イナズマイレブン〜既存プレイヤーの馴染み方〜 初代編   作:ズズズ

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特訓がイナイレで一番大事!

 

 

 俺!矢波 推 矢を放つの「や」に波風の「なみ」推進力の「すい」で矢波 推だ、そんな俺はついに社会人初日という一大イベント中に事故にあってしまったんだ。

 だが起きたらなんとびっくりどうみてもイナズマイレブンのタッチの中学生になっていた…勘違いではないかと一応念のためガラケーで調べたら雷門中に通ってるそうで確定と言っていいかな?

 

 これから緊張のあまり吐きそうな社会人生活を送らずに済んだのは良かったのか悪かったのか…しかしせっかく転生、しかも超次元な世界にこれた以上は楽しまなければ損というもの、早速サッカー部に入部しようかと考えたわけなんだが、最初から入るより技覚えてから行った方が熱いのではないか?と思った

 

 というわけで早速特訓、基礎体力を付けるべく俺は土日の朝から河川敷のランニングへ向かった。

 

 ランニング中、河川敷にはマコちゃんたち稲妻KFCの子たちが練習をしている姿を発見した。

 

「やっぱイナイレの世界‥今確信もったわ、てか確信無しで見切り発車してる俺結構アホか?」

 

 せっかくだし彗星シュートを拝むべく練習試合風景を見学することにした

 

「見れるかな〜彗星シュート、この頃からもう習得してるのかわからないで見学しちゃってるけど」

 

 そもそも彼、彼女らの練習がかなり本格的だ、イナズマイレブンはたしかに超次元な戦いが主だが確かなサッカー技術が求められるのも事実サッカーは中学の頃に齧った程度の俺では即戦力になるには技を持っていなければと改めて思った

 

 そしてその時が来た

 

「彗星 シュート!」

 

 マコちゃんから放たれる輝くロングシュートがネットを揺らす、つい俺も興奮してしまった

 

「うぉぉぉぉお!彗星シュート!なんだあの跳躍力、あっちぃぃ!」

 

 がっつり叫んでしまった、突然近くで叫んでいる俺をKFCの子達が注目し始め、監督の会田さんが近づいてきた

 

「お前さん、サッカーやってるのか? へへっ、マコのシュートに驚くのも無理はねえ、大した跳躍力だからな。……立ち見もなんだ、もしよかったら少し混ざっていきな」

 

 初めて原作のキャラに話しかけられ心臓バクバクだがせっかくのチャンスを逃す手はない

 

「ぜひ!よ、よろしくお願いします!」

 

 そして予期せず原作に少しだけ関わることに成功した

 

 KFCの子たちと練習しながら考える、まずはどのような技を習得しようか、オリジナル技なぞ成功するかわからない以上今やるべきでは無い、それこそ熱い展開、熱い特訓の末習得するものだ。初期習得の技では無いし、そもそも出来るかもわからない、とはいえ原作の技を先出なんてのはしたく無い、なら一旦Goの技を練習してみようか

 

 などと考えているとMFの池尻くんにボールを取られてしまった

 

 やはり経験の差が年齢、体格以上に出ている、がイナイレの世界はかなり鍛えれば実力がつくタイプの世界、ゲーム軸かアニメ軸、漫画軸かはわからないが特訓が実るのは確かだ。

 とりやえずはここに混ざれた以上実践的な特訓もしやすくなったかな?

 

 そんなことを考えていたらこちら側のゴールにマコちゃんの彗星シュートが決まる、それを見て少し技の方向性が決まった気がした、とりやえずロングシュートを鍛えてみよう、特に彼女といううってつけの見本がいるのだし

 

「いやぁマコちゃん上手いね、しかもこの歳で必殺技まで」

 

 彼女を褒めると誇らしいように胸を張り

 

「そうでしょ!お兄さんは必殺技まだ無いの?」

 

「う、うんでもせっかく君の技見れたからロングシュートの技を練習してみような〜」

 

 ロングシュートそしてGoのなんとか習得できそうな技…俺はゲームでGo以降プロトコルオメガの技ばかり使ってきた、そこから導き出される答えは、やはりシュートコマンド06プラズマボールだろう、プラズマボールはシュート挙動もシンプルだし使い勝手も良い、最初の技としてとても正解に近いと思えた、ガウスショット、スピニングトランザムも悩んだけどっ(コマンド技大好き民)

 

 色々考えているとマコちゃんが不思議そうにこちらに話しかけてきた

 

「どうしたの?何か考え事?」

 

「うん、必殺技を考えててね技のイメージが固まったから次から早速練習していくよ」

 

 まずはボールを上から踏んで、浮かせて、放つ!

 

 しかしシュートは威力が高まる雰囲気はあったもののただのシュートだった

 

「あっれぇ?こんなんじゃなかったっけ?もう一度!」

 

 そうしてあまり成果が出ない中特訓は5時のチャイムが鳴るまで続いた

 

 会田さんにお礼を伝えに行こう

 

「会田さん、今日はありがとうございました!」

 

 会田さんは笑顔で返してくれた

 

「いいんだよ、あの子たちもいい刺激になっただろうしな、あとお前さんにせっかくだからアドバイス、ボールに回転を意識してみ、そうすればもっと弾即を維持できるぜ、たぶん」

 

 なんとアドバイスまでくれるとは、確かに納得いくわ

 

 ――よし、イメージは固まった。明日からしっかり技を練習して、なんとしても帝国戦までに間に合わせなきゃな!

 

………

 

 

 そんなこんなで2日目、早速練習と言いたいところだがプラズマボールを習得するにも流石にまたあそこでお世話になるのは図々しすぎるわな…、!そうだ雷雷軒、あそこのラーメン食ってみたかったんだよな、息抜きプラス響木監督に顔合わせもかねて食いにいくか!

 

 てなわけできました商店街アーケード、ここ何度もきたが円堂守伝説の時に1した時迷ったんだが、うん広いわここ迷った。

 

 数分迷っていると路地裏からヤンキーたちが見えた、ヤンキー…つまりサッカーバトル!思いついたら速行動をしてしまったのを今は後悔している

 

「あぁ?んだテメェ何見てんだ」

 

 ヤンキーが鋭い眼光で見てくる、怖

 

「ふっふっふ、ただ見ていただけなんだがせっかくだしサッカーバトルしません?」

 

「あ?お前1人でどうやってサッカーバトルする気だよ?」

 

 

 ………あ、やっべ

 

「てめぇ舐めてんのか?1人で4人相手にしようだなんてよ」

 

 首根っこ掴まれて壁にぶつけられる、痛い完全にゲームの気分だったけど現実なんだわそういや、本当にしくったかも…

 

 すると遠くから強烈なシュートがヤンキーの頭に直激した

 

 こ、これはまさか…

 

「お前たち、4人でよってかかって1人を相手に恥ずかしいとは思わないのか?」

 

 ご、豪炎寺〜!豪炎寺に助けられるとかすごく感激なんだけど初対面こんなダサいところで見せたくなかったぁ…

 

「サッカーか…いいだろう2対3だ」

 

 あ、さっきシュート打たれたヤンキーが伸びてる、すげぇシュート…

 

「いいぜ相手になってやるよ」

 

 そう言ってヤンキーとのサッカーバトル(異例の2対3)が始まった

 

「豪炎寺さん…よろしくおねがしまふっ矢波 推です」

 

 やべ噛んだし名前名乗ってもらってないのに豪炎寺さん呼びしちゃった

 

「なんだ、俺のこと知ってるのか、まあいい始めるぞ!」

 

 とりやえずこちらが先行、ボールを豪炎寺に渡してスタート、やっぱ身のこなしがすごい、豪炎寺は2人がかかりのブロックを軽々の抜けた、こちらにパスが渡ってくる。

 

 ど、どうしようかプラズマボール完成してないし、さっきのヤンキーは向かってくるし…考えてる暇ないか?とりやえずゴール周辺にはキーパーだけ、打ってみるか!

 

「おぉら!シュートコマンド06!」

 

 プラズマボール(笑)は機械音声を発生せずちょっと紫に光りながら放たれるもの大学のいいヤンキーキーパーに止められてしまう

 

 くっやっぱりまだダメか…

 

「シュートコマンド…?なんだお前必殺技でも持ってるのか?その割にすぐ止められたが」

 

 豪炎寺に話しかけられた!

 

「は、はは練習中なんです!」

 

「……そうか、こっちはキーパー無しのハンデがある。お前、ディフェンスはできるか?」

 

「一応なんでもできるよう目指してるんで!」

 

 そう言って俺は敵キーパーの投げたボールを追いディフェンスをする、くっヤンキーやっぱ動き慣れてるな、ただサッカーは流石に素人!

 

「な!?」

 

「よし!」

 

 なんとかボールを取り返して豪炎寺さんにパスをする、あの人のシュートなら大丈夫だろうと彼のシュートを眺める

 

「よくやった、あとは任せろ!」

 

 そう言って豪炎寺さんがシュートをする、残念ながらファイアトルネードではなかったが必殺技でないというのに簡単にゴールを決めてしまった、サッカーバトルに負けたヤンキーは倒れたもう1人を連れて逃げていった

 

「豪炎寺さん、ありがとうございました」

 

「別にいい、俺が勝手にやっただけだ、ただ特別だ俺はもうサッカーは辞めたんでな」

 

 そっかこの時期はまだそんな感じだっけ、んじゃ深くは聞かないほうがいいか

 

「そ、そっかもったいないけど人には色々事情あるしね、じゃあありがとう!」

 

 そう言って去ろうとすると豪炎寺がさらに話しかけてきた

 

「逆にお前はなぜサッカー部に入っていない、そのジャージ雷門中のジャージだろ」

 

 おっとそんなことを聞かれるとは、まあ確かに不自然か、理由はまだ今の実力で入ったらカッコつかないからだけどそのまま話すわけにはなぁ

 

「まああのサッカー部人数少ないみたいでグラウンド使えないし、だったら他のところで練習してるだけでいいかなって、それだけ!今日はありがとう!」

 

そう言ってここを後にし家路に着く

 

あれ?ラーメン食いに来たのに結局見つけられず帰ってきちまった、まあまた今度いいか、いいもん見れたし!

 

そう言って次の日執念で雷雷軒を見つけ出してラーメンを食べたが、響木監督はただ黙々と鍋を振るだけで、特にイベントは何も起きなかった。世の中そんなに甘くない。

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