出身:東京都
誕生日 12月13日
161センチ
『死霊船』
台詞もなく堕ちた人。
空虚な望月って感じ。ただし常にアルカイックスマイル。
全体的に華奢なスタイル、細く折れそう。短髪で襟足が長く、ほぼ白色の髪。透明で、気を付けないと背景に溶け込んで消えてしまいそうな危うさがある。
『異能』:『ナグルファル』
レベル:8
範囲:9
効果:9
死人の船団。……本当に死人を呼び出すことはないが、少なくとも『国立競技場の怨念』くらいは呼べる。
『加護』:『硬い腕のアグロヴェイン』
レベル:7
範囲:1
効果:7
物理的に硬くなる。
■
-私立鶴久女学校-
目黒次美(めぐろ・つぐみ)
18歳(高校三年生)
A型 出身:北海道・旭川市
誕生日:7月20日
162センチ
『征服者』の異名を持つ。外見は茶髪セミロング。
去年の準優勝校の部長であり、現在高校異能大会において最も『白夜の聖剣』に近いとされる生徒。
皮肉屋で口癖は「きみがわるい」。
いつも優雅で余裕のある態度を崩さないが、高い戦略眼と、最後の瞬間まで負けを認めない(やけくそではなく、最後まで勝ち筋を模索する)負けず嫌いでもある。
何故か後輩に畏れられている(武光の方が慕われている)のを、とても不満に思っている。
ステータス
体力:4
腕力:3
魔力:9
技量:3
俊敏:10
知略:10
異能:『ファーティフ』
レベル:8
範囲:8
効果:8
オスマントルコの始まり。騎馬民族の頂点。コンスタンティノープルを陥落した王。
東から西へ齎された、欧州最大の『侵略者』。
能力を発動すると、銃装歩兵、騎兵突撃、攻城砲を展開、自らも凱旋戦車に乗って移動する。
分かりやすく言うと、機動力のあるギルガメッシュ(ただ、一撃一撃の火力は低い)
ただしその能力の本質は他にあり、
1.仲間達と共鳴し、仲間同士で魔力の共有・異能の貸し借りを可能とする(あくまで次美を頂点に)
2.自分が侵略した土地から魔力を接収する。
要は彼女と戦う時はナワバリバトルになる。
詠唱:
「――『路を開けよ。私がこの地を欲しているように、この地も私を欲しているのだ』」
「『私の征服した土地は、領土ではなく、我が愛である』」
「――『襲名。ファーティフ』」
/
異能:『モルス・アトラ』
レベル:?
範囲:?
効果:?
目黒の正真正銘の“奥の手”。
彼女の「東から西に齎された、欧州最大の『侵略者』」という点を拡大解釈。
「黒死病」をフィールド全体へ一気に広める。
正しい黒死病――ペストは現代ではすでに解析された病だが、彼女が拡げるのは「黒死病」の伝承であり、呪いであるため、高い魔力や呪いへの加護でもなければまず回避不可能。
凶悪な能力だが、それ故に発動条件もデメリットも有り、発動条件は、「その土地が不浄であること」。デメリットは、「発動すると自分の領土がまず真っ先に黒く塗りつぶされること」である。(黒死病が最も広まったのはコンスタンティノープルであり、イスタンブールになった後も度々オスマン帝国を襲ったため)
最悪のちゃぶ台返し能力。自分のメリットは失われるが、相手もほぼ確で全滅する。目黒自身扱いきれてない面がある。
詠唱:
「――『父が子を、妻が夫を、兄弟が片割れを見捨てた。この病は息や視線を通して侵略する』」
「『黒き死はどこまでも。この世の果てまで行軍し、やがて世界を塗りつぶす』」
「――『伝染。モルス・アトラ』」
固有スキル
『戦略』:レベル10
特別、個人のスキルは一個のみ。戦場を俯瞰で視認し、盤面を固めていく頭脳。
異能、及び仲間が優秀でないとまともに機能しないが、一つでも勝ち筋があれば確実にそれを掴み取る。
◇
武光奏(たけみつ・かなで)
16歳(高校二年生)
O型 出身:北海道・千歳市
誕生日:9月30日
166センチ
『鶴久の絶剣』の異名を持つ、気軽な二年生。
外見は色の入った短髪。
当人は自分の異能に不満を持っているが、現在の二年生では最強の一人。目黒に意見も出来る唯一の人物。
趣味・好みはクレーンゲーム。
ただ取るのが好きなので、取ったものは後輩や目黒にあげている。
実は山名をライバル視しているが、山名自身は(自己評価的に)そんなに…。位の距離感。
体力:8
腕力:8
魔力:10
技量:10
俊敏:10
知略:2
異能:『デュランダル』
レベル:10
範囲:1
効果:10
『決して折れない』『必ず斬れる』それだけの異能であり、それ以上の能力はない。
詠唱:
「――『いざ刮目せよ。輝く剣先。我が鋭さに届くものなし』」
「『オニキスですら砕けず、黒石すら毀れず。この刃は生涯我が手に』」
「――『抜剣。デュランダル』」
固有スキル
『縮地』:レベル:■
予備動作を消す歩法。あくまで技術であり、足技なのだが、武光の場合は一太刀、一太刀全ての予備動作が消えている。
つまり一挙手一投足が見えない。
『縮地』自体は『白夜の聖剣』逸見明音も使えるが、この粋に達しているのは武光のみ。
当人曰く『やっていたら出来た』『異能が折れないだけだから自分を鍛えるしかなかった』。一人だけもうチートとかじゃなくて常時バグ挙動してる。
剣鬼:-
なんかもう生物として人外になった証。
『白夜の聖剣』こと逸見明音も「なにこいつ、怖……」って普通に思っている。
◇
里見志野(さとみ・しの)
16歳(高校一年生)
O型 出身:北海道・札幌市
誕生日:7月7日
152センチ
『絶剣の忠犬』の異名を持つ、無口な一年生。
外見は黒髪セミロング。
基本的に無口でぼけっとしている。ただ剣にはそれなりの自負はある。鶴久にいる鏡。
体力:5
腕力:2
魔力:5
技量:7
俊敏:7
知略:1
異能:『ムラサメ』
レベル:3
範囲:1
効果:10
『化生殺し』の異能。化生系の『異能』使いには特効。『吸血鬼っぽいもの』とか。
逆を言うとそれ以外の効果はないが……。
なので、本編では佐守に向かったが、初見望月だと「『ムラサメ』かー、やべーなー」とか考えてる内に『縮地』+『居合』で即死してた。
今ならひたすら挑発して逃げ回り続ける望月本来の『負けない』戦い方で持久勝ち狙い(それでも一手即死)
望月がやっていた場合、影にとすっされるだけで終わるので。
詠唱:
「――『邪を退け、妖を治め』」
「『抜けば玉散る氷の刃』――」
「――『抜剣。ムラサメ』」
固有スキル
『縮地』:レベル5
予備動作を消す歩法。あくまで技術であり、足技。
武光奏みたいなよく分からんものではなく、ちゃんと間合い・タイミングなどを悟らせない歩法。
居合:レベル8
抜刀術。里見が元々覚えていた技。
打ち刀の構えからの抜き技、野立ちの帯び方からの斬り落とし、さらに横にしての薙ぎ払いなど、結構縦横無尽。
ついでに踏み込みの運動エネルギーだけで刀を飛ばすなど。
とりあえず刀の使い方は佐守よりは上手い。
あと鞘で間合いを隠している。
忠犬:-
里見のメンタリティ。周りをそんなに気にしない。
武光から与えられた命のためなら周囲の全てを無視出来る精神性。
特に相手の挑発に乗るとかはないが、武光以外を無視するという割と致命的なデメリットがある。
■
-私立洛陽学園-
吉祥華鈴(きっちょう・かりん)
17歳(高校三年生)
A型 出身:京都府・京都市
誕生日:12月12日
164センチ
『三年五指』のひとり、『不動明王』の異名をもつ現部長。
外見は黒髪長髪。異名とは真逆に菩薩みたいな貌の人。茶道が得意。
ステータス
体力:7
腕力:10
魔力:7
技量:6
俊敏:2
知略:5
異能:『クリカラ』
レベル:8
範囲:10
効果:7
三毒を打ち破る炎の剣。
燃え盛る蛇が剣にまきついており、その蛇を自在に操ることが出来る。
炎蛇は相手の罪科を呼び起こし、かつその罪科の重さの分だけ剣に特効が乗る。
死ぬ程いやらしい剣。
詠唱:
「――『南無、不動明王。貪を焼き、瞋を断ち、癡を喰いて』」
「『三毒三蛇、その身、その炎、我が刃より這いずりたまえ』」
「――『抜剣。クリカラ』」
固有スキル:
『諦観』:レベル10
精神攻撃系に強い態勢を持つ。『白夜の聖剣』に挑んでも仕方がないという諦観。
『剛剣』:レベル5
剛腕から振るわれる剣技。ただし、諦観のせいで長くまともに剣を振るっていないため、鈍っている。
◇
村田知子(むらた・ちこ)
17歳(高校二年生)
AB型 出身:京都府・京都市
誕生日:9月29日
165センチ
『洛陽の妖刀』
実は没主人公とかいうもったいない人。
外見はあおと同じくらいの短い黒髪(ぼさぼさ)。だが、あおより洗練された雰囲気。
『正義の味方は癪に障るが、目の届く範囲は助けたいしその力は欲しい』とかいうめちゃくちゃ『正義の味方』な人。
基本的に面倒くさがりだが、何分性根が真面目な上にやたらと言語化が上手いので、周囲からは本当に頼られている。
徹底して『殺人剣』の使い手なので、『人外』には弱い。なので望月とかが凄い苦手。
逆に人間してくれる相手なら一年最強でも善戦できる。
ステータス
体力:8
腕力:6
魔力:4
技量:9
俊敏:8
知略:7
異能:『ムラマサ』
レベル:?
範囲:1
効果:?
格上殺し。『対象との魔力量差分を埋める』とかいうよく分からん能力。
厳密に言うと、『対象に刃が通るようになる能力』というと分かりやすい。
なので斬られても問題無い『吸血鬼』とかは本当に苦手。
ただし剣術の腕前は自前。
ようは『戦える土台は作ってやるから、あとは自力で頑張る』という村田の矜持である。
詠唱:
「――『抜刀。ムラマサ』」
(対象を選ぶだけで自動的に魔力補正がかかるので、自前で火力を上げる詠唱が不要)
固有スキル
『殺人剣』:レベル10
『人を殺す』という一点において、純粋に磨かれた剣の極致。ただし武光は条件反射で避ける。
他にも諸々細かいスキルは覚えているが、基本的にはこのスキルに統合されている。
■
-私立宝徳学園-
須藤千代(すどう・ちよ)
16歳(高校二年生)
B型 出身:群馬県・前橋市
誕生日:9月19日
164センチ
『宝徳の名弓』
一年生までは弓道部所属。黒髪ポニテ。
二年生で部を簒奪してお遊びだった三年生やら一・二年生を追い出し、部を簒奪。
三回戦まで駆け上がった実力者。トンチキ騒ぎは好きだが根は『弓道家』とかいう。
よくわからんが豪快だが礼儀・礼節をわきまえている人。
ステータス
体力:9
腕力:8
魔力:4
技量:9
俊敏:6
知略:5
異能『扇的当』
レベル:7
範囲:10
効果:7
所謂『与一の弓』。
仲間の『異能』と『魔力』を束ねて撃てるため、チーム戦程威力が高まる。
また個人でも射法八節を守って撃つほど威力が上がる。命中補正は無いので自前。
詠唱
「――『南無八幡大菩薩、願はくは、あの扇の真中射させて賜ばせたまえ』」
「『これを射損ずるものならば、弓切り折り自害して、人に再び面を向かうべからず』」
「――『離れ。以て八節、扇的当』」
固有スキル
『狙撃』:レベル10
試合開始地点から、敵相手まで。障害物がなければ『必ず当たる』。特に異能ではなく普通に技量。
◇
六条霞(ろくじょう・かすみ)
15歳(高校一年生)
B型 出身:群馬県・前橋市
誕生日:2月14日
152センチ
『宝徳の狩人』
三回戦であおちゃんにすげぇいじめられた子。
外見はフードで灰色の髪。臆病者。
臆病。だが矢の腕は自前。不可視の能力とか、色々といい感じなのだが。
なんか不憫な子。
一応、宝徳にいる鏡。
ステータス
体力:7
腕力:2
魔力:4
技量:5
俊敏:7
知略:1
異能『ロビン・フッド』
レベル:5
範囲:1
効果:7
自分を不可視にする。それとクロスボウとボルトの召喚。
基本的にボルトは魔力が尽きるまで無限、再装填の手順不要とかいうわりとインチキ性能。
詠唱
「――『わたしは姿無き者。法なき森にて穿つ者』」
「『富める者からは奪い、持たざる者へ与える者。わたしこそ森の番人なり』」
「――『無私。ロビン・フッド』」
固有スキル
『狙撃』:レベル5
可視出来ているものなら、狙ったところにちゃんと当てる。
特に異能ではなく普通に技量。
『潜伏』:レベル2
気配を消しての潜伏。『異能』頼りのせいで実は殆ど育っていない。
子犬:-
六条のメンタリティ。周りを気にする。
唐突なことに弱い。対応が遅いなどデメリットがあるが、相手によっては「これどうしよう」と躊躇わせるようわからんメリットがある。
■
-私立巻物高校-
薄墨時雨(うすすみ・しぐれ)
18歳(高校三年生)
O型 出身:秋田県・秋田市
誕生日:6月12日
148センチ
『三年五指』のひとり、『戯曲の悪魔』の異名を持つ現部長。
見た目はゴシックスタイルな魔性の童女。古人形のような感じ。
「あらあら」「うふふ」「ですわ」系。
彼の水野弥生を持って『面倒』と言わせる、異形の性質の異能を使い、『自分だけの戯曲』を再現する。
ステータス
体力:3
腕力:2
魔力:8
技量:4
俊敏:8
知略:8
異能:『デア・ドクトル・ファウスト』
レベル:4
範囲:10
効果:2
メフィストフェレス。
嵌められる条件は彼女、もしくは彼女の使い魔(部員を使い魔にしている)が対象を視認した後。異能を発動すると、視認した者達全員に、まず『契約』が与えられる。
これを嵌められるとほぼ詰み。
【『契約』にハマった相手が、薄墨に対して『勝てる』と思った瞬間】が『発動条件』。発動する効果は、その『数秒の時を奪う』。
正確にはその『時』だけ相手の意識を奪う。
なので勝つには相手に『契約』される前に倒す。
or
『契約』された後でも、『勝てると思わない一撃』、つまり無差別攻撃なら当たるが、それでも狙い過ぎるとハマる。
しかも強制発動なので、任意ではない。薄墨の視覚外からの一撃でも止まる。
詠唱:
「――『ティック・タック。ティック・タック。愛しき博士? さあ、今こそ契約を』」
「『「時よ止まれ。お前はいかにも美しい」そういえる景色を見た時、あなたの心を頂きましょう』」
「――『契約。デア・ドクトル・ファウスト』」
固有スキル
『挑発』:レベル8
相手を挑発して相手の心理的動揺を誘う。
『煽動』:レベル8
相手を煽動して相手の心理的動揺を誘う。
『手品』:レベル6
簡単な手品とかを地味に覚えている。相手の心理的動揺を誘う。
『心理誘導』:レベル10
相手の心理を巧みに操り、自分の契約条件に嵌めさせる。
■
-私立灘魏高校-
卯尾弾世(うお・たまよ)
17歳(高校三年生)
AB型 出身:神奈川県・横浜市
誕生日:1月2日
165センチ
『三年五指』のひとり、『雪崩』の異名を持つ現部長。
茶髪ロング、どこにでもいる気さくな女子高生の雰囲気のまま、文字通り『雪崩のごとく』身も蓋もない『異能』を展開する『天災』。
余談でちょっと出てきたが、実は剣術の歴は三年五指最奥。
ステータス
体力:8
腕力:6
魔力:9
技量:7
俊敏:6
知略:5
異能:『アバランチ』
レベル:7
範囲:10
効果:10
身も蓋もなく、自分を中心にフィールド全体に広がる雪崩を起こす異能。
まずそれだけでも十分脅威だが、なによりも『雪は残る』。
よって副次的に気温も奪う。さらに余技として、自分が振るう剣に『雪崩』の一部を詰め込むことで、外見以上に『重たい氷雪の剣』となる。
デメリットとして『敵味方の区別がない』。味方も巻き込む。
二年の頃の『異能』は『フィンブル』で、その頃から氷雪系の『異能』使いではあったが、もう『白夜の聖剣』を墜とすには『身も蓋もない一撃が必要』と考えて、その結果『アバランチ』という、身もふたもない『異能』に成長した。
詠唱:
「――『帰り道などここになし。怯える暇もここになし』
「『さあ堕ちておいでよ、君の唄』
「――『崩落。アバランチ』」
固有スキル
『天秤』:レベル10
雪崩を使うか否かを計測する『天秤』。自分の仲間たちと現在の勝算を秤にかけて、僅かでも天秤が揺れれば即座に雪崩を使う思考力。
■
-私立昭星女学園-
笠原望(かさはら・のぞみ)
18歳(高校三年生)
AB型 出身:鹿児島県・鹿児島市
誕生日:5月10日
172センチ
三年五指のひとり、『雷の神罰』の異名を持つ現部長。示現流の使い手。
黒髪短髪だが『異能』発動時は雷鳴の如き姿に代わる。
性格は大体チンピラドヤンキー。下に面倒見がいいところも含めて、昭星女学園の異能部はほぼチンピラの集いである。
笠原自体も実は可愛い物が好きとかのようなギャップもなく、それこそ昭和特撮とかが好き。という謎の趣味を持っている。
異常にゲームが上手い。
女に見られるのも嫌いだが別に自認男でもない。
平時は割と逸見と仲はよい。(「忌々しい」とかは、あくまで戦闘中だからの口プ)
とはいえ逸見を何時か必ず討つと決めているのは間違いない。
あとついでに水野とも仲はよいがそれはそれとして試合があれば殺す。
ステータス
体力:7
腕力:10
魔力:8
技量:10
俊敏:10
知略:2
異能:『ケラウノス』
レベル:9
範囲:9
効果:9
雷霆をスタジアム全体まで拡げて、『海神の槍』水野の天候操作などとは比べ物にならない程の雷雲でスタジアム全体を支配する。そのまま全部をぶち殺す轟雷を落とすことも、試合で見せたように、『全ての雷雲を吸い取って、そのままぶち抜く』ことも可能。
去年でも天候操作においては水野よりも圧倒的に強く安定していたが、それでも水野に逃げ回らたので「絶対殺す」っていう新技が発生。
『雷雲を全て吸って全力を持って自分でぶち抜く』は、対逸見・対水野用の今年からの新技である。『神罰チェスト』と名付けている。
詠唱:
「――『我は天より降り立つもの。我は宙より下るもの』」
「『我は神の咎である。我は神の罰である。――我は、神の怒りである』」
「――『轟雷・ケラウノス』」
固有スキル
『示現流』:レベル8
示現流を達人級まで修めている。今回の戦闘では見せることはなかったが、通常戦闘でも雷鳴エンチャしながら示現流剣術+天候操作など、割と幅広い能力持ちだった。