能力の数を絞って考えてますが、どの能力をどのタイミングで出すか迷っている状態です。
どんな能力なのかは、まだまだお楽しみの状態を楽しんでもらいます。
いずれきっと多分出るから!!
ホロウの中を進み、目的地についた邪兎屋、プロキシ、ノーネーム。
目の前には金庫があり、それを見たニコは喜びを隠さない
「見つけた!!」
「おぉ!今日はツイてるな!」
「あたしの金庫~!」
ビリー、ニコは金庫を見つけた喜びで周囲を見ずに走り出す…が、アンビーは違和感を抱き叫ぶ
「ニコ!ビリー!下がって!!」
「「え?」」
アンビーが叫ぶのと同時に上級エーテリアスであるデュラハンが剣を振る
「……させない」
【捌】
デュラハンの前に立ち剣を
しかし、デュラハンは攻撃に気づきバックステップでそれを避けた
反応された……やだなぁ~
「……浅い。倒せてない」
「ちょ、ちょっと!?腕で止めてたけど大丈夫なの!?」
『ノーネーム!?腕切れて……ないね』
「……あれくらいは、大丈夫」
「(でも、いきなりはびっくりするんだよなー)」
「って、あいつ!金庫の前にいるじゃない!!」
「今日はツイてるな……」
「みんな、構えて……あ、ノーネームはプロキシ先生をお願い」
「あ、はい」
「あたしの!!金庫~!!」
戦闘が始まった。また自分は戦うな。とのことですが、俺の役割がなくなっちゃった!
なんで?どうして?それくらいやらせてくれないと……俺の存在意義がなくなっちゃうよ!?
「(せめて盾だけでも……)」
「伏せて」
「あ、ノーネーム!」
【解】
自分の手を前に出し、デュラハンの盾に【解】を当てる。両断だけじゃまだ使われるかもしれないから、使えないように切り刻む
デュラハンの盾を断ち切るには少し力をいれないと切れない
でも、だからといって呪詞はいらないな。ちょっと溜めれば切れる
「……盾は壊した」
「おいおい、あれって切れるのか!?」
「危ないでしょ!」
「…っ!ノーネーム!あなたは手を出さないで!」
「(えっ、アンビーさん怒ってる…確かにニコさんに当てそうだった…そりゃ怒るよね……怒らせた…邪魔しちゃった……俺はなんてダメな人間なんだろう…)」
「…ごめん」
『今回ばかりはアンビーの意見に賛成だよ。もう少し早く伝えないとね』
「…気を付ける」
アキラさんの言う通りっす。危なかったもんね。
でもさ、どうしても気になるんだよね〜
「(どうして、怒ってるはずなのに
気になるけど聞きません、聞けません……聞くことなんてできるわけがありません
聞いたら答えてくれるのか?いやいや、アンビーさんのことだから「なんでもない」で終わっちゃうな
自分の勘違いじゃなかったらアキラさんもちょっとだけ落ち込んでるような気がした
何かと自分は心配されやすいのか?他の知り合いにも「無茶はしないで」とよく言われる
「(いやいや!自意識過剰でしょ!?絶対他のみんなと同じ対応だって!こんな考えにいってしまう自分が恥ずかしいでしょ!?)」*1
自分の攻撃によりデュラハンの盾は破壊され、攻撃を防ぐ術がなくなった相手に邪兎屋が手こずるはずがない
「アンビー!援護するぜ!」
「あたしの金庫!返しなさい!!」
「これでトドメ」
ビリーの銃撃、ニコのエーテル弾、アンビーの電磁ナタによる攻撃によりデュラハンは倒され消滅した。これで金庫を回収…と思ったが………アンビーが詰めてきた
「ノーネーム、どうして攻撃したの」
「え…盾、邪魔かと…」
「ニコは最初、プロキシ先生のことを任せていたはずよ」
「……援護くらい、できる」
「確かに援護を頼んだのも依頼したのも邪兎屋…というか、ニコよ。でも、それならニコの言うことを「アンビー。今はそうじゃないわ」……ごめんなさい、ニコ」
「あ〜。わかってほしいんだけどな?アンビーもこういう言い方をしたいわけじゃないんだ」
「……理解してるつもり」
「ただな、頼んだけど俺たちのことも信じて欲しいんだ。ノーネームにはできるだけ力を使ってほしくないんだ」
「……?それは、なんで?」
「っ!だってあなたは!!………あなたは……」
言いかけてやめるアンビーさん。そこまで行ったなら言い切って欲しい。気になる
ビリーさんもニコさんも、微妙な顔してる…
あ、これは、また自分が何かやらかしたんだ…すみません。本当にごめんなさい!
『ノーネーム。君は無茶をするクセがあるのを知っている。だからこそ、信じてほしかった。ということさ』
「……無茶」
してたのかな?う〜〜〜〜ん………してたのかも。自分には自覚が無いだけで、周りからしたらそう見えていたのかもしれない。
そのせいでみんなが心配してるような感じだったのかも、うん。納得
「自覚、なかった」
『だろうね。大切な友人なんだから気をつけてほしいな』
「友人………うん、友人」
『なんだい?その反応は?』
「友人って言われたの…初めて」
だから心臓ドキドキしてるんですよね〜〜アキラさんに友人だって思われてたなんて〜あぁ、良かった!すごく嬉しいぞ!!
『君は……はぁ、そうだね。もちろん、リンも君のことを友人だと思ってるよ。邪兎屋のみんなもね』
「……そうだと、いいね」
『そうなんだよ!お兄ちゃんってばノーネームと話しすぎ!』
『そう言ってるんだけどね…』
『それとリン、途中で口を閉じた君が悪いんだろう?』
「ちょっと!今はいいから、さっさと金庫開けちゃうわよ!金庫〜金庫〜!」
「ニコ、はしゃぎすぎ。ハイタッチもしてくれない」
「それなら後でたくさんしてあげるわよ!」
「親分…今だからいいんだと思うぜ…」
『ニコ、開けるにはまだ問題があるんだよ』
リンさんがそう言うとニコさんの動きが止まる
どうやら彼女が言うには、さっきのハッカーのせいで脱出用のデータが消されてしまってホロウから出るためのルートが使えないらしい
「そ、そんな…せっかく見つけたのに…」
「モニカ様とデートすらしてねぇのに…」
「新作ハンバーガー食べとくべきだった」
「……能力を使えば、出れるよ?」
『ノーネーム、さっきの話もう忘れたの?無茶は?』
「……しない」
『そう!それは本当の最終手段ね!』
別に無茶してないんだけどな…確かにホロウと外をつなぐのって面倒だけど、面倒なだけだし…
すぐに出れるようになるわけだし
『でもねニコの同意があれば出れないことも──』
「同意する!!」
「早いな親分!?」
『ちゃんと聞いてね。あの金庫には『ロゼッタデータ』に匹敵するものがある。ってそのハッカーが言ってたの。だからそれを使えば──』
「だから同意するって言ってるでしょ!」
『いいのかいニコ?それは依頼品なんじゃ…』
「生きるか死ぬかの選択を迫られてるのにそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
「……それは、そう」
「(たしか…ロゼッタデータってホロウ観測に関わるやつだったはず…そんなものがあの金庫に入ってるって……依頼人はどんだけヤバいやつなのか…考えたくねぇー)」
そうニコが言い切るとプロキシは金庫を開け、中に入っていたデータチップを持つ
これで成功するかも賭けらしいし…まぁ、最悪自分がホロウの外に連れていけばいい
そうしてプロキシがボンプのイアスの額にデータチップ挿入する…すると、ボンプが光り始めた
「プロキシ!」
「おいおい、これ大丈夫なのかよ!?」
そのままボンプが倒れた……と思ったら立ち上がって動き始めた
「て、店長?」
「プロキシ先生?大丈夫なの?」
「…着いていくしか、ない」
また操られている可能性も捨てきれないけれど、今は着いていくことしかできない
それは邪兎屋もわかっていたようで、進むボンプに着いていく。
ボンプの誘導によって全員がホロウの外に出れたことに安心すると同時にプロキシの心配が出始める
「とりあえず店に行くわよ!」
「店長!俺達ホロウから出れたぞ!」
「プロキシ先生が心配…急ぎましょう」
「…無事だといいけど」
「ノーネーム!不吉なこと言わないで!」
そう言いながらも自分の心の中は荒ぶっていた
「(え〜〜!?リンさん反応ないんだけど!?ここここ、これは大丈夫なのか…いや、本当に無事でいてくださいね!!マジで!ああああアキラさんも無事かな!?)」
「……急ぐ」
邪兎屋が車で移動するなか、自分は足に力を入れて
少なくとも車よりは速い。道路じゃなくて屋根とかを走ってるからショートカットもできてる
「猿かよ!?」
「なんであんなに速いのよ!」
「ニコ、前を見て。それに赤信号」
「関係ないわ!進むに決まってるでしょ!」
信号は守ろう?
〜Random Play〜
「プロキシ」
「うわっ!?…って、ノーネームか…びっくりしたよ」
「…ごめん、妹プロキシは?」
「感覚同期が切れなくて大変なんだ!」
「…闇医者を連れてきてる」
「(途中で捕まえてきて良かったぁ!)」
「????」*2
「そうだったのか!だったら早くH.D.Dから引っ張りだしてくれ!」
「…???」*3
「…早くやれ」
「ハイ」*4
連れてきた闇医者によってリンさんはなんとかH.D.Dから引っ張り出された
それを見たアキラさんは安心したのかソファに座り込んでしまった
すぐに対応してくれた闇医者には多めに金を払っておいて帰らせる。金額を見た闇医者はとんでもない笑顔だった……気味が悪いくらいの笑顔だった
「それにしても、ニコ達はどこにいるんだい?」
落ち着いたアキラさんに言われて思い出した。そういえばあの人達は車だった
「……置いて来ちゃった」
「本当にね!」
「ノーネーム!お前早すぎるぜ!」
「プロキシ先生。大丈夫なの?」
邪兎屋のみなさまが遅れてやってきました。置いていったのは申し訳ありません
にしても、思ったよりも到着速いですね?……え?信号を守ってない?…………それは守ろうよ
「そうだ、みんなにも伝えておかないとね」
そう言いアキラさんは邪兎屋にもリンさんが無事であることを伝えた
「そう、なら良かったわ」
「不安も無くなった」
「店長〜無事で良かったぜ〜」
「それで、君たちにはこの件のことを調べて欲しいんだ。あのデータチップが何だったのかをね」
「任せて!そんなのすぐに調べてやるわ!」
「プロキシ先生、ニコはこう言うことによって先生へのツケを減らしてもらおうと考えているわ」
「ちょっとアンビー!余計なこと言わないの!」
「……自分も、調べる」
「あぁ、ありがとう……さて、今回の依頼はこれで一旦完了でいいのかな?」
「もちろんよ、あの金庫に関してはあたしらに任せなさい!」
「…妹プロキシによろしく伝えといて」
「あぁ、わかったよ………ノーネーム?無茶は?」
「……しない。できるだけ」
「ノーネーム、ちゃんと約束して」
「…ぜ、善処する」
「まぁ、及第点だね。またね」
「……ん、また」
最後の方に色々ありすぎたけど、一旦依頼は完了。邪兎屋に依頼料をもらおうをしたけど
「えぇ!?この状況でそれ言う?」とか言われそうだったし、言われたら何も言い返せないので依頼料をもらえていません。
明日にでも言ってやろうかな?……いや、今日は話しすぎて疲れた…やっぱり休もう
戦闘よりも会話にエネルギーを消費しちゃうのなんとかならないかな……
「ただいま」
そうして、自分の長い長い………本当に長い1日がようやく終わった
ちなみに、話しすぎたせいか、次の日の喉の調子は最悪だった
不定期更新にも程がある!と言われるであろう投稿頻度になるので知っておいてください
これで序章は終わりですが、各章のお話の全部にでるわけではありません。
各章でところどころ出ていく感じのお話にするつもりです!
ちなみに今のところ、能力は全部で3つ出す予定です(変更の可能性あり)