アイドル幽と逝く探索第二回。本日巡るスポットはこちら!
並国人墓所。この地域で過酷な労働を強制された並国人達は、その仕打ちに耐えきれずに過労に倒れる人が続出した……中には自ら……それが並国人墓所。幽は墓所に建てられた小さな祠の付近で、こちらをジッと見ている、十人ほどの集団を発見した。未だに成仏できていないと判明した。
その後に訪れたのは、ZZZ(トリプルゼッツ)そこへ向かう途中で、地元民から「まさか、ZZZに行く気じゃ、あるまいね?」と言われるほどである。それもそのはず、祓い屋の修験場とされているからだ。ここで幽が驚くべき事実を告げた。
「ここヤッバイ。とてつもなく荒らされまくってるん。修験場だからじゃないよぉ。誰が何をしたのかわからないけど、ぜーんぶ、核みたいなのの周辺にあるなんか、核以外のぜーんぶぜんぶ!持ってった」
こんなに取り乱した幽を見るのは我々も初めてだ。普段ならコミュニケーションを幽に指示するのだが、霊感のない我々も冷気の圧を感じた。これ以上の探索は、我々も危険だと判断し、探索は強制終了となった。
以上がお星様となった心霊探索団の最後の記事である。冥福を祈るだけしかできない。
追伸 幽だけは生きています。
あなたは自分の歯が好きですか?インプラント全額自己負担!ローンも組める!ダイジョウブダッテ!まずはこちらまで!欺瞞クリニック!!
学生祓い屋“某”第三話
撮影場所となったハウススタジオは、緩い坂道沿いの途中に建てられていた。二階が住居スペースになっており、一階にあたる場所は駐車スペース。幸い周囲に人影はなく、某たちは問題なく侵入できた。
AVの撮影によく採用されるハウススタジオ。一見何の変哲もない普通の家だが、殺人事件の犯行現場となった過去を背負っている場合が多い。
某たちは部屋の中を見渡し、分かれて行動することにした。以前住んでいた人物が残していった物だろうか?冷蔵庫や電子レンジといった家電が残されている。某が静かに霊を感知するための立禅を開始して2分ほど。唐突に彼女のバタついた足音が聞こえてきた。某の背骨に向かって、急速に全身が収束していくのを感じる。気が引き締まる。
「出ましたわぁー」
「釣れましたわぁ」
「餌にしたってことぉ?」
「あっ、いやっ、違う違う、つられただけ」
肉鎧を着けた怨霊が出てきた。実際にやる奴初めて見た……
死後の世界は同人誌の世界なんだぁ……前向きに死と向け合えるなぁ。
次号に続く