激しい戦いは幕を閉じた。
「幻想大決戦、勝者、フランドールスカーレット!!!」
射命丸のマイク越しの声は、頭に響くほどうるさかった。
観客席が湧き上がる。
あの最強組が初戦敗退。
月の道具使いと、月の民の戦い。
紅魔の吸血鬼同士の戦い。
そして、永遠の強者の輝夜と、幼き最強のフランの戦い。
「いやぁ、いい戦いだったねぇ、私の魂も喜んでるぞ!」
地底の宴会鬼も観戦していたようだ。
「そうだねぇ、じゃぁ、宴会を始めないかい?」
山の四天王、伊吹翠香だ。
ここには、この二人が集まれば宴会が始まるという決まりのようなものがあるのだ。
「もちろんだ!」
霧雨魔理沙が一歩先に乗り出た。
全員が舞台におり、宴会の始まりだ。
そして、少し落ち着いてきた頃、
「せっかくだ、翠香、私らも戦わないかい?」
勇義が勝負を仕掛ける。
「もちろんさ、何でやるっていうんだい?」
それに乗る。
「そりゃあ、宴会芸だ!ここをよえりわかせれたやつの勝ちといこうじゃないか」
「お、楽しめそうだなぁ。どっちからやるんだい?」
さっきまで落ち着いていたみんなが、一斉に振り向く。
「同時だ、正々堂々やるのが勝負のルールさ」
同時に技を放つ。
「三歩必殺!」 「一百万鬼夜行!」
お互いの大技は、傷つけるものではなく、芸としてはなたれる。
激しい光で宴会場は飾られ、再び熱気を取り戻す。
今夜の宴会は夜明けまで続いた。
そして、解散したのち魔理沙は、帰りながら思っていた。
この戦いはちょっとした思いつきでやったものだったが、
『やって正解だった』と。
勝つものがいれば必ず負けるものもいる。
勝てば、負けないように次頑張れるし、
負けたなら、次勝つために頑張れる。
そして、戦いは本気でやればやるほど思い出に残る。
それはきっと自分の先を彩るものとなるはず。
とくに輝夜、妹紅みたいな不老不死には、、。(笑)
勝っても負けてもお互いの思い出になればそれでいいことに気づかされた。
きっとまた幻想大決戦は行われるだろう。
そして、、、、
ー紅魔館地下ー
「なんだろう、このプレゼントされたキラキラな石、、」
フランは景品を眺める。
「魔力がいっぱい詰まってるなぁ、、壊れないや。」
つつくが、壊れるどころか、傷ひとつつく気配がない。
「これ、どうやってつかうのかなぁ、、」
ライトを当てて見たり、水の中に入れても変化はない。
「また明日にしよ。」
フランは、ベッドの隣に石を置いて眠った、、。
石は、優しい光で包まれていく。
この石のお話はまた今度になる。
これにて第一回幻想大決戦は終わりを迎えた。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
第二回や、サブストーリー(伏線)の件については、別の物語になります。
ーしくみー
東方二次創作〜
と、書かれているものは、この大決戦のお話の世界線となっております。
ほかに、東方〜
で始まるものは、この大決戦とは別の世界線か、時系列になっているのでご注意ください。
では、またそのうち書きます。 幻想大決戦ー完ー