無個性は個性をつくる   作:匿名希望

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第42話 個性を着脱する個性

戦闘の勝敗より。

 

今。

 

頭の中に残っている。

 

奪取の感覚。

 

そちらの方が。

 

重要だった。

 

私は。

 

机へ座ったまま。

 

記憶を。

 

順番に再現する。

 

接触。

 

対象個性の認識。

 

個性因子への干渉。

 

身体との接続。

 

切断。

 

因子構造を。

 

壊さず保持。

 

奪取側へ移動。

 

再接続。

 

一連。

 

ホークス型から。

 

共有された感覚は。

 

まだ。

 

かなり鮮明だった。

 

「外せるんですね」

 

知識として。

 

個性を与える技術が。

 

存在する可能性は。

 

青山さんを見た時から分かっていた。

 

でも。

 

実際に。

 

成立した個性を。

 

身体から。

 

完全な形で取り外す過程。

 

それは。

 

初めて見た。

 

◇ ◇ ◇

 

翌日。

 

研究室。

 

外は。

 

まだ。

 

神野の事件で騒がしい。

 

ニュース。

 

警察。

 

雄英。

 

オールマイト。

 

オール・フォー・ワン。

 

いろいろ。

 

流れている。

 

私は。

 

ほとんど見ていない。

 

必要な情報は。

 

もうある。

 

机。

 

人工組織。

 

人工個性。

 

解析装置。

 

私は。

 

昨日の感覚を。

 

構造へ落とす。

 

オール・フォー・ワンそのものを。

 

再現する必要はない。

 

他人の個性を奪う。

 

他人へ好きに与える。

 

複数を抱える。

 

そこまで。

 

要らない。

 

欲しい機能。

 

もっと限定的。

 

個性を。

 

安全に外す。

 

外した個性を。

 

壊さず保持。

 

必要なら。

 

同じ身体へ戻す。

 

それだけ。

 

◇ ◇ ◇

 

今まで。

 

個性を入れることは。

 

できていた。

 

人工個性を作る。

 

自分へ組み込む。

 

発現させる。

 

それで。

 

終わり。

 

一度。

 

入れた後。

 

必要なくなっても。

 

そのまま。

 

別に。

 

困っていなかった。

 

私の場合。

 

個性数に。

 

現実的な上限を感じていない。

 

一つ増えても。

 

二つ増えても。

 

身体が。

 

それだけで破綻することはない。

 

だから。

 

昔作った個性。

 

役目を終えた個性。

 

上位互換を。

 

後から作った個性。

 

そういうものも。

 

中に残っている。

 

使わなければ。

 

いい。

 

そう考えていた。

 

実害。

 

ほぼ。

 

ない。

 

でも。

 

今。

 

外せる可能性が。

 

見えた。

 

改めて考える。

 

使わない機能。

 

古い機能。

 

役割が重複した機能。

 

それが。

 

身体の中へ。

 

残り続ける。

 

「……あまり綺麗ではありませんね」

 

必要なら。

 

持つ。

 

不要なら。

 

外す。

 

その方が。

 

合理的。

 

機械でも。

 

使わない機構を。

 

理由なく残すことはしない。

 

重さ。

 

故障点。

 

管理対象。

 

増える。

 

私の個性に。

 

重量。

 

はない。

 

でも。

 

考え方は。

 

同じ。

 

持てるから。

 

全部持つ。

 

必要性がない。

 

◇ ◇ ◇

 

まず。

 

試験。

 

人間。

 

使わない。

 

人工肉体。

 

小型。

 

単純。

 

試験用。

 

役割用人工個性。

 

『微冷却』。

 

何度も使っている。

 

構造。

 

全部分かる。

 

人工肉体へ。

 

組み込む。

 

発現。

 

正常。

 

金属片。

 

接触。

 

温度。

 

低下。

 

次。

 

摘出。

 

昨日。

 

見た。

 

切断順序。

 

再現。

 

ただし。

 

オール・フォー・ワンと。

 

同じ方式にはしない。

 

あれは。

 

相手の個性を。

 

自分へ奪う。

 

私が欲しいのは。

 

着脱。

 

だから。

 

切断した後。

 

個性因子を。

 

私へ移さない。

 

外部保持。

 

保存。

 

そこまで。

 

一つの機能にする。

 

設計。

 

作用対象。

 

指定個性のみ。

 

身体側。

 

接続点。

 

確認。

 

発現停止。

 

因子状態。

 

安定化。

 

接続解除。

 

摘出。

 

保存状態へ。

 

移行。

 

個性因子本体。

 

損傷。

 

禁止。

 

身体側。

 

損傷。

 

禁止。

 

異常検出。

 

即中止。

 

一つずつ。

 

条件を入れる。

 

作る。

 

◇ ◇ ◇

 

最初。

 

失敗。

 

個性因子。

 

外れた。

 

でも。

 

一部。

 

身体側の接続構造。

 

残る。

 

因子側も。

 

発現経路の一部が。

 

身体へ引っ張られた。

 

壊れてはいない。

 

ただ。

 

綺麗ではない。

 

やり直し。

 

二回目。

 

接続解除。

 

順番。

 

変更。

 

先に。

 

発現経路を。

 

停止。

 

次。

 

身体側の受容構造。

 

一時的に。

 

非接続状態へ。

 

最後。

 

因子。

 

分離。

 

成功。

 

人工肉体。

 

『微冷却』。

 

消失。

 

外部。

 

保存。

 

個性因子。

 

完全。

 

測定。

 

異常なし。

 

もう一度。

 

同じ身体へ。

 

戻す。

 

接続位置。

 

認識。

 

身体側。

 

受容。

 

因子。

 

再接続。

 

発現。

 

金属片。

 

温度低下。

 

元通り。

 

「そうですか」

 

難しい部分は。

 

切断より。

 

戻す方だった。

 

個性因子は。

 

単なる部品ではない。

 

身体側と。

 

接続し。

 

発現系へ。

 

組み込まれている。

 

でも。

 

接続状態さえ。

 

正確に扱えるなら。

 

着脱可能。

 

◇ ◇ ◇

 

二つ目。

 

発光。

 

摘出。

 

保存。

 

再装着。

 

正常。

 

三つ目。

 

念動。

 

正常。

 

次。

 

二個性。

 

同時搭載した人工肉体。

 

片方だけ。

 

外す。

 

これ。

 

重要。

 

全部まとめて。

 

抜けるなら。

 

使いにくい。

 

対象。

 

念動。

 

指定。

 

摘出。

 

発光。

 

残る。

 

発現。

 

正常。

 

念動。

 

外部。

 

保存。

 

戻す。

 

両方。

 

正常。

 

「対象指定も問題ありませんね」

 

さらに。

 

三個性。

 

複合。

 

一つずつ。

 

外す。

 

順番。

 

変える。

 

戻す。

 

接続競合。

 

なし。

 

◇ ◇ ◇

 

保存。

 

これも。

 

今まで。

 

個性因子サンプルとしての保存は。

 

できている。

 

血液。

 

培養。

 

人工因子。

 

大量。

 

保存してきた。

 

でも。

 

今回。

 

必要なのは。

 

本人から。

 

機能していた個性を。

 

そのまま外したもの。

 

可能なら。

 

再加工なしで。

 

戻せる状態。

 

だから。

 

普通のサンプル保管より。

 

接続情報。

 

多く持たせる。

 

元の身体。

 

どこへ。

 

どう接続。

 

発現経路。

 

どの状態。

 

外した時の。

 

構成。

 

全部。

 

付随情報として。

 

保持。

 

そうすれば。

 

再装着時。

 

ゼロから適合させる必要がない。

 

同一人物なら。

 

かなり。

 

簡単。

 

別人。

 

それは。

 

別問題。

 

身体適合。

 

接続先。

 

拒絶。

 

負担。

 

調整。

 

必要。

 

今は。

 

やらない。

 

目的。

 

自分。

 

まず。

 

そこ。

 

◇ ◇ ◇

 

数日。

 

試す。

 

人工肉体。

 

人工組織。

 

個性兵。

 

単純個性。

 

複雑個性。

 

複数個性。

 

外す。

 

戻す。

 

外したまま。

 

時間を置く。

 

再装着。

 

発現。

 

正常。

 

因子損傷。

 

なし。

 

身体損傷。

 

なし。

 

発現性能。

 

変化なし。

 

それなら。

 

実用。

 

できる。

 

ただ。

 

一つ。

 

問題。

 

この着脱機能自体を。

 

どこへ置くか。

 

外部装置。

 

可能。

 

個性兵。

 

可能。

 

でも。

 

私は。

 

自分の個性を。

 

今後。

 

必要に応じて。

 

入れ替えるつもり。

 

毎回。

 

外部装置を。

 

出す。

 

理由。

 

ない。

 

それなら。

 

着脱能力そのものを。

 

私へ入れる。

 

自分の個性を。

 

自分で。

 

外す。

 

戻す。

 

その方が。

 

早い。

 

◇ ◇ ◇

 

設計。

 

着脱用人工個性。

 

機能。

 

対象個性指定。

 

安全停止。

 

身体側接続解除。

 

因子完全保持。

 

外部保存。

 

再接続。

 

適合確認。

 

再発現。

 

対象。

 

まず。

 

私自身。

 

他人へ。

 

自由に使えるようにする必要。

 

今はない。

 

むしろ。

 

範囲を絞る。

 

自分の中の。

 

個性因子。

 

自分で指定したもの。

 

だけ。

 

外せる。

 

他人へ触れて。

 

勝手に抜く。

 

不要。

 

オール・フォー・ワン。

 

再現。

 

しない。

 

あれは。

 

奪取。

 

これは。

 

整備。

 

目的。

 

違う。

 

◇ ◇ ◇

 

完成。

 

人工個性。

 

生成。

 

自分へ。

 

実装。

 

身体の中。

 

新しい構造。

 

定着。

 

個性因子知覚。

 

確認。

 

異常。

 

なし。

 

まず。

 

この着脱個性。

 

発現。

 

自分の中。

 

個性群。

 

見える。

 

昔作った。

 

研究補助。

 

今も使う。

 

もの。

 

あまり使わない。

 

もの。

 

役割が。

 

重なっているもの。

 

体育祭以前に。

 

試験的に入れた。

 

古い補助系。

 

いろいろ。

 

ある。

 

「思ったより残っていますね」

 

今まで。

 

数えようとは。

 

思わなかった。

 

必要な時。

 

使う。

 

新しい方があれば。

 

そちら。

 

古いもの。

 

放置。

 

上限。

 

困らない。

 

だから。

 

整理する理由が。

 

なかった。

 

でも。

 

着脱できるなら。

 

話は違う。

 

これ。

 

次に。

 

やる。

 

◇ ◇ ◇

 

ただ。

 

最初から。

 

古い研究補助個性を。

 

大量に外すのは。

 

試験として。

 

少し雑。

 

まず。

 

簡単なもの。

 

今。

 

使っていない。

 

試験用。

 

以前。

 

自分に入れて。

 

そのまま残していた。

 

小規模な感覚補助。

 

対象。

 

指定。

 

発現停止。

 

接続。

 

確認。

 

解除。

 

個性因子。

 

身体から。

 

離れる。

 

感覚。

 

AFOに。

 

奪わせた時と。

 

似ている。

 

でも。

 

違う。

 

向こうは。

 

外から。

 

強制的に。

 

掴まれた。

 

今回は。

 

自分の身体側から。

 

順番に。

 

接続を。

 

閉じる。

 

そして。

 

安全な状態へ。

 

外す。

 

痛み。

 

なし。

 

欠損感。

 

少し。

 

ある。

 

今まで。

 

使わなくても。

 

そこにあった機能が。

 

なくなる。

 

でも。

 

身体異常。

 

なし。

 

私は。

 

外した因子を。

 

保存容器へ。

 

出す。

 

透明な。

 

小型容器。

 

中。

 

個性因子。

 

状態。

 

安定。

 

「外れましたね」

 

当然。

 

もう。

 

その感覚補助は。

 

使えない。

 

発現。

 

試す。

 

何も起きない。

 

正常。

 

次。

 

戻す。

 

保存。

 

解除。

 

因子。

 

自分へ。

 

接続。

 

発現経路。

 

復帰。

 

試す。

 

元通り。

 

性能。

 

変化なし。

 

◇ ◇ ◇

 

一度。

 

外せた。

 

戻せた。

 

それで。

 

かなり大きい。

 

今まで。

 

人工個性は。

 

作る。

 

入れる。

 

増える。

 

一方向だった。

 

これから。

 

違う。

 

作る。

 

入れる。

 

外す。

 

保存。

 

作り直す。

 

戻す。

 

不要なら。

 

戻さない。

 

身体の中も。

 

研究設備と。

 

同じ。

 

更新。

 

できる。

 

私は。

 

自分の個性を。

 

もう一度見る。

 

古いもの。

 

多い。

 

中学。

 

以前。

 

個性因子知覚を。

 

作る途中で。

 

使っていた補助。

 

精密作業。

 

観測。

 

実験。

 

体育祭以前。

 

段階改造を。

 

少しでも効率化するために。

 

作ったもの。

 

今。

 

任意人工個性製造。

 

ある。

 

個性兵。

 

ある。

 

研究設備。

 

大幅に。

 

良くなった。

 

当時の能力。

 

今。

 

そのまま使う意味。

 

薄い。

 

同じ役割でも。

 

今なら。

 

もっと良く。

 

作れる。

 

「一度、整理した方がよさそうですね」

 

全部。

 

持てる。

 

だから。

 

全部。

 

残す。

 

その必要はない。

 

必要な機能。

 

必要なだけ。

 

できれば。

 

一番良い形で。

 

持つ。

 

その方が。

 

私には合っている。

 

◇ ◇ ◇

 

私は。

 

着脱用人工個性を。

 

恒久搭載側へ。

 

分類する。

 

少なくとも。

 

今後。

 

自分の能力を。

 

更新するためには。

 

使う。

 

次。

 

やること。

 

決まった。

 

自分の中にある。

 

旧式人工個性。

 

全部。

 

棚卸し。

 

必要。

 

不要。

 

重複。

 

現行。

 

旧式。

 

分ける。

 

古いもの。

 

外す。

 

必要な機能。

 

現在の技術で。

 

作り直す。

 

それから。

 

改めて。

 

入れる。

 

今まで。

 

増やすことしか。

 

できなかった。

 

でも。

 

もう。

 

違う。

 

個性は。

 

入れたら終わりではない。

 

必要に合わせて。

 

着けて。

 

外せる。

 

私は。

 

自分の中へ。

 

新しく入れた。

 

着脱用の個性を。

 

もう一度確認した。

 

問題なし。

 

これで。

 

ようやく。

 

中身も。

 

整理できるようになった。

 

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