咲夜と妖夢の戦いが終わりを迎え、二人は観客席へと戻った。
舞台上に冷たい風が吹く、、隙もなく文の声が響き渡る。
「いやぁ、良い試合でした!!
では、次の試合の組み合わせ発表です!」
第二試合
蓬莱山輝夜vs藤原妹紅
「長年の因縁の相手同士、ここで決着がつくのか!?
では、準備出来次第舞台上へ!」
観客席にいる妖怪や、妖精たちがざわめく。
前の試合とは全く違う圧力で会場全体が覆い尽くされる。
「まさかお前が相手だとはね。輝夜。」
「あら?今回はイベントよ?そんなに怖い目をしなくても良いじゃない。」
何百年も争ってきた不老不死同士の戦いが今始まる。
「試合開始!!」
その合図と同時に涼しい夜の風が妖炎の熱風へと変わる。
「自滅大旋風!」
青白い業火で舞台が覆われる。
しかし、輝夜は避けようとしない。
「火鼠の皮衣ー焦れぬ心」
上空から炎が降り注ぐ。
激しい炎と炎のぶつかり合いだ。
「くっ、ダメか。リターンインアニメーション」
一瞬で元に戻り、空へ舞い上がり、
「鳳翼天翔!」
不死鳥の形の弾幕を放つ。
輝夜はそれを見て、まるで楽しむ子どものような表情を浮かべた。
そして弾幕をまるですり抜けるかのように避けていく。
永遠と須臾の力だ。
そして、空間が波立つ。
「燕の子安貝ー永命線!」
複雑な軌道を描く弾幕が展開される。
が、
「お前は100年前から毎回その技の順だよな、舐めてるのか!
凱風快晴フジヤマヴォルケイノ!」
マグマのような赤い弾幕を放ち上げる。
舞台の表面が溶けるほどだ。
「舐めてるわけじゃ無いわよ。
少しずつ強くなる技の真を楽しんでいるのよ」
輝夜の髪の先端に攻撃が当たり、少し髪を焼かれた。
かぐやの言葉を聞いた妹紅はさらに火力を上げていく。
「あぁ、そうか。なら楽しめないぐらいのものをくれてやるよ!」
妹紅の周りにオレンジ色のオーラがまといつく。
「不死鳥憑き!」
舞台は激しい爆炎で覆われた。
激しい熱風で周りの木々の葉が少し焦げていく。
不老不死同士の戦いに容赦はなかった。
それは、輝夜も同じことだ。
「蓬莱の玉の枝ー虹色の恐怖」
妹紅を囲むように、激しい虹色の弾幕が放たれ、
ゆらめく炎が風もほとんど吹いていないのに不自然に消えていく。
「今回は初めて炎を消したな。」
妹紅は虹色の弾幕を炎をまとって回転することで全て弾き飛ばした。
「貴方こそ、初めてその弾幕を弾き飛ばしたわね。」
二人の間に一枚の紅葉が舞っていた。
「、、私はこの勝負を降りる。」
輝夜はそれを聞いて驚く。
「どうして?いつもはしつこく追いかけてくるというのに。
珍しい。」
「これ以上やっちまったら決着がつくだろ?
私たちの決着がつくのはこんな見られてるイベントじゃなくて、
森の中とかがぴったりだと思わないか?」
「確かにそうね。じゃあ、今日はここまでに。」
「決着ですか?えーっと、、これは、、」
射命丸がどっちが価値かを迷っていた。
そして、輝夜が負けを宣言しようとした時
「私の負けだ」
妹紅が負けを宣言した。
「わかりました、では、勝者蓬莱山輝夜!」
またそのうち投稿します。