初投稿なので文章が拙い部分があったり、誤字脱字があるだろうけど頑張って書いていきます!
突然だけど、最初に言っておく。自分は転生者だ!
間違いなく転生者なのだ。前世の記憶があるし、今生きる世界のことも知ってる
この世界は『ゼンレスゾーンゼロ』というゲームの世界ってことに気づいたのは物心ついたころだった
だけど自分はこのゲームをほとんどやったことがない。原作知識皆無ってこと
最初は「どうして知識のある世界じゃないんだ!」と嘆いたけどすぐに立ち直れた
その理由が自分の持つ〝能力〟のおかげ。前世で言うアニメや特撮のキャラの能力を使うことができたから「無双できるじゃん!」と喜んだ一般オタクが1名いたんだけど……
「はぁ…辛い。また人に会わないといけない…」
想像以上にコミュ障でした。前世でもそうだったけど、コミュ障に磨きがかかってしまった
人と目を合わせるなんてとんでもない。人と話す時には、口がガクガク震え、言葉が出てこない
思考はマイナス方向に行ってしまう人間になっていた
「なんで、こんな能力を持ってるんだ…一般人がよかった……辛い」
能力はかなり強いものしかない。ほとんどが悪役キャラのもので*1「自分は悪役なんじゃ?」とか思ってたくらいの能力だけどさ…対人能力を代償にしてたのかもしれない
「今日の依頼…落とし物の捜索…よかった、話すことが少ない」
今の自分はホロウレイダーをしている。犯罪者になるなんて誰が想像したのか
「ホロウの中なら1人で落ち着けるんだよな…えーっと、探すものはーっと」
探しました。全然見つかりませんね。なんでホロウの中で落とすんだよ
探知系の能力*2はあるけど、エーテリアスの存在を感知するだけでモノなんて探せない
すると突然声が聞こえた。別のホロウレイダーがいるんだろうと思い、すぐに
「………」
「っ、ごめんなさい。奴らを倒すに力を貸して欲しい。『ノーネーム』」
「……了解」
ノーネーム。それが自分のホロウレイダーとしての名前。本当は本名をもじった感じにしたかったけど…コミュ障のせいで伝えることができず、気づいたらノーネームとして浸透していた
助けを求めたのは邪兎屋の従業員であるアンビー。ビリーも応戦してるけど、確かにかなりの数のエーテリアスと戦っている
気になって近づくんじゃなかった…
それに、近くにはスカーフを巻いたボンプ……『パエトーン』か
「(あぁ……嫌だ。人が多い!)」
パエトーンの指示で逃げているみたいだったけど、数が多いからな…減らすか
そう思い、自分の人差し指と中指を前に向けて能力を発動する
【解】
放ったのは飛ぶ斬撃。呪術廻戦でおなじみのラスボス。両面宿儺の術式だ
一番楽にエーテリアスを倒せるからかなり気に入ってる
数発でかなりの数を倒し、全員が逃げれるようになった。やっぱり強いな
「……ケガは」
「問題ないわ、ノーネーム。無茶を聞いてくれてありがとう」
「さすがの強さだな!」
『ねぇ、ノーネームはなんともないの?』
「……大丈夫」
『そっか…よかった』
ボンプの中から聞こえる声は妹のリンの方だった。少し心配の声に感じる
リンだけじゃない、邪兎屋の従業員のアンビー、ビリー、全員がなぜだか心配の目をしている
「ごめんなさいノーネーム。本当はあなたの力を借りるつもりはなかったの」
「なのに、あなたに
「……力は貸すもの」
「(お前の手助けなんていらねーよ。ってことじゃないよね!?)」
「今度ちゃんとお礼する。ニコが」
「……ひ、必要ない」
「(対面するの!?ちょっとハードルが高すぎるんだけど!!)」
『ちょっと!まだまだ安全じゃないんだから移動するよ!できれば、ノーネームにも着いてきてほしいんだけど…』
「……了解」
あぁ、断ればいいのに…「断ってんじゃねーよ」とか言われたら1ヶ月は頭に残る気がするせいで断れない……だから甘いって思われてるんだろうな。トホホ…
どうやら邪兎屋は赤牙組関係の依頼を受けたらしくて、行動していたらなんやかんやあってホロウに落ちてしまった。そして、首領がエーテリアスに異化したらしい*3
「にしても、どうしてノーネームがここにいたんだ?」
「……依頼が近くで」
「そういうことか!運が良かったな!パエトーンにノーネーム。最強が揃ってるぜ!」
「……最強じゃない…と思う」
「いいえ、そんなことない。ノーネームは強いわ。
「……あれは、たまたま」
「そうだとしてもだ!どうしてあれだけのことをしたのにホロウレイダーをやってるんだ?」
「…それは」
1人が良かったから。なんて言えねぇ…スカウトの声が無かったわけじゃないんだけど…
自分、知らない人、怖い。
確かに、11年前の旧都陥落のときに能力を使って守ったし救ったよ?エーテリアス倒したよ?
でもさぁ、それができたのは彼らの能力があったからであって、自分の力って感じじゃないからさぁ
『にしても、ノーネームって若いよね?旧都陥落って11年前でしょ?……今何歳なの?』
「……秘密で」
「おいおい!もしかしてとんでもない年齢なのか!?」
「インターノットの掲示板でもみる。ノーネームの秘密の1つ。私も気になる」
待って、アンビーさん。なにそれ…自分知らない。何?ノーネームの秘密って
ちなみに、今の自分は時間という概念が
多分、能力の力が強すぎて体に影響が出ているのかもしれない。18歳になってから時間が止まったみたいに外見が何一つ変わっていない。
20歳を過ぎていることは分かっているけど…*4
「(実年齢覚えてないのが誕生日を祝うことなんてないから数えてないんだよな…)」
なんと悲しいことか。なんて思いません。思ったことありません
移動しながらも近づいてきたエーテリアスを壊滅しようとしたら…アンビーさんとリンさんに止められた。「邪魔すんな」ってこと…ですか?
大人しくしときます。リンさん。そんなに掴まなくても大丈夫なんで…力強いな!?
「…この後の道は?」
『このまま直進だよ!』
「……了解」
エーテリアスと戦闘している2人は何の問題もなく殲滅してパエトーンの言う通り直進を続ける
が、目の前が行き止まりになってしまい進む道がなくなってしまった
「おいおい店長!行き止まりじゃねえか!」
「この壁を越える必要があるの?」
『そうなんだよね…アンビー壊せる?』
「私には無理。ビリーの銃は…そこまで威力がないから」
「……離れて」
『ノ、ノーネーム!別の道探すから大丈夫だよ!』
「…出れるなら、早めがいい」
自分は目の前にある壁に手をつける。【解】が使えてもう一つが使えないわけがない
そうして能力を発動する
【捌】
触れた壁を切断するとホロウの出口になった
「……出よう」
「壁の中から出口が出たぞ!」
『ホロウは秩序の無い混沌だからね』
「おぉ!この声はもう1人のパエトーンだな!」
『ホロウの安全性を調べてたからね。そうだ、ノーネーム。できれば君も僕らの店に来てくれないかい?いいビデオを仕入れたんだ』
「……じゃあ、行く」
『あぁ、待ってるよ』
『感覚同期切るからねー!2人とも、ノーネームをちゃんと連れてきてね!』
「え、店長!?切っちまうのか!?」
「進むだけよ。ビリー」
「…ボンプは」
「私が持つわ。改めて、助かったわノーネーム」
「ありがとうな!!」
「……うっす」
あぁ、ちゃんと返事くらいできればいいのに…でもな〜〜ビリーさんとか特に光属性だから自分には眩しすぎるんだよ……はぁ、自分の暗さが辛い…
「圧迫感が消えた」
「俺達ホロウから出られたんだな!!」
「……」
「(出てこれた!!今日も生き残れた!!よっしゃー!!)」
「パエトーンの言う通りの場所と時間ね」
「親分!」
「ニコ、迎えに来てくれたの?」
「当然よ!ほら、3人とも乗りなさい!」
「……ありがとう」
「それはこっちの台詞よ。ノーネームのおかげで助かったわ。ありがとね」
このあと、4人はパエトーンの拠点『Random Play』に向かった
ちなみに、二度とニコさんの運転する車に乗りたくない。平気で信号無視するじゃん…頭ぶつけまくったぞ
『Random Play』の裏口にはパエトーンである兄妹がいた
邪兎屋は依頼のことをいろいろ話していたけど、聞くべきではないと思い少し離れていると
パエトーン(兄)であるアキラさんに「ノーネームも聞いて欲しい」とか言われて聞くことに…
「金庫が───」
「─人とモノ───」
「───メモリディスクの復元──」
「(どうしよう。全くわからん…てか、アキラさんがめっちゃ見てる…心音がデカいんですけど、何かやらかしたか!?)」
「──デュラハン」
「…デュラハン?」
「ノーネーム、知ってるの?」
「…上級エーテリアス。盾が面倒」
「戦ったことがあるみたいだね」
「…数回だけ」
聞き覚えのある単語『デュラハン』は危険度の高いエーテリアスでそいつが邪兎屋の求めているモノの近くにいることが分かっているらしい
「ねぇ、ノーネーム。もしあんたが1対1でデュラハンと戦うとしたらどう戦う?」
「……盾を壊すことが1番」
「なるほどね」
「ちなみになんだけどさ、私もニコ達もノーネームが負けるとは思ってないだけど、時間はどれくらいかかる?」
突然のリンさんの質問にびっくりする。「負けるとは思ってない」って何?全員で頷かないで?
期待が大きすぎるよ〜〜。と、とにかく答えよう…デュラハンだしな〜
「ぜ、全力だと…5秒もかからない」
「……はい?」
「マジカヨ…ノーネームってそんなに強いのか!?」
あぁ、ごめんなさい!イキってすみません!いや、イキってるわけじゃないんだけど…
「こいつ自分の強さを自慢したいだけ?」とか思われてそう!嫌だあぁぁ!!
「ノーネーム!あんたに依頼するわ!私たちといっしょに金庫の回収を手伝って!」
「ニコ…それだとノーネームが…」
「そうだぜ親分、
「ニコ、ノーネームに手伝ってもらわなくても私たちがいるでしょ?」
「覚えてるわよ!ただ、戦力は多いほうがいいでしょ!依頼に関わってるのよ!?」
「(聞こえてるんだよなぁ…というか、あの話ってなんだろ)」
「…手伝える、と思う」
あれ?どうして自分はそんなことを口に出したんだ?なんで全部聞こえてたのにやめるっていう選択肢が出てきてないんだよ!!バカ、自分のおバカ!!
「ノーネーム。君はあまりにも優しすぎる。断ることを覚えたほうが良い」
「……う、うん」
「僕たちは君のことを心配してるんだ。もっと、自分の考えをだね…」
「は、はい…」
「ちょっと!手伝ってくれるならそれで良いじゃない!どうしてプロキシが止めるのよ!」
「ニコ、君も分かってるだろう?僕はただ、彼に無理をしてほしくないだけなんだ」
「それは!……そうだけど…」
「無理は、してない」
「本当かい?」
「みんな、仲良くしてくれる。力、貸したい」
おぉ、自分でもびっくりするくらいカタコトだ。アキラさんもため息出ちゃってるよ
しかも、こんなに自分から喋るの頑張ってるの偉くない!?うわ、偉いわ!
「はぁ、わかったよ。そこまで言うなら止めないさ。ニコ、復元は任せてくれ」
「プロキシもノーネームもありがとね!何かわかったらすぐに連絡するわ!」
「ありがとう、ニコの無茶を聞いてくれて」
「ダ、ダイジョブ」
「はいはーい、ノーネームとお兄ちゃんだけじゃなくて私にも感謝は〜?」
「もちろんだぜ店長!ありがとな!!」
「じゃあまた連絡するわ!!」
邪兎屋が乗った車は走り去った。
その後、アキラさんにおすすめされたビデオを借りて…自分の依頼を忘れていたことを思い出した。依頼主は「こんなに早く見つかるなんて!」と喜んでいたが、忘れてたなんて絶対に言わないように気をつけたのはここだけの話
「はぁ…今日はいろいろありすぎた…疲れた〜〜。邪兎屋の人たちと行動することになるなんて…」
アキラさんの言う通り自分の意思を伝えることの練習をしようと誓うと同時に
「(勝手に仲良くしてくれてる。なんて言ったけど、勘違いじゃないよね?大丈夫だよね!?仲良くした覚えはない。とか言われないよね!?人間関係怖いよぉ〜〜)」
と少し…いや、かなり心配になりながら眠りについた
初書きなので文章が拙いですね。
主人公 〜〜能力〜〜
両面宿儺 術式「御廚子」
【解】【捌】【領域展開】の使用可能 もちろん【竈】【開】も使えるが使うことはほとんど無い