転生したら先生の友達だったからキヴォトスに行くことになった、、、なんでぇ? 作:はまたし
-バンバンバン
-ダダダダッ
-バンバンバン
《ッと、危ない》
「ん、あとちょっとだったのに」
僕とシロコは今、校庭でゴム弾を用いた模擬戦をしていた。
《砂狼さん、そろそろ休憩にしません?もう大分疲れたんですけど。》
「ん、体力不足。むしろこのままやって鍛えるべき。」
《えぇ...》
もう4戦目くらいじゃないか?しかも、一戦一戦がすぐに終わるわけではなく長いと10分を超えるときもある。遮蔽とかで隠れて休めるならまだしも、ずっと動いているからさすがにきつい。
と、そんなことを考えていたら救いの手が差し伸べられた。
「お二人とも〜。そろそろ会議の時間ですよー⭐︎」
《もうそんな時間か。聞いてましたか砂狼さん、終わりますよ。》
「ん、この試合は決着をつける」
《それで時間かかったとき奥空さんが怒ったらどうするんですか?》
「いつまでやってるの、早くいくよ」
いや、シロコ変わり身早すぎだろ。そんなに怒った奥空さんが怖いか?
「お二人も来たことですし...それでは、アビドス対策委員会の定例会議を始めます。本日は先生やエレンさんにもお越しいただいたので、いつもより真面目な議論ができると思うのですが。」
「何よ、いつもは不真面目みたいじゃない。」
「うへ、よろしくねー、先生、エレンさん。」
"よろしく!"
《役に立てるかは分からないけどできるだけ頑張ります。》
「早速ですが、議題は学校の借金問題についてどう返済するか......ご意見のある方は、挙手をお願いします。」
「はい!はい!」
そう元気よく手を挙げるセリカ。でも、確かセリカの案って...
「はい、一年の黒見さん。お願いします。」
「あのさ、名字で呼ぶの、やめない?ぎこちないんだけど。」
「で、でも、せっかくの会議だし...」
「いいじゃーん、おカタ〜イ感じで。」
「ですよね!なんだか委員会っぽくていいと思いま〜す⭐︎」
「まぁ、先輩達がそういうなら。とにかく!対策委員の会計担当として、我が校の財政状況は破産の寸前としか言えないわっ!これまで通り頑張るのは良いことよ。でも、そうしていたらいつまでも解決しないわ!ここはでっかく一発狙わないと!」
「でっかく...って例えば?」
「これよ!これ!」
そういってセリカはチラシを机に置く。
《あぁ〜》
"えーっと......"
「......」
「ゲルマニウム麦飯石ブレスレットであなたも一攫千金......ねぇ?」
ゲルマニウム麦飯石ってなに?ゲルマニウムは名前は知ってるけど、麦飯石はなんのことなんだろう。実際になんかあるのか?
「この間、街で声をかけられてね...」
何やらセリカが熱弁している。
《黒見さん、これは無理かも...》
「え!?何いって...」
「却下ー。」
「ホシノ先輩まで!?どうして!」
「セリカちゃん...それ、マルチ商法だから。」
「儲からない」
「へっ!?」
「セリカちゃん騙されちゃいましたね。かわいいです⭐︎」
崩れ落ちるセリカ。可哀想にも程がある。前は呆れもあったが、目の前でここまで崩れ落ちているのを見ると、流石に可哀想としか思えない。
「えっと、他に意見のある方...」
それから会議は進んでいった。出た案を簡単にまとめると、バスジャックによる生徒の確保や銀行強盗、スクールアイドルといった形だ。半分犯罪なんだけど...
最後、意見を求められたのだが何も言えなかった。ちなみに先生はノッリノリで
"アイドルグループ結成!私がプロデューサーになる!そして。貢ぎまくる!"
とかいってた。
今は、柴崎ラーメンにきていた。ふざけすぎてキレてちゃぶ台返しまでしたアヤネのご機嫌を取りにきたのだ。本当にそんな意図があるかは分からんが。
「いやぁー、悪かったってば、アヤネちゃーん。ラーメン奢ってあげるからさ、怒らないで、ねっ?」
「怒ってません...」
「なんでもいいけどなんでまたうち来たの...」
「アヤネ、チャーシュー食べる?」
「ふぁい。(もぐもぐ)」
《じゃぁ、僕のもあげるよ。》
"私も!"
「あら⭐︎それでしたら私も」
「うへ、これおじさんもあげないとなやつ?」
「流石にこんなに入りませんよー!」
-ガタッガラララ
そんなこんなでふざけていると、新しいお客さんみたいだ。流石に騒いでるのは迷惑になるから止めようとしたのだが、ふと見えた姿に動きを止める。
「あ...あのう...」
「いらっしゃいませ!何名様ですか?」
「……こ、ここで一番安いメニューって、お、おいくらですか?」
「一番安いのは…580円の柴関ラーメンです!看板メニューなんで、美味しいですよ!」
「あ、ありがとうございます!」
あれは、ハルカじゃないか。ってことは、
-ガララッ
「えへへっ、やっと見つかった、600円以下のメニュー!」
浅黄ムツキ
「ふふふ。ほら、何事にも解決策はあるのよ。全部想定内だわ。」
陸八魔アル
「そ、そうでしたか、さすが社長、何でもご存知ですね...」
伊草ハルカ
「はぁ...」
鬼方カヨコ
あああああ!便利屋集結しとる!嫌だぁ、便利屋と戦いたくないぃ。便利屋は僕にとって余りにも天敵なのだ。爆弾を扱うムツキにダメージ無視で特攻してくるハルカ、スナイパーの腕がぴかいちなアル。極め付けにはそれをカヨコの頭脳で最大限発揮できるようにしている。どうしろってんだよこんなのぉ...。便利屋襲撃のときは隠れておくか?いやでも、流石にそれは...
そうやって、エレンが頭を回している間に便利屋とアビドスが絡んでいた。
「でしょう?美味しいでしょう?」
「あれ...?隣の席の。」
「ええ、わかるわ。色んな所で色んなものを食べてきたけど、このレベルのラーメンはなかなかお目にかかれないもの。」
「その制服、ゲヘナ?遠くから来たんだね。」
「私、こういう光景を見たことがあります...一杯のラーメンでしたっけ...?」
「うへ〜、かけそばじゃなかったっけ〜」
(......連中の制服......)
(あれ、ホントだ)
(アルちゃんは気づいてないみたいだけど?)
(......言うべき?)
(面白いから放っておこ♪)
「それじゃあ、気をつけてね!」
「お仕事、上手くいきますように!」
あの後、ラーメンを食べ終えた僕たちは店を出ていた。
《うぅ、ほんとにどーしよぉ》
"どうしたの?何か悩み事?」
《えーっと...いや、なんでもない》
"そう?"
言えるわけねぇだろぉ。どう説明しろってんだよぉ。
そんなこんなを考えているともう学校についている。もういいや、ノリと勢いだな、うん。
「校舎より南15km地点付近で大規模な兵力確認!」
遂にきたか...というか今更ながらドローン使ってるとはいえ15km先のことが分かるってやばくね?
「まさか、ヘルメット団が?」
「ち、違います!ヘルメット団ではありません!おそらく日雇いの傭兵!」
「へえー、傭兵かあ。結構高いはずだけど。」
「これ以上接近されるのは危険です!先生、出動命令を!」
"出動だー!"
ああ、遂に始まるのか。まあでも解決策はなんとか見つけたし多分大丈夫なはず。
《あー、先にいっておいてくれないか?変身だけしてからいくから。》
"おっけー!"
「うへ〜、早めに来ておじさんと変わってね〜」
「ホシノ先輩はエレンさんがきても戦うのよ!」
「じゃあ、行ってくるね。」
-ガララッバタンッ
さて、みんな行ったな。早く僕も変身しないと。僕はフルボトルを思い浮かべ念じる。
《よし、ちゃんとできたな》
できたのを確認して、フルボトルを振る。
-シャカシャカシャカシャカ......
-カチッ
-忍者!コミック、ベストマーッチ!(組み立っていく音)(音楽?)
-Are you Ready?
《変身》
-忍びのエンターテイナー!ニンニンコミック!
《4コマ忍法刀》
そういうと、目の前に武器が出来上がる。さて、ここまでくれば何をするかは想像できるだろう。
武器を手に取り、横についているボタンを押す。
-分身の術
そう音声がながれた瞬間周りに自分と同じ格好をした人が現れる。
《さて、改めて出動だ》
「私は社長!あったが室長で...」
-スタスタスタ...
「あら⭐︎戦闘開始に間に合ったんですねー!」
《......》
「えっと...?」
「総員!攻撃!」
「っと、戦闘開始ですね⭐︎」
アルの宣言の瞬間、勢いよく走り出す。傭兵から銃弾が飛んでくるのを避けながら近づく。
「あ、あたらねぇ!」
傭兵の懐に入り蹴りを放つ。そのまま止まることなく他の傭兵にも突撃していく。そんな前に、勢いよく割り込んでくる。
「死んでください死んでください死んでください...」
そう、ハルカだ。目の前から迫り来る銃弾だんを避けきれなくて全てがあたる...と思った瞬間姿が消える。
「あれ、どこに...」
「ハルカちゃん!左!」
「えっ?」
ムツキが教えるが間に合わない、勢いをつけて思いっきり回し蹴りを喰らわせる。踏ん張りきれなかったのか少しだけ吹っ飛ぶ。
「くっ...」
そして、吹っ飛んだ先で、さらに打撃をぶつける。
「えっ!?目の前にいるのに、なんで...」
「なにあれ...どういうこと?」
混乱している間に、さらに攻撃をしかける。
「っ!落ち着いて、相手は早いけど追えない程じゃない!同じ格好をしている奴らがいるけど、全員倒せばいいだ...」
「うへ〜、おじさんたちのこと忘れてな〜い?」
「やばっ!」
カヨコが指示を出しているところにホシノが突撃している。その間にも傭兵達が複数の僕によって倒されていく。
《ひぇー、こっわ》
その様子を、僕は一個の教室から見ていた。今戦っているのは全て分身本体はいない。
「はーい、どっかーん!」
ムツキが自分に迫る分身に対して爆弾を投げる。当たった瞬間姿が消える。それを見てでるのは苦い笑いだけだった。
「何なのよこれ!何でおんなじ人が複数いるの!?意味分かんないわよー!!」
あ、アルちゃんが白目むいて叫んでる。まぁ知らない人からすると驚きでしかないよな。
「ん、放置してたけどやっぱり私も気になる。」
「ほんとよ!何でエレンさんが複数いるの!?」
「不思議ですね〜⭐︎」
「み、皆さん!気持ちはわかりますけど、集中してください!」
"まぁまぁ、良いじゃないか、アヤネくん。"
「先生?」
"ふっふっふっ、解説しよう。あれは仮面ライダービルドニンニ..."
《はーい、今は戦闘に集中しましょうねー》
先生がコトリみたいになる気がしたからすぐに止める。
「あれ?なんでここにもエレンさんが?」
《まぁまぁ、今は戦闘に集中でしょ?》
「そ、そうですね。」
そんなこんなで、戦闘は続いていく。そんな中突然、大きな音が響き渡った。
-キーンコーンカーンコーン
「あ、定時だ。」
「今日の日当だとここまでね。あとは自分たちで何とかして。みんな、帰るわよ。」
「は、はあ!?ちょ、ちょっと待ってよ!!」
「終わりだって〜、蕎麦屋でもよって帰る?」
「こ、こらー!!ちょっ、待ちなさい!」
「こりゃやばいね。まさかここまで決着がつかないなんて、アルちゃん?どうする?逃げる?」
「あ、うぅ。こ、これで終わりなんて思わないことね!アビドス!!」
「あはは、アルちゃん、完全に三流悪役のセリフじゃんそれ。」
「うるさい!逃げ...じゃなくて、退却するわよ!」
そういい、便利屋も逃げていく。
「うへ〜逃げ足速いね、あの子達。」
「...詳しいことはよくわかりませんが、敵兵力の撤退を確認。」
「お疲れ様でした、皆さん、戻ってきてください。」
"みんな、おつかれ!"
「ん、戻ったらエレンに聞きたいことがある!」
「そ、そうよ!あれは一体なんなのよ!」
《あぁ〜、わかったから早く戻ってきてね〜》
「で、あれはどうなってるの?」
《あれはだな、えーっと先生、説明頼む。》
"オッケー!あれはだねぇ..."
先生に説明を丸投gげふんげふん、任せて椅子に体重を預ける。
"ってかんじかな。"
「えーっと多分わかった...わ?」
「うへ〜先生熱量すごいね〜」
あれから10分くらいだろうか先生の話が終わった。そんなに話すことあったっけ?
「さて、それよりも困りましたね...妙な便利屋にまで狙われるなんて、先が思いやられます.....。一体何が起きているのでしょうか。」
「まあ、少しずつ調べるとしよう。まずは社長のアルって子の身元から洗ってみたら。何かでてくるよ、きっと。」
戦闘シーン長くかけねぇ。というか短くても無理だよぉ。どうすればいいんだ....
本編から展開が全然変わんねぇ。少しずつ変化はある予定ではあります。