元探偵で怪盗のヤンデレ彼女と僕   作:ムツヒロ

2 / 2
続きじゃ


卑猥なことや嫉妬は水で流したい

「ふぅ……なんとか終わったか」

 

 

日曜のお昼過ぎ。ピーク時を乗り越え一息ついた俺はタオルで汗を拭く。

 

 

「宏太、遅くなっちまったけどお昼休憩行ってきていいぞ」

 

 

「はい、わかりました」

 

 

店長に休憩に行くよう言われ缶ジュースとお昼ご飯のホットドッグを持って近くのベンチに座って食べることにした。

 

 

「はむっ………んぐっ………」

 

 

飲み食いしながら公園内の様子を見る。

親子で遊んでいたり犬の散歩をする女性、老夫婦が仲睦まじく談笑していたりなどいつもの日常の光景が広がっている。

 

 

「はぁ……平和だな~」

 

 

のほほんとそんな気分でいる俺。そんな時だった。

 

 

「宏太くーーーん!!!」

 

 

「んっ?この声は………」

 

 

聞いたことのある声がして声のするほうを見ると………

 

「やーーーっと見つけた!!」

 

 

「エリザ先生!?」

 

 

現役高校生の新人ミステリー小説家である来栖エリザ先生が走って俺の元までやってきた。

先生はうちの屋台の常連なのだ。

 

 

「はぁ……はぁ……探したよ」

 

 

「どうしたんですか急に?」

 

 

「いや、実は今度出す作品に出てくる新キャラが高校生の男の子なんだけど……男子高校生ってどんな感じにすごしてるかわからないから現役男子高校生の宏太君に取材して聞いてみようかと思って探してたんだ!」

 

 

「そうですか………いいですよ。じゃあ、その辺歩きながらしましょうか」

 

 

「わかった!じゃあ、よろしくね!」

 

 

そういうことで取材を受けながらエリザ先生と散歩することにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・)

 

 

 

 

 

 

 

「と、まぁそんな感じで過ごしてますよ」

 

 

「ふむふむ、なるほどね………」

 

 

エリザ先生からの質問を受け答えをしながら公園内を歩き回っている。

 

 

「ありがとう!これでいい作品が書けるよ!」

 

 

「それはなによりで」

 

 

先生は取材を終わえると手帳を閉じて鞄にしまう。

よく見ると先生の目の下うっすらクマができてるな。徹夜で原稿書いていたのかな?

 

 

「じゃあ、おれそろそろ戻らないと行けないんで」

 

 

「あっ、ちょっと待って!最後に付いてきてもらいたいところがあって………」

 

 

「??」

 

 

なんだ?付いてきてほしいところって?

 

 

「どこですか?」

 

 

「えっとね………あそこなんだけど………」

 

 

「!?あそこって………」

 

 

先生の指差した方を見るとそこは少し汚れている公園内に設置されている公衆トイレだった。

 

 

「こ、公衆トイレ?なんでまたあんなところに?」

 

 

「ふふふふっ……それは新キャラの男の子が公衆トイレの個室で札束が入ったカバンを見つけてそれを拾おうとしたら背後から何者かにクロロホルムがついたハンカチを嗅がされて眠らせて………ふふふふっ」

 

 

不気味な笑みを浮かべる先生。やっぱ徹夜して寝不足でおかしくなってるよこの人!!

 

 

「なにか起こりそうな公衆トイレはミステリーの鉄板だからね………」

 

 

「いや、どこかがですか」

 

 

「男の人と一緒に入れば問題なし!じゃあ、行こうか」

 

 

「ふぁっ!?」

 

 

腕を無理やり組まされ公衆トイレに連れて行こうとする先生。

 

「は、離して!!」

 

 

無理やり腕を離そうとするが離れない。この人なんか力強くない!?アドレナリン出まくってそうなってるのか!?

 

「公衆トイレは君さぁ~!色々出して~!」

 

 

なんて卑猥な替え歌を歌いながら俺を男子トイレに連れていく先生。誰か止めてくれーーーーー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ………疲れた………」

 

 

疲労MAXでベンチに座る俺。

あのあとなんとか先生の暴走を止めバイトに戻り夕方までドタバタ働いていた。

 

 

「やべぇ……眠気がどっと来た………」

 

 

今日はいつも以上に疲れたから………な………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・) (・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………………」

 

 

ベンチで寝ている宏太を見つめる私。

 

 

「こんなところで寝ていると風邪引くわよ?」

 

 

そう言ってもぐっすり寝ているから聞こえないわね………

 

 

「しょうがないわね………」

 

 

私は彼の後ろに回り抱き着いた。

 

 

「あったかい………」

 

 

これが宏太の温もり………やっぱりあなたは太陽みたいな人ね………

 

 

「……………彼女となにしてたの?」

 

 

昼間に屋台に行こうとしたら宏太がいなく店主さんに聞いたら休憩しているって言われて探し回っていたら彼が女の人と公衆トイレに入っていくのが見えた………

 

 

 

「若い男女があんな小汚いところに行くなんて………もう如何わしいことしたに決まってる」

 

 

あんなことこんなこと、ドラえもんみたいにしてたんでしょ?日曜日のサンデーに?Weekend Loverなの?

 

 

「………私はあなたのことが好きよ?」

 

 

私は彼の耳元でそう囁いた。寝ているから聞こえないから言ってもいいわよね?

 

 

「宏太、あなたは私の光…………」

 

だから他の女とそんなことするのは…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユルサナイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ラブレター回どうしよう?もうすごいことになるかもしれないね!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

アルカナ・シャドウは仮面の戦士の夢をみるか?(作者:ほろろぎ)(原作:名探偵プリキュア!)

 有森恭司(ありもり きょうじ)はキュアット探偵事務所に居候(いそうろう)中の、どこにでもいる記憶喪失の青年だ。▼ 事務所をたずねてきた二人の少女──あんなとみくるとの出会いで彼は、夢の中で戦う戦士『仮面ライダーゼッツ』の力を手にする。▼ ゼッツの力を危険視する謎の少女、『キュアアルカナ・シャドウ』は恭司のことを知っているような様子で……。▼※たんプリ本編2…


総合評価:277/評価:9/完結:9話/更新日時:2026年08月22日(土) 22:01 小説情報

帆羽くれあヤンデレ概念(作者:あわわぜ)(原作:名探偵プリキュア!)

▼普段は清楚で大人びたお姉さんキャラが、好きな人にだけちょっと重めの愛を向けてくれる。そういうのってなんかいいよねって話。▼普通に一発ネタです。


総合評価:1356/評価:9.08/連載:13話/更新日時:2026年09月26日(土) 00:43 小説情報

仮面ライダージョーカー&名探偵プリキュア!(作者:究極の闇に焼かれた男)(原作:プリキュア)

〜あらすじ〜▼これは失踪した幼馴染を探す探偵にして仮面ライダーでもある少年──【鳴瀬翔太郎】と、時空を超えて出会った2人のプリキュアが紡ぐ物語。▼以下、入り切らなかったタグ一覧▼・オリジナル回あり▼・オリキャラ多数登場▼・オリジナル展開あり▼・オリジナルドーパント登場予定▼・原作一部改変


総合評価:370/評価:8.9/連載:20話/更新日時:2026年09月24日(木) 08:40 小説情報

名探偵と死なない少年の話。(作者:HakuGozira)(原作:名探偵プリキュア!)

▼ ひょうんな事から2026年から1999年のまことみらい市と呼ばれる場所にタイムスリップした少年ユウトは、右も左も分からない無知の中で、唯一与えられた能力は不死。▼ 少年は、不死の力で自分を救ってくれた二人の少女を救う為に頑張るお話。▼ 因みに、体を張って彼女達を助け続けたユウトは見事に多数の少女の脳をこんがり焼いた状態とする


総合評価:744/評価:8/連載:6話/更新日時:2026年09月07日(月) 00:04 小説情報

魔法科高校のかぁいい教祖くん(作者:妃白)(原作:魔法科高校の劣等生)

過去にいろいろ、本当にいろいろあった結果死んでしまった男の娘君が神様に転生させられて教祖になっちゃうお話です。▼いろいろあったのでかなりめちゃくちゃで過去に行って姉妹を救ったり死者蘇生したり召喚魔法使えたりします。▼今のヒロインはオリジナルヒロイン、四葉真夜、北山雫、司馬深夜、桜井穂波です。▼ここから増えるかもかも。▼作者は語彙力皆無なので変な点、言葉遣い、…


総合評価:93/評価:-.--/連載:2話/更新日時:2026年08月11日(火) 01:11 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>