ちょうど今が午前0時になった頃だ。
今夜の月はやけに綺麗に見える。
「相打ちですか、これもまたいい!」
射命丸は心を打たれている。
「では、次の試合へと移りましょう!」
第四回戦
博麗霊夢vsレミリア・スカーレット
月が紅く輝き始める。
「前回は負けたけれど、今回はどうしても負ける気がしないわね。」
紅魔館の主の圧力で会場が支配される。
「あんたが勝手に負けたんじゃなくて、私が負かしたのよ。」
霊夢は嘲笑っている。
「言ってくれるじゃない。実力で見せてやるわよ。」
二人は舞台の上へと上がった。
「では、試合開始!!」
夜空が真紅で染まる。
「スピニング・ザ・グングニル!」
激しい神力を持った槍を出す。
「今回は初めから本気で行くようね、」
レミリアは容赦なく投げつける。
「二重結界!」
霊夢は頑丈な結界で防御する。
が、
ピシ、、
結界にヒビが入った。攻撃は弾かれることなく突き刺さった。
「なっ!?」
レミリアはそのタイミングを見逃さず、突き刺さった槍に向かって追撃する。
パリィィン、、
二重結界が初めて破られた。
「くっ、一体どういう仕組みかしら?」
霊夢はギリギリで攻撃をかわす。
「簡単なことよ。アイスピックと同じ原理よ。」
霊夢は驚きをかろうじで隠す。
どんな攻撃ですら跳ね返してきたというのに、、、。
「ふぅん、少しは賢くなったようね。
だからといって、この程度じゃああんたに勝ち目はないわよ?」
指をさす。
「戦い中にそんな言葉は無用よ。力で見せるまで!
ミゼラブルフェイト!」
追尾する鎖を飛ばす。
「随分とトリッキーな技を持ってるわね、
なら私もよ。 陰陽宝玉!」
陰陽玉を跳ね返らせて鎖を弾いていく。
「よく跳ねるバウンドボールね。」
レミリアはまだ余裕を持っている
「随分強気なのね?吸血鬼の餓鬼が、」
挑発してみる。
「そんな挑発なんかに乗るわけないでしょう?
吸血鬼幻想!」
弾幕のナイフが高密度で飛ばされる。
レミリアは霊夢の動きをじっくりと見ている。
「同じ技なんて喰らうわけないでしょう?
夢想封印!」
カラフルな大型弾幕を放つ。
「そっちこそ同じ手じゃない?」
弾幕を消されることを理解した上で、グングニルを持ち、近距離の攻めに切り替える。
「人間が簡単に空飛んでんじゃないわよ!」
グングニルを振り下ろす。撃ち落とすつもりなのか、、
「人は人でも中身がただの人じゃあないのよ!
封魔陣!」
攻撃を防ぐ。
準備は整った。
「あなたはもう終わる運命なのよ!
紅色の幻想郷!」
あの時は別格で、物理的に避けきれないようにしてある。
「くっ、残念だったわね。 夢想天生!」
「残念だなんて、あなたにそのまま返すわ!」
もう下に回り込んでいた。
「デーモンキングクレイドル!!」
あらゆる攻撃を無効化して上空に向かって猛攻を浴びせる。
「まさか!」
「勝負にならない無敵の運命、そんなもの私の前では無意味なのよ!」
無敵同士のぶつかり合い。
同時に無敵の効果が消え去り、二人は地面に弾き飛ばされた。
煙が晴れて、背中をつけず立っていたのは、、
「勝者、レミリア・スカーレット!!」
会場全体が今までにないほど湧き上がった。
魔理沙も驚きを隠せず完全に固まっている。
「あなたの結界と、陰陽玉は厄介だったのよ。
だから、最初につぶさせてもらったわ。
そうすることであなたは私の高密度攻撃に夢想天生を使うしかなくなったのよ。」
「ふっ、今回は完全にしてやられたわ。あんたの勝ちよ。」