地乏川 ヴラン
『デジモンゴーストゲーム』の世界出身。
嘗て両親がデジモンに殺された過去を持つ少年。それ以降はホログラムゴーストと謳われているデジモンを憎んではいたが宙達との出会いや葛藤、衝突を得て、遂にはその憎しみが晴れた。
その為か、人間を殺した前科を持っていないデジモンに対しては時折優しさを見せ、幼年期Iレベルのデジモンを見ては気持ち悪いくらいにデレる。デジヴァイスは元々宙から奪う形で使用していたが、後に北斗からのプレゼントで実質四個目のデジヴァイスVを貰った(後からVVに進化)。
だが、ホログラム・ゴーストの元凶であるクオンタモンは例外で、一度は矛を出しかけたが「そんなに妾を殺したいなら、心身共に強くなればいい」と提案を持ち掛けられられ、「何れブルムロードモンを殺した後はお前の番だ」と憎しみと怒りの感情を剥き出しながら矛を収め、グルスガンマモンと共に平行世界を旅する事となった。
因みに、基本的にデジモンに対しては渾名を付ける事が多いが、進化したデジモンには渾名は付けない。
また、生身の戦闘能力はそこそこ出来る方で、デジモンのデリートは過去の事例もあってか元居た世界では独自の方法で殺る事も厭わなかった。
だが、グローイングドーンの仮加入の際にキョウの許可が下りない限りはデリート出来ないため、『デジモンをデリートしない』との掟には『甘過ぎる』と思いながらも素直に従っている。
グルスガンマモン
成熟期 ウィルス種 竜人型
ガンマモンが進化した竜人型デジモン。ヴランからは『グルス』と呼ばれている。
他の形態より流暢に喋るが、その性格は普段のガンマモンからは想像出来ない程残忍かつ凶悪であり、仲間を含む他のデジモンを手に掛ける事に一切躊躇がない。宙を『兄貴』と呼んでいる。
元々は宇宙から来た存在で、自身の故郷を滅ぼされた『スベテヲ喰ラウ者』を喰らう為にデジタルワールドに”GRB”と呼ばれる感染源を撒き散らした張本人。
紆余曲折の末にガンマモンと分離して、ワクチンプログラムをデジタルワールドに流し込んだ事で事態は収束。最終的にはヴランのパートナーデジモンとなり、今までデジモンを憎み続けた罪滅ぼしと称したヴランと共に、平行世界を旅している。
周りからの干渉を拒み戦いにしか興味が無く、目に見える相手に掴み掛かれば息の根が止まるまで攻撃は終わらない。自らの手足が潰れてもお構い無しに攻撃する凶暴性を持った戦いを見せる。グローイングドーンの掟をヴランと同じく『甘過ぎる』と思っているが、キョウの許可が下らない限りはデリート権限を縛られているヴランに止められがち。
必殺技は手に溜めた闇の炎で敵を握り潰す『ダークパレス』と、その闇の炎の威力を維持させたまま投げる『デスデモーナ』。尻尾の先でピンポイントに急所を突く『デッドエンドスキュアー』で敵を絶命させる。
‐進化先-
グルスガンマモン自身はレグルスモンに自力で進化していたが、アルクトゥルスモンはヴランとのシンクロでしか進化出来ない。但し、プロキシマモンはシリウスモンとのジョグレスではない普通の進化を果たしてしまうと姿を上手く安定しないため数十秒しか持たず、最悪の場合は存在するだけで世界そのものを無差別に変換させてしまう。
レグルスモン
完全体 ウィルス種 邪竜型
怒りと恐怖による支配を目論む邪竜型デジモン。完全体にして、最凶と謳われる四大竜デジモンの一柱メギドラモンを彷彿とさせるパワーを誇り、レグルスモンの出現とは災害に他ならない。その身体は“GRB(Gulus Realm Brust)”と呼ばれる感染源であり、“GRB”因子が伝染したデジモンは性格が変質し狂暴化すると言われている。ただし、黒化の要因とされる分泌物“ブラックデジトロン”が混入したデジモンには伝染が確認されていない。
必殺技は、左腕の盾が大きく開口して敵を齧り取る『カリプバイト』と、盾から放つ三門の貫通レーザー『ゲニアス』、二叉の尻尾が刺し貫く『デッドエンドスパイク』。そして最大の脅威『グラントレース』は口から暗黒の獄炎球を放ち、物質だけでなく光さえも飲み込み全てを跡形も無く消し去る。
アルクトゥルスモン
究極体 ウィルス種 竜人型
黒き邪悪なエネルギーが極限まで濃縮された事で進化するとされている幻のデジモン。GRB因子と呼ばれる分泌物を生成する特定のデジモンの研究に於いて、生成するデジモン自身に大量のGRB因子を限界まで注入させるシミュレーションを行った際に「理論上」進化する事が判明した。数百回ものシミュレーションを重ねたが、全ての模擬結果はこのデジモンへと進化する事が確認出来たため、条件さえ整えば現実のデジタルワールド内でも発現するデジモンであると論文には記されている。どの様な生態を持つのかは不明だが、シミュレーションで計測されたダークエネルギーの数値は現在発見されているデジモンの中でも群を抜いて高いため、このデジモンが発現した際にはデジタルワールドの環境が大きく変質するデジタルハザードが発生されると推測されている。予測される必殺技は腕のドリルを相手に突き刺しGRB因子を注入させ浸食させる「ブラックデス」と両腕のドリルに大量のGRB因子を纏わせ高速回転させる事で極限まで圧縮し射出する「ブラックコンフェッション」。
プロキシマモン
超究極体 ウィルス種 化身型
破壊と創造を司る強大な力を持つといわれる幻のデジモン。高速演算装置内のシミュレーションで「理論上」の発現が予測されたデジモンであるため、現実のデジタルワールド内に存在するかは不明である。聖なるエネルギーと邪悪なエネルギーという相反する力を生成する能力があり、邪悪なエネルギーでデジタルワールド内のあらゆる構成物質を分解し、聖なるエネルギーで分解後の物質を再構築し新たなものへと創造する事が可能だという。存在するだけで周囲のデジモンや環境等の全てを分解&再創造してしまうため、このデジモンが発現する事でデジタルワールドが瞬く間に書き換わってしまう恐れがある。そのため万が一の悪用を防ぐため、プロキシマモンを発現させる進化条件のシミュレーション情報は厳重に秘匿されている。黒き粒子であらゆるものを最小単位まで分解する「エクスティンクションクラウド」と聖なる光を宿した巨大戦斧で分解したものを新たな存在へと再創造する「ライトオブリクリエイション」を永続的に発動する。
-その他の進化先-
ヴランとグルスガンマモン(分離前)が、元の世界でこれまでの影響を受けたものに反映する形で進化が可能となる。
ザンメツモン
完全体 ウィルス種 獣竜型
5本の刀を自在に操る剣豪デジモン。ただ只管己の剣技を磨き抜く事だけを考え、デジタルワールドを放浪し戦いに明け暮れている。4本の腕と尻尾に携えた刀はあらゆる方向からの斬撃を繰り出すことが出来るため、相当な腕前を持つ者であっても回避しきる事は難しいだろう。必殺技は5刀での連撃「伍連断霊斬(ごれんだんれいざん)」と5方向から同時に斬りつける「伍重螺旋断(ごじゅうらせんだち)」。胴体の口から巨大な咆哮を放ち相手の動きを鈍らせる「獄門縛(ごくもんしばり)」という技もあるが、斬撃のみで相手を屠る事を信条としている事から披露することは少ない。
フウマモン
完全体 データ種 サイボーグ型
優れた暗殺術であるフウマ流忍術を極めた忍者デジモン。依頼を受ける事でターゲットを始末する暗殺業を生業としている。卓越した身体能力を駆使した近接攻撃を得意とするが、手裏剣等の飛び道具も扱えるため中・遠距離でも隙の少ない攻撃スタイルを持つ。狙ったターゲットは喩え逃げられたとしても執拗に追い続けるため、フウマモンを倒す事でしか助かる術はない。両手の籠手に装着している手裏剣「燕(つばくろ)」はフウマモンの意思で自由に軌道を操作する事が出来、「燕(つばくろ)」で相手の手足にダメージを与え動きを封じたのちに背中の忍者刀「白鷺(しらさぎ)」と「黒鷺(くろさぎ)」での斬撃「舎利弗(しゃりほつ)」で止めを刺す。また両腰に下げた巻物でアンデッド型デジモンを口寄せする「黄泉戻(よみもどし)」と呼ばれる忍術も扱う。
ボマーモン
完全体 ウィルス種 突然変異型
爆発をこなよく愛する自称“爆発系アーティスト”。自身で生み出した爆弾が如何に美しく爆発するかのみが行動原理であり、爆発に伴う被害等に対する感情は皆無である。左手の指を鳴らす事で自立型爆弾「BB」を生成することが可能。「BB」はボマーモンの指示を受け爆発対象物に移動し取り付いたのちに起爆する。「BB」の爆発威力はボマーモンの感情で変化し、高揚すればする程威力は高まっていく。戦いの際は複数の「BB」を目標に取り付かせ連鎖爆発を行う「コンボブラスト」と単体の「BB」を単一爆発させる「リミットエクスプロージョン」を使い分ける。「コンボブラスト」は威力はあまり高くないが起爆までの時間が短く即応性が高く、「リミットエクスプロージョン」は起爆までに一定の時間を要するが極限の爆発力を持つ。
ギリードゥモン
完全体 データ種 妖精型
森林地域に生息する狙撃を得意とするデジモン。狩猟者としての技術は非常に高く、全身を覆うカモフラージュスーツで森に溶け込み獲物に自身の位置を悟られる事なく狙撃する。気性は穏やかなデジモンではあるが、自分の縄張りである猟場への執着が高いため、不用意にギリードゥモンの猟場へ踏み込んだ者は警告なしで狙撃されてしまう。気配や物音を消す為にゆっくりとした動きを好むため素早く動く事は苦手である。ギリードゥモンの目は特殊な機能を持っており、獲物デジモンの体を透過して見る事が出来る「トゥルーアイズ」で獲物デジモンのデジコアの位置を正確に把握し、愛用のライフル「ベリョータ」から放つ「コアシュート」でデジコアを射抜き仕留める。